シクル・マーモット(Cycles Marmotte)

千葉県松戸市のロードバイク専門ショップ~江戸川左岸サイクリングロード20kmポストのすぐ横!松戸駅西口からも600m

Le café oursblanc 263 東日本大震災より7年 (岩手県&宮城県)

2018年03月11日 | ☆ Le Cafe Oursblanc ☆

   

 平昌Paralympicも始まり、村岡選手&森井選手銀メダルおめでとうございます!

<追記  村岡選手、日本人冬季Paralympic史上最年少金1銀2銅2の5メダルBravo! !

朝日新聞朝刊スポーツ面連載中、「香取慎吾とみたパラリンピック」も毎回楽しみに拝読中。

平穏な時の有難味を感じていますが、本日3/11で東日本大震災より7年。

今年も「Yahoo!JAPANさん-3.11企画- いま応援できること。」で3月11日に「3.11」と検索すると、

ひとりにつき10円が東北復興に携わる団体に寄付されます。 そして羽生選手スケート靴がすごい額に...!

 

期限付き業務で追い込まれているにも拘らず、又してもの長文をご容赦下さい。

昨年はイベントに絡めず、夏季休暇で大洗→仙台→塩竈→南三陸町気仙沼陸前高田をお訪ねしました。

恒例弾丸旅で仙台と塩竃は写真を撮影しなかったのですが、2014年時お訪ねを覚えていて下さった

マルヨ鈴木商店さん(仙台出身店主お父さんの御眼鏡にも適う笹蒲鉾!)とお話し出来た事も良き思い出に。

皆さんそれぞれのペースで、前に進まれているご様子が嬉しかった。

 

中でも2012年ツールド三陸時からお付き合いさせて頂いている気仙沼の山長小野寺商店さん

ご店舗が新たな場所(気仙沼市東新城1-7-5)で本設OPENされた事は本当に感慨深かったです。

震災後現地を初めてお訪ね時の記憶は強烈で、自分の中で陸前高田と気仙沼はご縁のあった

定点観測地点みたいな場所。年1回行けるかどうかですが又お訪ねします。

写真1は、陸前高田「がんばっぺし!」Tシャツと小野寺商店さんに頂いた「海ごはん」Tシャツ。

 

NHK仙台さん2/4東北地方放送の3/10再放送「被災地からの声 岩手県陸前高田市」で

2012年6月時更地になった市街地で一軒だけ営業されていた農機具店、

中和野地区の紺野さん(現在76歳)のmessageが大変印象に残りました。

「希望を持って残された人生あと10年」(2012年6月)をあと10年再延長したいとの事で、

「芸(機械を直す技術の事)は身を助ける」。素敵な笑顔でした。


一方注意深い経過観察の必要性を感じたのは、「震災から歳月が経った今でも

心のサポートを必要とする子供は1万人を超える」という事実。

3/10NHKスペシャル「誰にも言えなかった~震災の心の傷 母と子の対話~」で拝見。

繊細なお子さんの心には津波に巻き込まれた恐怖や身近な人達の死という状況が

許容量overになる事と、表面化する時期が様々という事が拝察できました。


同局「鶴瓶の家族に乾杯」3/9放送「震災から7年 宮城県利府町ぶっつけ本番旅」で、

ゲストの伊達公子さんが高校生おすすめのパン屋さんで出会われたご家族。

12,10,3,2歳の4人のお子さんを育てられているお母様が7年前隣町の多賀城で

車中津波に遭遇し金網によじ登って胸の辺りまでの水に浸かりながらご近所の方に

救助してもらったというご経緯と、その事を他の地域で地震が起きた時などに

お子さんを含めてご家族で話し合われるそうです。


「いろんな偶然が重なってうまい具合に生かされたので

 まだ死ぬ時じゃなかったと家族で言って

 子供達には自分の好きな事を頑張ってしてもらうという話をした」

多くを語られないのに、何て強いお母様なのかと思いました。

お母さんの側で3&2歳の弟妹さんの面倒を見ていた12歳のお兄ちゃんは、

伊達さんとお話された事で中学でテニス部に入りたいと後日談で話されたとの事。


又同局3/10放送「こころフォトスペシャル 子どもたちと歩んだ7年」で拝見した

気仙沼市でご実家精肉店を女手で切り盛りされているお母さんと息子さん(震災時10ケ月)。

車で避難中ご主人様と2歳のお姉ちゃんとともに津波に流され、お母様と息子さんは

流れついた建物で助かり今もお姉ちゃんは発見されていらっしゃらないそうです。


ご自分のご実家である精肉店を継いでくださっていたご主人様に代わって、専業主婦から

事業主になられたお母様のご苦労は如何程かと思います。

「すんごい頑張ってちゃんと最後まで生きたらあっちで又2人に会えるかな」

「会えるって信じて頑張って生きるよ」と仰るママをどう思うか尋ねられた息子さんは、

「なんかカッコイイ」「津波(+その後の事も含めてに聴こえました)にも耐えてすごいと思う」。


前進するペースはそれぞれ違っていて当たり前。

利府町(大野さんと子どもたちの未来絵画展を見るため朝1シャトルバスで伺いました!)と

気仙沼市のお母様達、陸前高田紺野さんの考え方にはすごいヒントが隠されている様な気がします。

添付写真2&3は、2014年5月母の日小旅行で出かけた復興応援ツアー時の唐桑番屋プロジェクトで

建てられた気仙沼唐桑半島牡蠣小屋(過去記事)と鹽竈神社の天然記念物「鹽竈ザクラ」。

仙台も、いつか(パレードだったりして)ゆっくりお訪ねしたいなと思います。

後記事、東日本大震災より7年(福島県)に続きます。

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