クレール美容室の独り言

近年は女性の抜け毛や薄毛が増え続けています。それらの予防にために安全な美容施術やヘアケア商品の開発を行っています。

CMに偽りありですか?

2019年01月20日 | ヘアケア
今日はテレビを見ていたら久しぶり利○カラーシャンプーのCMが目につき驚きました。

この製品についてはシャンプーもトリートメントとも「染まらない」とお客様から良く聞かされます。

興味のない私は今日CMを見て笑ってしまいました。

このCMは美容師だけではなく、素人さんが見てもわかると思いますがビフォーアフターがあまりにも違うのです。

それは見るからに生え際の白髪が本物ではなくホワイトワックスなどを塗っている状態であると思えるからです。

その理由は生え際の白髪があまりにも白いからです。

簡単に説明すると一般に白髪は白いと思われていますが、実は白髪のメカニズムはメラノサイトの部分が気泡となり透明なっているのです(白髪は透明なのです)

だからテレビのスタジオであのように白髪をアップに撮影すると全てが白髪でない限り白髪を透して黒が見えるため、あのように真っ白には見えずグレーに映るはずです。

これはシャンプーやヘアケア製品の撮影現場に携わる人なら直ぐに見破れるはずです。

つまり、このCMのカラクリは白髪のある方(モデル)にヘアカラーなどを施し、分け目にホワイトワックスなどを塗る。

そしてビフォーではその状態を映し、アフターではホワイトワックスを塗っていない状態を映します。

その証拠に、ビフォーでは手鏡を持って、ただ分け目を見ている姿を映しますが「綺麗に染まりました」と言う時だけ髪をかきあげて中の方まで映しています。

こんな安っぽいトリックのCMを放送して消費者を囲い込もうなんて・・・

第一にシャンプーで髪があれほど染まるなら当然、頭皮も真っ黒になりますからね。

それにしても酷いCMですね。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする