クレール美容室の独り言

近年は女性の抜け毛や薄毛が増え続けています。それらの予防にために安全な美容施術やヘアケア商品の開発を行っています。

化学薬品合成の香料!

2011年11月22日 | 安全な美容を選んでね

化学薬品の合成香料が危険だと言われているけど、本当のところはどうなのだろうか

最近の合成香料は皮膚刺激や眼粘膜や動物実験などの刺激性検査をクリアしているため安全だと香料メーカーは主張しています

確かにメーカーさんによっては経口検査や眼粘膜検査、または動物を使ったアレルギー検査などをまじめに行い、クリアしているものもありますが、それを何年も常用しているデータはほとんどありません(医薬品に比べると食品や化粧品は開発期間も短く認可も簡単)

でも、問題は生分解性の悪さが気になります

先日、ペットボトルが欲しくて水を買いました(ミネラルウォーターの中身は飲みませんがペットボトルをたくさん必要とします)

ところが、単なるミネラルウォーターと思って買った物にマスカットと書かれていて、ジュースではないけど、蓋を開けると凄いマスカットの匂いがしました(気持ち悪いぐらいに)

なので水洗いしてその後、水をタップリと入れておきました

ところが何日その作業を繰り返しても匂いが取れません

そのうちにすっかり忘れて、水につけたまま約2週間が経ちました

それでも蓋を開けるとまだ蓋はしっかりとマスカットの香りがします

実はペットボトルはポリカーボネートなので溶解がしにくいけど、蓋は塩化ビニールで出来ているため表面張力が強く残留しやすいのです。

そのため、石油原料の合成香料は、生分解性も悪く、しっかりとプラスチック製の蓋を溶解し、匂いが取れにくいのです。

このように合成香料の生分解性の悪さを思うとちょっと怖いですね

現在開発の商品を含め、今まで全ての開発商品にアロマオイルを配合していますが、匂いが揮発しやすく、持続性が弱いと言う欠点はありますが、それでも安全性や安心感を求めると、それが正しい選択なのかなと思います。

特に、次回の商品に採用するアロマオイルは、その原液を手につけただけで凄い保湿力とツルツル感でビックリします(原料価格にもビックリしましたが・・・・)

そう思うと、アレルギー症や敏感肌の方は特に化粧品選びの基準に香料のことを慎重に考えることをお勧めします

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小麦アレルギーだけではないから・・・・

2011年11月19日 | 安全な美容を選んでね

石鹸のアレルギーで小麦由来成分を避けるようにと各メーカーは呼びかけています。

今日も、お客様に「昔から店長さんが言っていた事はホンマやったね」と言われました。

それは化粧品などに含まれている危険な成分が皮膚から体内(細胞内)に侵入する経皮吸収の事です。

でも、これは私が言っているのではなく、医学的に解明されている事なのです。

それを私がお客様の健康を守りたくて十数年も前から話ていたのです。

しかし、昔は「そんなバカな」と言われたり、美容師ごときがって何をいってるのって感じであまり耳を傾けてもらえませんでした。

それは、そうでしょうね。だって美容師にしか分からないシリコン被害でさへ、もう20年以上前から言い続けてきましたが、なかなか信じてもらえませんでしたから無理もありませんね(笑)

けど、危険性の高い化粧品原料は小麦由来だけではないし「小麦由来って何?」って感じにもなりますね・・・・

化学の発展により天然成分の抽出液でさへ巧みに合成されている時代だからこそ、それを見極めることが困難になりました。

ちなみに最近ではシリコンを悪者として扱われていますがヒートプロテインもシリコンを重合させている事をどれ程の人が認識しているのでしょうか?

そんな表示名称をたくみに利用しているメーカーさんもたくさんあります。

これからの時代は「自分の体は自分で守る」ために化粧品選びも真剣にしなければなりませんね。

危険性の高い原料は小麦由来成分だけではないので、この機会に厚生労働省も一般消費者に、もっと分かりやすく伝えて欲しい物ですね。

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