クレール美容室の独り言

近年は女性の抜け毛や薄毛が増え続けています。それらの予防にために安全な美容施術やヘアケア商品の開発を行っています。

時の流れを感じます

2010年03月07日 | 美容について

本日3月6日大阪のラズ心斎橋(キリンプラザビル跡地)にH&Mがオープンしました。

オープン初日は2500人もの行列ができ、大盛況に終わりましたが、今後はユニクロさんとの激しい攻防も見られそうですね。

実は私もかつてはキリンプラザビルに出店していた美容室の会社(私は梅田店でしたが)でスタッフとして働いていました。

当時はバブル期という事と大型美容室展開が流行していた事もあり、私が在籍させて頂いた会社も当時は関西では一番の規模でありました。

いま思うと、かつてのキリンプラザビルに出店していた店舗にはDJコーナーまで設置され、ラジオなどで活躍していたプロのDJなどもゲスト出演していたほどの過剰サービス(今思うと方向違いのサービスですが・・・・・)が行なわれていました。

しかし、時は流れ、今ではそんな大型チェーン店展開をしていた会社も、今では店舗の縮小を余儀なくされています。

私は、大型美容室の崩壊の影には、優れた技術を持った先輩方の独立による失客があることをたくさん見てきました。

そして、今では経営者がサロンで直接お客様に接する個人経営(郊外型サロンなど)に注目が集まっています。

それは、かつて外食産業のファミリーレストランのランチ族からオーナーシェフの個人店へと人気が移行したのと全く同じように、常に経営者がお店にいることの安心感や品質チェック(商品管理)をしっかりとしている事に消費者が付加価値を感じているからではないでしょうか?

チェーン店を増やす事や会社の規模を大きくする事は良い事ですが、それが利益の追求を優先するあまり、過剰なコストダウンにも迫られ、以前にもあったような高級料亭の偽装行為が行なわれる事は本当に残念なです(そんな経営者も初めの志は違ったはずです)

そんな事もあり、かつて経営者が人任だった大型美容室から、オーナーが責任を持って接しているサロンへと人気が移行しているのも、自然の流れなのかもしれませんね。

それにしても、あれほど人気があった美容室に勤めていた者としては、そのサロンがなくなった事も複雑ですが、今日のH&Mの出店にも時の流れを感じますね。

あと何年かすると「昔、ここにH&Mがあったよ」なんて事になるのでしょうか・・・・・

コメント
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