当店に通い始めてから髪質も随分変わりましたが、昨日は「前髪のところに黒いのが生えてきて嬉しいです。それから友達にも綺麗と褒められる」と言われました。
それから、お孫さんの髪の事についてもお話になり「物凄く傷んでいるのと頭皮がベタベタしていて何時も何か塗ってるみたい。美容室で相談したらしいけど脂を取り過ぎで余計になっているように思う」と打ち明けてくれました。
セーヌのシャンプーもお勧めしたそうですが、香りが残らないのが気に入らないそうです。
でも、それが今の一般的な意見なんでしょうね。
ヘアケア商品や化粧品にはありがちな選ばれる基準の一つに『香り」があるのですが、実はこの香りが残留する事が問題なのです。
香料の危険性についてはこれまでにも何度も書いてきましたが、最近ではより持続性を持たせるために余分な化学薬品が使われています。
これも、毛髪や頭皮の劣化の原因の一つである酸化力がある事を忘れないでほしいと思います。
『アロマの香り』などと書いていても配合表に香料と書かれている事を不思議にまた危険に思う人はあまりいないと思いますが、化学薬品は蓄積される事が何よりも危険な事なのです。
そんな意味ではセーヌシリーズは精油のみの配合だから本当の意味での『アロマの香り』なのですが天然成分だけに香りの持続性は、あまり良くありません。
それでも、それを使い始めると逆に「香料タップリのシャンプーの香りが気持ち悪くなる」と言われるようになるから人間の動物的本能とは不思議な物です。
人にはそれぞれ価値観があり、好みによって選ばれることは仕方が無いけど「シャンプー剤は頭皮や髪を洗う物である」と考えれば本来は残臭がしなくても良いと思いますけどね。
食べ物は一番に味や安全性で選ばれ、危険でも良い匂いの食べ物を選ぶと言う人は少ないけど、化粧品だけはなぜか今でもね・・・