筋膜リリースについて

最近になって『脳脊髄液マッサージ』や『筋膜リリース』など耳慣れない言葉が雑誌やＴＶに出てきましたね
今朝もＴＶで『筋膜リリース』の特集が放送されていました
これについて『日本予防医学美容家協会』会長の関先生（ＨＰをご覧下さい）は約２０年ぐらい前から女性の育毛には絶対に必要な事として、技術や理論を多くの美容師や整体師に講義を行い、そして今ではドクターのアドバイザーとして広く活躍されています

その一つの技術としてハイドロセラピーがあり、今までにも多くの女性の髪の悩みを改善してきました
また、その間に多くの方々から体の改善なども聞く事がありましたが、実は体の不調（自律神経のバランス）を整える事こそが女性の育毛の改善にとって一番重要な事なのです

例えば女性の薄毛の改善にと育毛剤が多く売られています。でも、その殆どが頭皮の老化や血流を促す物ばかりであり、それでは元気で走り回る子供たちや若年性の脱毛はどう説明が着くのでしょう？

細胞は若く、当然のように血流も良いでしょう。それどころか育毛剤の説明書には「お子様には使用しないで下さい」と書いてあるのです

この事からも推測されるように女性の脱毛は育毛剤では改善されないと言うことがわかります（一時的な抜け毛防止にはなるかも知れないけど副作用は確実にあります）

さて、本題の筋膜リリースについて、なぜ今まであまり知られていなかったのか？と言う事につて今朝のTV番組であるお医者様が興味深い事を言っていました。それは「日本の医学会ではあまり知られていなかったからです」との事です・・・

最近になってテニスの錦織圭選手が「筋膜炎」にて棄権をしたニュースで、そんな病気があるのを知った方も少なくないと思います。

それでも筋膜リリースの歴史は古く、日本の医療機関では認められていない（認めたくない？）オステオパシーやロルフィングなどの療法は筋膜へのアプローチに特化した技法の一つであり、それも安全な根幹療法である事もようやく認められて来たのかもしれません

でも、それは同時に西洋医学への限界を感じている人がふえている事もあるのかもしれませんね

私は２０年ぐらい前から関先生に「いつか、その時代が来るよ」と数々の事を教えて頂きました。そして、これまでに美頭蓋療法や頭蓋リフレクソロジー（商標登録認可）など数々の筋膜リリース法を提案して来られましたが、現在それらの技術にも注目が集まっているのも分かるような気がします

そして、その技術は小児や女性の育毛『美容育毛』のシステム確立へと進められてきたのです

※ステオパシー (Osteopathy)とは1874年にアメリカミズーリ州のカークスビル在住の医師アンドリュー・テイラー・スティル (Andrew Taylor Still)によって創始された。アメリカではＤＯ（ドクターオステオパシー）として医師免許を持つ物が行う。
※ロルフィングとは（アイダ・ロルフ博士（１８９６～１９７９）によって発見された筋膜リリースによる身体の再構築療法である。

いずれの技法も日本では医療認定を受けていないけど、代替医療としては古くから整体やカイロと同じように人気の治療法だったのです。

今回の筋膜リリースについてはどの手法が良いのかは人それぞれだけど、いずれにしてもストレスの多い現代人にとってリラクゼーションが最も有効な改善法の一つであることも間違いないのでしょうね

ヘアカラーをより安全に！

先日の「ヘアカラーをすると白髪が増えるの？」につて多くの反響がありました
目には見えない残留オキシが多くのトラブルを引き起こしていたのです
でも、その事実がわかったからこそ、それを防ぐ答えが見つかりました
『OXI-Wash』の優れた分解能力は薬剤の処理能力に大変優れ、頭皮、頭髪の健康を守るためにはとても有効なものだと思っています
クレールではヘアカラーをより安全に行うために全てのお客様に使わせて頂いております
その効果は日が経つにつれ実感できると思います

そんな時代にやっとなったのかも？

成城石井は「安くないのに」なぜ売れるのか？今日はYhooニュースにこんな見出しを見つけました
様々な角度から検証しているけど、その結論はこうまとめられていた？

「高いから売れない」は思い込みにすぎない

「高いから売れない」は勝手な思い込みにすぎない。また、高いものを買うのは収入の多い人たちかというと、決してそのようなこともない。成城石井は「ターゲットゾーン」を明確に定めてはいない。そもそも、おいしいものを食べたいという気持ちは男性にも女性にもある。そこには年齢も収入も関係ない。
実際、決してそこまで年収が多いとは思えない若い女性も、成城石井で自分へのご褒美として少々高額なシャンパンやワイン、チーズや生ハムを買っていくことは珍しくないという。
成城石井は「マーケティング」という言葉を好まない。もしマーケティング、ターゲットゾーンといったことを考えていたら、若い女性のシャンパン需要を逃してしまっていただろう。成城石井がこだわっているのは、たった一つ。それは「お客の期待にどう応えていくか」。「ビジネス」「商売」における本質である。

こんな事が記事になる事自体がおかしいと思うけど、それには世の中の商売人（特に大手が）が「安くすれば集客が見込める」とお客様を見下してきたからではないのだろうか？

以前、このブログで私は「安物買いの健康失い」なんてタイトルで書いた事があるけれど正に時代はそのようになり、そのために富を失ったマクドナルドと低価格や販売数だけに囚われず、あくまでも商品の質にこだわり富を得た成城石井に対して消費者の審判が下るのは当然の事ではないのでしょうか。

いずれにしてもディスカウントによる質の低下がなくなることを願います。

誠実な対応に感激しました

昨日、あるリラクゼーションサロンのオーナーさんにメールを送りました
すると、ご丁寧な返信を頂き、その誠実な対応に感激しました
私は、以前からこちらのお店のHPを読ませて頂いてとても共感していました

その感銘を受けた文章にはこう書いてあります（Rs roomさんのHPより引用させて頂きました。ごめんなさい）

今日現在で、リラクゼーションサロンのお店は右肩上がりで増え続けています。
私自身もその事は、よく理解した上で、独立を決めました。
理由はいろいろあるのですが、一番の理由は、この業界はあまりにも質が低いんです。
詳しいことは調べて頂ければ分かる事なので、省略させて頂きますが、ブラックなお店、グレーゾーンなお店、健全店などなど・・・。
とにかく悪質なお店が増え続け、真面目ないい店が見つかりにくく、埋もれてしまう状態です。と同時に、リラクゼーションを好きな方にとってみれば、せっかくリラクゼーションサロンに行きたいのに、ゆっくりマッサージを受けたいのに、そんないい店、いい人が見つからないというのが現在のリラクゼーション業界だと思うんです。
だから、この業界の台風の目になってやろうと決心しました。
とことん目立ってやろうと。
そして、常識にとらわれずやれることは全部やってやろうと。
広告は一切出さない。
ブログはとことんまで面白く、ブログの上で宣伝や営業は一切やらない。
私の知る限りこのスタンスでお店とブログをやっているところで、こんな店ないと思ってるんです。
おかげさまで、私のブログの読者さんが右肩上がりで増え続けて、○○○○に来て頂ける方も多くなってきました。
でも、私の夢は○○○○をもっと大きくして、この業界を洗い流してやりたいと思っているんです。
マッサージを真面目にやっている魅力あるセラピストに光が当たるように・・・。
それまでは、とことん突っ走っていきたいと思います。

この文章が目に留まり、全くその通りだと深く感銘を受けました（アンダーラインは特にそう思います）

なぜなら、自分の業界のブラックな部分について本音で語る事はとても勇気がいる事だからです。
でも、だからこそオーナーの技術がその自信から見えてくるのです

今回のお返事には「しばらくの間、営業をお休みさせて頂いております」と言うお返事でしたので、お会いする事が出来ませんでしたが、その後も誠意あるメールを送ってくださいました本当に嬉しく思います

私は、このオーナーさんの情熱が多く方の心に響き、その業界全体にもお客様にとって真の利益を提供するサロンが増える事を願っています

一日も早く営業の再開がされる事を楽しみにしています

ヘアカラーをすると白髪が増えるの？

「髪を染めると白髪が増えるの？」何ともショッキングな質問ですが、その答えはあながち間違っていると言えないようです

2009年FASEBジャーナル（アメリカの学会連合）「白髪の原因は過酸化水素の蓄積で起こる」という理論が掲載されました。

それまでは、髪を黒くするメラニンとメラノサイトの活性能力の低下が白髪の主な原因と考えられていましたが、この発表を境に過酸化水素の体内蓄積がメラニン不足等と並んで白髪の大きな原因の一つと考えられるようになりました。

この発表を境に、ヘアカラーをすると白髪になりやすいと言う事が本当であることが証明されたようです
でも、それは残留薬剤の適切な処理がされなかった事により起こりやすいと言えます。

一般に使われるヘアカラー剤の２液には過酸化水素が配合されていて、毛髪の脱色を行いながら同時に染料を引き込む事で発色させていまが、その時、毛包内に過酸化水素が蓄積されメラノサイトとメラニンの産生をもたらす酵素（チロシナーゼ）の形成を破壊する事で髪を黒くするのに必要な機能や酵素が失われ、白髪になると考られています。

つまりヘアカラーの残留オキシ（過酸化水素）は毛髪の漂白剤であると同時に頭皮（毛包内）にもそれらの影響を与え、白髪が増える可能性が高くなるのです。

そもそも白髪の原因となる過酸化水素は人間がもともと持っている、ある酵素によって日々分解され、この酵素を十分に持つ若い人は何もしなくても過酸化水素が分解されるため白髪になりにくいのです（遺伝等を除く）

しかし年を取るにつれて過酸化水素の分解酵素の産生が少なくなり、毛包や毛幹に過酸化水素が蓄積することで白髪になります（これが加齢です）

と言う事は、これらの酵素を上手く使って過酸化水素を少しでも早く分解すれば、細胞の老化を防ぎ、白髪対策には有効であると言うことなのです

そこで、クレールでは『セーヌ・オキシウォッシュ』を考案し、ヘアカラーの残留オキシを水と酸素に分解し、さらにハイドロセラピー（セーヌ・スカルプエッセンス）にて残留薬剤を排除する事で髪と頭皮のトラブルを軽減するシステムを考えたのです

近年、若い女性のヘアカラーの普及率を考えると、今までよりも白髪の発生率は低年齢化して行く事と考えられます

そのため結論的にはヘアカラーにより白髪に早くなる可能性は非常に高いと考えられますが、それはあくまでも頭皮に残留するオキシ（過酸化水素）による物で、それを素早く無毒化（処理）することで軽減されると言えるのです。

クレールはその処理剤と施術方法を開発しましたそれがオキシウォッシュです。

こちらに関連記事を書いてます新製品　OXI-Wash（オキシウォッシュ） - クレール美容室の独り言


それは、ご来店下さるお客様がより安心してヘアカラーを楽しんで頂けるために

それなりの理由

異物混入などの影響で売上高が激減したマクドナルド
年内に閉店する店舗は150～160にのぼる見込みで、10月には都内でも閉店が相次いでおります

こんなニュースを見ると「飛ぶ鳥を落とす勢い」だった、あの頃の勢いはどうなったんだろう？と思えてきます

今はマスコミやインターネットのお陰で様々な情報を簡単に得ることが出来るので、消費者は昔に比べると随分賢くなったと思います

何よりも昔に比べアレルギーなどで苦しむ人の数が増えている事も安全意識への高まりを手伝っているのでしょう

しかし近年の大型チェーン店の問題点には、ある共通点があるように思います

●過剰なディスカウント
●生産コストダウン
●経費削減のための熟練工の育成不足

この三つはどの業種にも共通しているようで、その結果、様々なトラブルを起こしているようです

これは私たちの美容業界も決して例外では無いとおもいます

いずれにしても商売がダメになるにはそれなりの理由があるのでしょうね。

新製品 OXI-Wash（オキシウォッシュ）

本日よりセーヌシリーズの新製品『Sein・OXY-Wash』がデビューしました
と言っても、こちらの製品は美容室でのパーマやヘアカラーの薬剤の残留処理剤をするための商材です

これにより残留アルカリや残留オキシによる髪や頭皮の酸化劣化を軽減する事が出来ると考えられます


残留オキシを洗い流すと言う意味で『オキシウォッシュ』と名づけました

簡単な実験の画像です

これはヘアカラー剤の２液です（過酸化水素）


その過酸化水素にオキシウォッシュを混ぜると酵素の働きで水と酸素に分解し無毒化します。
これにより頭皮や髪の内部に残留するオキシ（過酸化水素）を分解します。


この濃い茶色は抗酸化に優れる重要な原料がタップリ配合されているからです

このオキシウォッシュにより髪や頭皮の損傷の原因である残留アルカリや残留オキシを分解する事で、より安全で安心な美容を提供する事が可能となりました

この製品も美容施術をより安全に、そして大切な髪を守るための『ISN式美容育毛』のプロデュース商品であり、セーヌ取り扱い店サロンさんに随時導入されると思います。

大切なお客様の髪や頭皮の健康を守るために、クレールはこれからも新たな商品開発を目指し、毎日研究し続けます

※セーヌ・オキシウォッシュはニッシン化研より製造発売されているオリジナル製品ですので類似品にご注意くださいませ

小さなお店の大きな仕事

小さなお店の大きな仕事今日はそんな出来事を紹介したいと思います

何時も思うけど、様々な業種の商売が店舗数やお店の規模などで評価がされるけど、本当のところはどうかな？と何時も思います

私たちの仲間の美容師さんは、いつもお客様の幸せを願い大型サロンには出来ないきめ細かなサービスを心がけています

だからこそ、こんなに嬉しい出来事に出会うのでしょう
この話の続きは、クレールのブログのブックマークにある『ビューティサロン寿苑』さんを見てください
http://beautysalonjuensince1978.web.fc2.com/hairesthe.html

マスコミの力は凄いけど・・・

先週、ある週刊誌に「脳脊髄液マッサージ」と言う記事が掲載されていました
そこには脳脊髄液を流すためのセルフマッサージまでも書かれていましたが、実はこの脳脊髄液のコントロールはとても難しく危険性があることも覚えておいて欲しいと思います

いずれにしても、脳脊髄液が健康との深いかかわりがあることだけは、この記事により分かりやすくなりました。

ただ、力加減や方法を間違うととても重篤な症状になる事があります
先日もアメリカのサッカー協会が１０歳以下の子供にヘディングを全面禁止と法律で定めた事が話題になりましたが、それは頭蓋骨への衝撃で脳震盪を起こし、重篤な病になる可能性がある事が確認されたからです

それと、同じぐらい美容室での強い力のシャンプーや頭を叩くようなヘッドマッサージには危険性がある事を覚えておいてくださいね

さて1985より脳脊髄液の循環不良により免疫低下が起こり、そのため原因不明の女性や小児の脱毛症が起こる事の研究をはじめた美容師さんがいました。その人が『日本予防医学美容家協会』会長の関先生（会長）であることは、このブログを読んで下さっている方々ならご存知の事かもしれません

その研究はやがて確実な結果を生み、安全で安心な美容を楽しむために水圧育毛（ハイドロセラピー）の誕生となりました
その技術を、より多くの美容師に伝えるために研究所を開き、その活動を私もサポートさせて頂きました

当時、その理論をまとめ私が作ったマニュアルの一部です。後は上級・師範とあります。（１５年以上も前ですが、今は日本予防医学美容家協会へ変わりました）
　　

この時、既に脳脊髄液と自己免疫の恒常性について多くの美容師さんに伝えてきましたが、講習の実技の中でも、ほんの少しのポジションのずれや力の強さにより体調不良を起こす人もいるほどでしたそれ程、良くも悪くも影響があるからこそ、美容室でのシャンプーは気をつけないといけません

だからこそ、しっかりとして勉強が必要になるのです

今でこそ「脳脊髄液減少症」が病気とし健康保険適用になりましたが、当時はそのような病気があることすらあまり知られていなかった世の中で、そんな時に既に関先生は安全な美容を行うために、その事を深く研究し広めてきたのだと思います

先日も、このブログで取り上げましたが、この本の中に安全な美容室を選ぶためのヒントが隠されています


関先生も今までに様々なマスコミのオファーがありながら、それが正しく伝わらなかった時の事故を考えると・・・
との懸念から、出演依頼を全てキャンセルしてきました

今後もマスコミの力（一時的なブームになる）に惑わされない確かな技術を伝えられる美容師の育成に力を注がれる事と私は思っています

頭皮の砂漠化？

この花はクレールで14年間ず～っと咲き続けているアンスリュームです


特に、これと言った手入れも無く、ただ14年間水を与えているだけなのに次々と花が咲き続け、途絶えたことがありません
そのため、お客様からは「どうやって手入れしているの？」と良く聞かれますがただ適度に水を与えているだけなんですよ

ただ、還元水を与えている事もあり、土は肥料が無くてもパラパラ・サラサラしています。
それは微生物の住環境が良くなり養分や水分の保持が上手くできているからなんです（この話はまた別の機会に）

つまり動物も植物も生命活動には水が大切である事がこれでよく分かりますね

最近の女性の髪の悩みである薄毛や抜け毛の原因にも、頭皮の水分量（柔軟性）が大きく関わっています
乾燥はあらゆる物を硬く(硬化)します。干物がわかりやすいかな？

つまり乾燥状態で硬くなった頭皮が髪が生えにくい環境を作り出しているのです。

例えば抜け毛の原因の一つとも言われている粗悪なシャンプーには硫酸系（石油ベース）の界面活性剤やシリコーンなどは生分解性の悪い減量が多く使われ、頭皮の保湿性の妨げとなっています

さらにヘアトニックには高濃度のアルコールが配合されていて、その高い揮発性から毛包や表皮の水分を揮発させてしまい全てが悪循環になります。

クレールにお越しになる女性の育毛相談の方々の大半が頭皮の水分不足による新陳代謝の低下が多く見られます（アトピー性の脱毛は完全に水分不足です）

そのため発毛環境を取り戻すためには、日々のヘアケア商品や生活習慣を見直し、しっとりと柔軟な頭皮にしておく事が重要なポイントとなるのです

髪の健康を失わないためにも、頭皮の砂漠化に十分に気をつけてくださいね