縁なのか運なのか？

今日、お客様が「運のいい人、悪い人っているよね～」って話をしてくれました

それは、お客様が1年半ほど前にテニス仲間の二人のお友達から抜け毛や薄毛に加え、髪のボリュームが無くなったと相談を受けたそうです

それには常々「貴方の髪は綺麗ね～」て言われ何か特別な手入れがあるのかを聞きたかったそうです

そこで「美容室で施術の大切さは勿論、ヘアケア商品に至るまで美容室に任せている」と話したところ、一人の方に「シャンプーとヘアローションを買ってきてもらえる？」と頼まれたようで、セーヌ・シリーズを使い始めました

そして約1年半が経って最近になり、その方から「最近、髪のボリュームが蘇り、友達にも褒められるようになたよ～」って感謝されたそうです

でも、同じ時に話したもう一人のお友達は「シャンプーで変わるかな～？」って疑っていたようで、いまだに色々とヘアケア商品を試しているようですが、当時に比べさらに髪の量が減ったらしくて今でも悩みだけは訴えているらしいです

こんな話は珍しい事ではなく、特にヘアケア商品などは、お気に入りのブランドや価格などにより、選ぶ基準は人によって違うので、私たち美容師がとやかく言うことではありません。

でも、それが縁なのか運なのか？わかりませんが、本当に信頼できるお友達の話を聞いて良くなったと喜んで頂けた事は本当に嬉しく思います

大盤振る舞いは良いけれど・・・・

今朝の新聞広告にシャンプー剤のサンプルが貼り付けられた物がありましたそれだけでは足らず女性雑誌のCLA○○Yにまでついていた（そこまでしないと売れないのかな～）

 

そこには『今までのシャンプーは正しかった？」って書いてありますが、それまでにもこの手の大手メーカーは「これが最高」みたいに宣伝し新製品を販売し続けてきたではないか 

もし今まで自社が販売してきた商品は間違っていたと言うのなら、まず宣伝よりも謝罪文から書くべきではないのかな

 

それに、今更ながらノンシリコンと書いているけれど（※シャンプーのみと書いてあるけど）結局はノンシリコンシャンプーでは得られないツルツル感やシットリ感をトリートメントにシリコンを配合して感触向上をさせているのです

 

なぜなら、ノンシリコンでＯＫのシャンプー剤を作るには凄くコストが掛かるため安価な商品では利益が出ないし、ましてや今回の広告のような大々的な宣伝には、とてつもない宣伝広告費がかかっているため商品の製品コスト削減をするしかありません 

だって大手の新聞社なら平均して７００万部以上（女性雑誌は20万部以上）の朝刊が売れているので、単純にそれと同じ数だけのサンプルを配布するとなると、それはそれは恐ろしくコストがかかります

それでも利益が回収できるような商品は、実際には幾らで作られた物なのか？を想像するだけでも恐ろしいでしょう？（知らない方が良いと思いますよ）

 

それよりも、問題なのは今日来たサンプルの宣伝コピーで、そこには「毛髪科学と育毛科学の融合により頭皮の奥までケアする」などと書いてあります 

でも商品のシャンプーやトリートメントにはラウレス硫酸Ｎａや四級カチオンのベヘントリモニウムクロリド（原料は素手で触れない）を配合しながらも「頭皮になじませてから洗い流せ」と書いてある・・・・これはアレルギーや脱毛症の方は避けるべき原料なのです

これでは頭皮の状態を良くしたいのか悪くしたいのか全く方向性が分からないですよね？ 

誤解してはならないことは、それらの商品は基本的に健康な頭皮や毛髪の方のために処方されている物であり、アレルギーや脱毛症に改善などの方を対象に作られた物では無いと言うことです

 

今回は、少しきつい表現で書いた感じですが、私たち美容師の中には脱毛やアレルギーで困っている人のために真剣に向き合っている仲間がたくさんいます

 

そんな美容師から言わせると、今回のような広告により惑わされトラブルを抱えた方にも改善を促すようなコピーを掲載するのは止めて、もっと真面目に安全性の高い商品を作って欲しいと思います

 

もし、大手化粧品メーカーさんが、高コストや高価格でも良いと思える商品を本気で開発したなら、全国にいる頭皮や脱毛症で悩む人々が、どれほどたくさん救われる事でしょうか

 

私はそんな日が来ることを心から願っています

 

 

いつも驚かされます

このブログに度々書いている『アムズオクロス』さんには、もう何度も驚かされます

 

それは月曜日にメガネの調整に訪ねた時の事です

 「先日クレールさんにご紹介頂いた○○さんが来て下さいました」と言われ、詳しい内容は聞きませんでしたが、とにかくご自分に合っていないレンズを使っていたそうで、もっと「早くにお　会いできたら良かったんですけどね～」って話してくれました 

 

 そして昨日、そのお客様がクレールにご来店され、購入されたメガネをかけて来られました（物凄く上品な感じになっていました） 

 

そして色々と話を聞いていると「毎日の頭痛と肩こりに何年も悩まされてきましたが、メガネを作って頂いて、すっかり治りとにかく疲れない」と話してくれました

  

詳しく聞いてみると、以前にかけていたメガネは購入後に転倒してしまい、レンズに傷が入たので、当時購入した眼鏡屋さんに相談に行かれたそうです。

 

すると、その時の店主さんが「見るのに支障はないやろう？ならそのまま使っといて」と言われたそうです

  

確かに見るには支障は無かったのですが、それをほっておいた事で実は大変なことになったのです

 

それは長年、傷がついたレンズを使用していた事で眼球が自然にそれを避けながら視野を取ろうとする（本能）のだそうですが、その結果、外直筋が伸ばされ、内直筋はちじみっぱなしになるというアンバランスな状態になり、慢性の眼精疲労が酷くなる事で視野が狭くなっていたのだそうです

 

北原さんは、彼独自の検眼方法により（かなり検眼時間が長かったようです）眼科は勿論、どの眼鏡屋さんでも発見されなかった事を見つけていただき、本人さんも大変驚いたそうです（私も驚きました）

 

アムズオクロス（堺店）の北原さんにはいつも本当に凄いな～って思いますが、私が思うには経験値の差もさることながら「消費者の目を守るために合ったメガネを作り続ける」と言う信念や理念があるからこそ、その技術に到達したのだと思います

  

もうたくさんのクレールのお客様がアムズオクロスさんのお世話になり、多くの感動を体験されていますが、そんな私でも、いまだに何度も何度も、その驚かされます

 

私たちの技術職人にっても、それはとても刺激的で目標となりますね

基礎の大切さ

今日からの新番組（ワンダフルライフ）に佐藤信夫コーチがゲスト出演され「基礎が最も大切で、それがあれば必ず戻れる」と言っていた事がとても印象的でした

私たちも美容師を目指していた頃、毎日のように基礎カットばかりをしていて先輩方に厳しく指導していただきながら一歩ずつ技術を磨きました

当時は「点と点を結び、線になり、線と線を結ぶことで面になる」なんて指導をされながら、何の意味があるのかわからないままアングルカットなど地道な基礎を毎日練習し、やがてグラデーションやレイヤーなどにとヘアスタイルが出来上がることに感動したものです

でも、やがて時代が変わりカリスマ美容師が流行した時期には、そんな基礎カットを地道に教える（習う）事も少なくなりました

その頃でしょうか、私の友人の美容室には就職希望者がたくさん訪れ「○○美容室で店長をやっていました」なんて言う人の面接が絶えなかったようです

そのような志願者の方々の採用テスト時に「それではショートレイヤーを切ってみて」とお願いすると「レイヤーって何ですか？なんてビックリするような答えが返ってくるよ」って笑いながら話してくれましたでも、それも日常茶飯事で、決して珍しくないそうです

そう言えば私の従兄弟も美容師ですがカリスマ無免許事件のときに当時の店長が無免許だった事もあり、いきなり退職しました。それも全国展開している超大型チェーン店だから驚きです

その後、変わりにNO2であった男性美容師が指導をする事になったのですが、レッスンの当日に耳を疑うような言葉「俺に基礎は聞くなよ、俺は感性だけでやってるから」と言われたそうですそれが当時の店長さんなんて、ほんとビックリ・・・・

私たちの美容業には流行があるからデザイン性など好き嫌いで、お店のレベルを判断されてしまう事があるけれど、それでも「自宅での手入れが楽」「日にちが経っても纏まりやすい」「髪が傷みにくい」なって言われると、あの頃の地味な基礎カットの練習に耐え、身につけられた事が、今では私たちの財産なのかな～なんて思います

最後に佐藤コーチが浅田真央選手のコーチを引き受けたときの気持ちの中に「これだけの選手にイマサラ基礎を・・・と思ったけど身に着けた基礎技術は誰にも盗まれないと」ともう一度基礎スケーティングの指導を引き受けたそうです（感動）

私が言うのもなんですが、これから美容師を目指す若い人たちも将来的に長きに渡り美容師を続けたいと願うなら、地味～な基礎にもめげないで頑張ってくださいね

きっと幅広い年代のお客様に喜んで頂くためにも

大阪の未来は明るいのかな？

昨日USJ（ユニバーサルスタジオジャパン）にて、ついに「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」が７月１５日にオープンと発表されました

日本の総理大臣が民間企業のオープン日の発表をすることは極めて異例のことだそうで、安部首相は「海外のお客様が、どんどん大阪に来てもらえることに期待する」と発言されました

最近オープンした阿倍野ハルカスも予想を超える大盛況で、近鉄百貨店はなんと昨年比の2,7倍もの売り上げがアップしたそうです

ここまで明るいニュースを見ると、大阪の未来は明るいのかな？って、ついつい期待しちゃいますね

いま思うと大阪空港のハブ化や大阪都構想。そしてカジノの建設に橋本徹（現大阪市長さん）がこだわった理由はここのあったのかな？（もしかしたら知らない間にと構想の明かされていない設計図の一部が進んでいるのかな～？・・・・）

あるTV番組のコメンテーターが、もし大阪空港がハブ化していたらUSJへの経済効果の目標達成（10年間で5,6兆円予測）は２～３年は短縮されたのでは？と・・・・

政治のことは良くわからないけど、これから大阪がより活性化するためには代表するリーダーを皆で選び、批判や批評だけではなく協力することが大事なのかもしれませんね

でもハリーポッターは本当に楽しみ～

頑張れ大阪～

変わらぬポリーシーに顧客の信頼が

今日、駅前を歩いていたら近所の大型チェーン店の男性美容師さんが割り引きチケットを片手にハンティングをしていました

大きな声で割引率を細かく説明する美容師に対して女の子たちは怪訝な顔をしながら、早く開放して欲しそうな感じでした

この人たちも同業者と思うと、とても残念な気持ちになりました

話は変わって、先日ある車のカスタマイズショップ（アンビアン）を紹介されて行きました

そこで、色んな話を聞いているうちに何だかこの社長さんは自分と似たような事を話しているな～って思いました

何が自分と似ているのかと言うと「部品メーカーからのキャンペーン商品などは通常よりも低い掛け率で仕入れられるけど、安くなる物にはそれなりの理由があります。私は一度限りのお客様なら構わないけど、長くお客様とお付き合いをしたいので利益率が低くても、本当に良い物しか勧めない」と熱く語られていたことです

実はこの方は嘗てヤ○セの伝説のセールスマンとして高級車を販売しておられたそうですが、独立して車のカスタマイズショップを始めれれたのだそうです

そして、話の中でもとくに印象的なのは「法律に違反しないカスタマイズにより車のベストを引き出す事が私の理念です」と言われた事です

そう言えば、先日も私の店に飛び込みで来られたお客様が「パーマとカラーをしてください」と言われたので「当店では同じ日にさせて頂いておりません」とお断りし、その理由を丁寧にお話しすると「とりあえずパーマだけをお願いします」とご納得頂けました

以前は毎回のように同時に行っていたようで、髪の状態は非常に損傷していましたが、出来るだけの処置をさせて頂きながら施術させて頂くと「こんなに綺麗なパーマは初めてです」と喜んで下さいました

このようなケースはたくさんありますが、一般に消費者の方々がパーマとヘアカラーを同じ日に行うことが法律上でも禁止されていることを知らない事が多々あります（化粧品登録のカラー剤は別ですが）

それよりも重要な事は、美容師さんもそれを知らずに行っている人がいることです

私たちが、お断りする理由には全て「貴方を守るため」と言う気持ちが込められているのです

私の紹介する様々な業種のお店は、小さなお店のオーナーさんばかりですが、決して大型店には真似の出来ない本当のサービスを時代や景気に左右されずに提供し続けています

その変わらぬポリーシーに偽りがないからこそ、顧客の満足度も大きいのではないのでしょうか

最後にアンビアンさんの社長さんの「小さいお店だけど、たくさんの良いお客様に支えられて28年やってます」と言う言葉がとても印象的でした

口コミが止まらない

ここ最近、眼鏡屋さん（アムズオクロス）の所在地の問い合わせや紹介の感謝のお言葉が増えました

その理由はクレールの紹介で、たくさんのお客様がアムズオクロスさんに行かれ、その方々が「凄く良い眼鏡屋さんを紹介してくださって、ありがとう」とお礼を言ってくださる事を聞いているからです

また、一度訪れた方々がお友達、またそのお友達へとその評判が広がり、今ではアムズオクロスさんへの口コミが止まりません

最近では安売りの量販店がたくさん増えて「メガネなんて、どこでも同じような物だ」と思う人もたくさんいますが、一度訪れるとその技術や精度の高さに驚かされます

何よりも一番感じる事はオーナーの北原さんの哲学「目を悪くしないために正しいメガネを作る」と言う信念です

実際に行かれた方の感想はどれも同じで「凄く綺麗に見える」「目が疲れなくなった」「肩こりや頭痛がほとんどなくなった」など、いづれも健康改善に繋がっている事ばかりです

クレールも女性が髪を失わないための優しい施術（美容育毛）を役１５年間貫いてきました

初めはそのコンセプト自体が一般に耳慣れなかったり、自分には関係ないと思われ理解されにくいものでしたが、ここ数年の間に女性の脱毛症の問題が増えたため、最近は随分とご紹介がふえました

アムズオクロスさんの「目を悪くしないためのメガネ作る」もクレールの「髪の健康を失わないための優しい美容施術」にも共通していることは『能力を奪わないために無理をさせない』そこに価値を見出した方々の間で口コミ（ご紹介）が止まらないのではないだろうか

それは単に価格や利便性だけで選ばれる大型量販店にはない、本物の職人技に価値観を感じているかも知れませんね

４月から消費増税が行われた今だからこそ、本当に価値あるものに投資をしてくださいね