クレール美容室の独り言

近年は女性の抜け毛や薄毛が増え続けています。それらの予防にために安全な美容施術やヘアケア商品の開発を行っています。

優しく洗おうね!

2011年06月22日 | 美容育毛

今日はシャンプーの方法について考えてみたいと思います

今朝『めざましテレビ』の番組の中で美容室での『無駄を検証するコーナー』があり、美容室でのシャンプーの最中に「かゆいところはありますか?」の質問は無駄か?と言うのがありました

それが無駄かどうかはわかりませんが、クレールではお客様にそのような問いかけをすることはありません

それは、毛髪や頭皮にとってシャンプーの最中が損傷しやすい状態のため、優しく、そして短時間で洗うことを心がけているからです

例えば乾いた手のひらを軽く擦り合わせても表皮は簡単に剥がれ落ちることはありませんが、お風呂上りなど、ふやけた状態で手のひらを擦り合わせると、簡単にポロポロと皮膚が剥がれ落ちます

それと同じように、毛髪や頭皮も濡れている時が最も弱く、溶解性のあるシャンプー剤により膨潤軟化しているため、頭皮もキューティクルも強く擦ると簡単に剥がれます

さらには、強く掻く事で角質が剥がれ、皮膚のバリア機能が失われたり、発毛の為の毛芽などが根こそぎ奪われる事でアレルゲンの浸入や薄毛や脱毛症などの原因になりやすいのです

クレールに脱毛症などで、お越しになる8割以上のお客様が脱脂力の強いシャンプー剤や、力の強いシャンプー方法などが原因で、それらのトラブルを抱えています

その方々の証言には、必ず「頭皮が痛い」とか「痒みが酷い」とかがあります。

そんな方々も初めは半信半疑ですが「洗顔と同じように、なでるように洗って見てください」と話し、それを実践されると、それまでの過敏性の頭皮が「痛くなくなった」「痒みが消えた」などと喜びの声に変わります

頭皮は顔と繋がっていて、毛髪は皮膚の中で作られます

想像して下さい、もしも洗顔をする時にシャンプーと同じような力で擦ったら・・・・

そう思うと「かゆいところはありませんか?」と言う問いかけは頭皮・毛髪にとっては悪魔のささやきなのかも・・・・

そう思ったら「かゆいところはありませんか?」には「ありません」と断ることも自己防衛反応だと言えるかもね

これからは髪と頭皮のためにも、出来るだけ優しく洗おうね

もちろん洗いすぎ(脱脂)にも注意が必要になるため安全なシャンプー剤を選ぶことも必要です

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シリコーンは悪者なのか?

2011年06月20日 | 安全な美容を選んでね

シリコン(化粧品原料など重合物はシリコーンと呼びます)

最近はノンシリコンやシリコン除去の施術がブームになり、シリコーン自体が悪者のように言われています

そもそもシリコンとは窓枠や水道設備などの防水コーキング剤です。

その特性を利用し、美容原材料にと化学合成した物がシリコーンと呼ばれるものなのです。

でも、シリコーンが美容業界に参入したころは、その優れた感触により、わざわざ「シリコン配合」とまで表記され、むしろ重宝されていました

しかし、昨今の美容業界では、その強いコーティング能力が美容施術の妨げや、脱毛の原因になると美容師や消費者も気がつき、商品販売の激減に危険性を感じた化粧品メーカーが、今ではシリコーン排除に乗り出しています

でも、この業界にシリコーンが参入してきた頃「将来必ずそんな日が来る」と予感していた私からすると、こうなるまでに30年近くもかかった事のほうが不思議でなりません

では、シリコーンは本当に悪者なのか?

一方では、シリコーンは皮膚に対する刺激性やアレルギー性は、ほとんど無く、それ自体は旧指定成分にも入らない安全性の高い原料とされています

でも、頭皮や頭髪への強い皮膜の残留性により人間本来の生態反応に支障を及ぼす事を考えると

その強い皮膜は毛髪をツルツル・サラサラにする代わりに、新生毛の発毛能力を妨げたり、パーマ剤やカラー剤の作用の妨げで毛髪の損傷やアレルギー症状などを引き起こす原因にもなりやすいのです

でも、それらシリコーンを配合しなければ綺麗に見えないような過度の美容施術などで、女性の髪の損傷が酷くなっている事のほうが実は深刻な問題かも知れませんけどね

安くて便利と言うう化学の恩恵を受けながらも、人は自分たちで傷めてしまった髪や頭皮を綺麗に見せるためにシリコーンを使い、そのために頭皮や頭髪の発毛環境は奪われ今では女性の脱毛症も急増しているようです

それは、まるで人間が自分たちの地球の自然環境を便利に開拓したのと引き換えに、地球環境を汚してきたのと同じような気がしてなりません

また、水溶性のシリコーンは弊害が無いと言う風潮もありますが、基本的に化学薬品は人間にとって全てが異物であり、本来は不必要(害になる)な物であると言うことです。

何よりもシリコン除去がこれほど騒がれると言う事は、やはり弊害があると言う証拠ではないのでしょうか

今ではシリコーン除去などの美容施術の宣伝広告が、広がっていますが、それらの施術を受けるよりも日ごろのヘアケア商品にシリコーンの配合されてないものを選ぶ事に注意をしてくださいね

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気になるところは「ソコ?」

2011年06月13日 | ブログ

昨日は阿倍野の『Q’s MALL』に行きました

日曜日と言う事もあり大変な人混みした

本来なら、色々なショップを見て楽しむところですが、また職業病が出てしまい、人混みに埋もれると女性の髪が気になります

そうして見ると、実に髪や頭皮状態が悪い方が多い事に気付きます

特に下りのエスカレーターでは、前に乗られた方の頭頂部や分け目が見えるので、若い女性でも薄毛や髪が細くなり始めているのが良くわかります

そんな時は「早く気付いて」とか「まだ間に合うよ」と思わず声をかけたくなります

でも、それらの原因には過度の美容施術やヘアケア商品が関わっている事にも早く気付いてくださいね

最近の美容室では、ようやくシリコン除去などがメニュー化され、ちょっとしたブームになっています。

それでもヘアケア商品(美容室で販売されている物も)に多くのシリコンが配合され、その表示も名称が色々と異なるために見分けがつきにくくなっています。

また最近では様々な原料と複合され新製品(原料)として様々な商品に配合されています

そんな時には、信頼のおける美容室で相談し、出来るだけ頭皮や毛髪からシリコンなど危険な化学薬品を遠ざけてくださいね

それにしても、せっかくショッピングに出かけ「キューズモールはどうだった?」との家族の問いに「今日も髪のトラブルを抱えた人が気になった」と話した時に「気になるのはソコ?!」と言われて、自分でもシリコンオフならぬ仕事オフにしないといけないかな~?っと反省しています

でも、手遅れになる前に、多くの女性に早く気付いてほしいと思います

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微妙なアンケート結果?

2011年06月05日 | 美容について

今日は、とても興味深いアンケート結果を見ました

それは美容室と理容室での居心地の悪い店の1位は「技術者のしゃべり過ぎ」なのだそうです

その理由は「話の内容がつまらない」「高価だから自分では買わない雑誌をゆっくり読みたい」「ドライヤーで聞こえていないのに適当に返事をするのがめんどくさい」など様々でした

確かに美容室での接客の難しさは一人のお客様に接する時間が長いと言う事もあり、話もしないでいることの難しさも逆にあるので、この結果はとても微妙ですね

しかし、これが病院になると話しは別です

クレールでもよく聞くことですが病院に対する不平不満の1位は「ドクターが適当に聞いて説明をしてくれない」「長い事待たされても話が短い」と逆に話が短いことが一番の不満のようです

その事を考えると、美容室での話の内容にも問題があるのでは無いのでしょうか?

クレールは、お陰さまでオープン以来20年間とても会話の多いサロンです

それは、お客様からのご質問がとても多いからです

ヘアケア商品・食生活・睡眠などの生活習慣病に関わる多くの質問を頂き、わかる範囲でお答えしています

それには脱毛症やアレルギーなど髪と体の健康に関わる事がたくさんあるからです

その事もあり、店内はいつも何らかの会話で持ちきりです

今日のアンケートの結果からは一番嫌われる美容室なんでしょうね。きっと・・・(笑)

それでも長~いお付き合いのお客様がたくさん来てくださることや、その方々がご自分の大切なお友達をご紹介してくださる事には何時もながら感謝の気持ちで一杯です

だからアンケート結果はともかく、これからも同じ営業スタイルでにぎやかに続けていこうと思っています

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