今日はシャンプーの方法について考えてみたいと思います
今朝『めざましテレビ』の番組の中で美容室での『無駄を検証するコーナー』があり、美容室でのシャンプーの最中に「かゆいところはありますか?」の質問は無駄か?と言うのがありました
それが無駄かどうかはわかりませんが、クレールではお客様にそのような問いかけをすることはありません
それは、毛髪や頭皮にとってシャンプーの最中が損傷しやすい状態のため、優しく、そして短時間で洗うことを心がけているからです
例えば乾いた手のひらを軽く擦り合わせても表皮は簡単に剥がれ落ちることはありませんが、お風呂上りなど、ふやけた状態で手のひらを擦り合わせると、簡単にポロポロと皮膚が剥がれ落ちます
それと同じように、毛髪や頭皮も濡れている時が最も弱く、溶解性のあるシャンプー剤により膨潤軟化しているため、頭皮もキューティクルも強く擦ると簡単に剥がれます
さらには、強く掻く事で角質が剥がれ、皮膚のバリア機能が失われたり、発毛の為の毛芽などが根こそぎ奪われる事でアレルゲンの浸入や薄毛や脱毛症などの原因になりやすいのです
クレールに脱毛症などで、お越しになる8割以上のお客様が脱脂力の強いシャンプー剤や、力の強いシャンプー方法などが原因で、それらのトラブルを抱えています
その方々の証言には、必ず「頭皮が痛い」とか「痒みが酷い」とかがあります。
そんな方々も初めは半信半疑ですが「洗顔と同じように、なでるように洗って見てください」と話し、それを実践されると、それまでの過敏性の頭皮が「痛くなくなった」「痒みが消えた」などと喜びの声に変わります
頭皮は顔と繋がっていて、毛髪は皮膚の中で作られます
想像して下さい、もしも洗顔をする時にシャンプーと同じような力で擦ったら・・・・
そう思うと「かゆいところはありませんか?」と言う問いかけは頭皮・毛髪にとっては悪魔のささやきなのかも・・・・
そう思ったら「かゆいところはありませんか?」には「ありません」と断ることも自己防衛反応だと言えるかもね
これからは髪と頭皮のためにも、出来るだけ優しく洗おうね
もちろん洗いすぎ(脱脂)にも注意が必要になるため安全なシャンプー剤を選ぶことも必要です