クレール美容室の独り言

近年は女性の抜け毛や薄毛が増え続けています。それらの予防にために安全な美容施術やヘアケア商品の開発を行っています。

やっと軌道修正?

2006年10月03日 | 美容について

最近、某メーカーからDMが届きました。

そのメーカーは化粧品メーカ-でもないのに、縮毛矯正で一時期、一世風靡をした、美容業界では有名なメーカーです。

そのDMの内容は「髪にとって、本当の美しさとは何でしょう?」と言う書き出しで始まり、輝きを失ったダメージヘアを輝かせる為のコーティング剤は良くないと、非難しています。

さらには毛髪の美しさを保つためには水分(保湿)が大切だと書いています。

この記事を読んで、私は愕然としました。

なぜならば「安くて便利」と言う理由だけで、今まで石油ベースの合成界面活性剤やシリコン剤などの原料を、ふんだんに使ってきた化粧品メーカーが、今頃になって急転回し、軌道修正をし始めたからです。

その背景には、あまりにも美容室で行われる施術により髪のダメージ(美容師自体の髪が傷みすぎ)や脱毛症が酷くなり、美容室離れが激しくなってきたからでしょう。

私たちは、それらの原料による女性の脱毛症やアレルギー症の増加との関係を長年訴えてきました。

しかし、生産性やコストダウンに拘る化粧品メーカーでは、それらの問題には耳を傾ける事がありませんでした。

クレール美容室がシャンプーの無添加やシルクアミノ酸(全くの無添加に拘り独自で契約し製造)に拘る理由はそこにあったのです。

いずれにしても、少しでも早く、大手化粧品メーカーも消費者のために、軌道修正を行い、本当に安心して使える商品を提供してほしいと願っています。

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