「活性能力を取り戻す」って言われると良いイメージを持ちますが、では活性能力を取り戻すとはどんな事なのでしょうか?
一般に(抜け毛、髪がやせる、脱毛症)これらの症状が現れると「活性能力が落ちている」と言われ、その原因は毛穴の汚れや血行不良などと言われます。特に毛穴の汚れについては、そのイメージからも脱毛を起こしそうなので、どのメーカーも、強い溶解力を持つ育毛剤や硫酸系のシャンプーで皮脂の排除を薦めます。また天然成分の酵素などで皮脂を分解することを薦めるメーカーもあるようです。
でも、皮脂が多くても、髪の多い人もたくさんいます。また病気や怪我などで洗髪が出来ず毛穴が汚れても急激な脱毛を起こす事はありません。その事は毛穴の汚れだけが脱毛の原因ではない事を証明しています。
また、活性能力を上げるための育毛剤の生薬により、返って細胞の分裂の速度が早くなり老化を促進されるため、リバウンド脱毛なども起きるのです。
例えば、人は暴飲暴食で病気になりますが、栄養失調でも病気になります。そのため「腹八分」が健康に良いと言われますが、毛髪にとっての暴飲暴食とは、化学薬品による過度の栄養補給であり、栄養失調とは石油系(硫酸系)などの合成界面活性剤で皮脂などを根こそぎ奪い取ることです(強い脱脂力)
また、例え天然と言われても酵素などで皮脂などを分解排除し、毛穴を綺麗することは自然では無く、バリア層の破壊にもなりかねません。それは自然摂理ではないのです。
本来、活性能力を取り戻すと言う事は、極端な変化を与えず自己免疫を正常化することではないでしょうか。