クレール美容室の独り言

近年は女性の抜け毛や薄毛が増え続けています。それらの予防にために安全な美容施術やヘアケア商品の開発を行っています。

三年前の記事(赤ちゃんからのメッセージ)

2019年10月02日 | 妊婦さんの美容施術
アメブロを見たら三年前の自分のブログに『振り返り投稿』と言う記事がありました💻

先程「娘に頼まれたから美容液を3本ちょうだい」とお客様が、ご来店されました。
娘さんは東京にいるため、これまでにもシャンプーや美容液をたくさん送って下さっていましたが、美容液は一人目のお子様(赤ちゃんの時から)に使われていて、ご近所さんにも「こんなに綺麗な肌の赤ちゃんは見た事ない」と良く言われるそうです。
これまでは娘さんご自身は違う物を使っていたそうですが、今回のまとめ買いには訳がありました。
それには、お二人目のお子様を妊娠されたのですが、悪阻が酷く、それまで使っていた化粧品の香りで気分が悪くなり、全て使えなくなったそうです。
そこで、お子様に使っていた『ラ・ポーデュベベ』(美容液)を使ったら体調も戻り、肌のコンディションも見違えるように良くなったそうです。
娘さん曰く「もっと早くに使えば良かった」と言われていたそうですが、化粧品は何かの切っ掛けがないと中々変えられないのも分かりますからね。
それよりも、お買い上げ頂いたお母様が「体調の悪い時にこそ、体に悪物がわかりやすいね」と言われましたが、全くその通りですね。
特に人工香料や防腐剤は化学物質の集合体ですから、どんなに安全と言われても体に良くない反応が出てしまう物なんです。
でも今回の化粧品の香料で気持ち悪くなったのは、もしかしたらお腹の中の赤ちゃんからママへの危険回避のメッセージなかも知れませんね
いずれにしてもヘアケア商品もスキンケア商品も毎日、直接体に触れるものだから、ブランドや香りに騙されず安心して使えるものを選んで欲しいと思います。


この記事を書いてから三年にもなるんですね💻

今でも親子三人が美髪、美肌を保っていると、娘さんのお母様から伺っています✨

そして相変わらずシャンプーとスキンケア商品をたくさん送って頂いております🙇‍♂️


ラ・ポーデュベベ スキンローション

セーヌ ヘアシャンプー

新発売のバームも気にって頂いているそうです。

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妊婦さんは気にしてるんですね。

2018年08月28日 | 妊婦さんの美容施術
ここ数日、このブログで検索さり最も多かったタイトルは「妊娠中のヘアカラーについて」です。

やはり妊婦さんは気にしているのですね。

「妊婦にも安心な美容室」それを調べている時点で美容の安全性に対する不信感や不安感がある事は間違いありませんね。

当店では妊娠中のお客様のヘアカラーについては出産から授乳が終わるまで薬剤を使う施術を止めて頂いております。
(お勤めで白髪がどうしても気になる方には場合によってはヘアマニキュアに一時的に切り替える事も検討しますが)

それは、いつもブログに書いているようにヘアカラー剤が妊婦にとって(胎児に対して)絶対に危険とも言えないし、絶対に安全とも言えません。

確実な確証は無いけれど、多くの研究者が、その危険性に指摘をしている事から疑わしい物を遠ざける事が子供の将来の為であると思うからです。

良く他店の広告に「当店は妊娠中の方でも安心して染められます」なんて書いているものを見ますが、何を根拠に?と思う事があります。

例えば「当店は安全性の高い薬剤を使用しています」としても妊娠中は通常よりもホルモンバランスが変わっていて、どのような反応を示すかわからないからです。

参考までに書きますがヘアカラー剤の注意事項には「妊娠中や生理中はヘアカラーの施術を行わないで下さい」と書いてあります。

でもその説明書すら読んだことのある美容師さんがどれほどのいるでしょうか(読んでいたら当店は大丈夫と広告を書かないでしょう)

先日も当店にご来店下さったお客様が「もうすぐ生理が始まるからちょっと早いけど染めに来た」なんて報告をされました。

特に報告して下さらなくても良いことですが、それぐらい当店のお客様は美容室の安全な利用の仕方を知って頂き、それを重視して下さっている方が多く、またそのような事が浸透しているのだなと思いました。

話は戻りますが、美容室の空気は実は最も危険であり空気中に浮遊している化学物質の多さのは計り知れないものがあります。

特に大型店での満員の状態で大量のパーマ剤とヘアカラー剤など様々な化学物質を同時に使用している時に揮発し、空中浮遊物を鼻などの呼吸から粘膜吸収する事で体内での化学反応がどのように起きるか不透明なところもあるのです
(たまに「美容室に行くと頭が痛くなる」という人がいますが、それは化学物質過敏症の初期の疑いがあるかも知れません。どうぞ、ご注意下さいませ)

何しろテレビのCMでもあるように化学薬品は「混ぜるな危険」と言われるほど化学反応が怖い物ですからね
(美容師が比較的肝機能が悪いと言われるのもそのためだそうです)

色々と書きましたが当店はそのような危険性が考えられるのでは?と言う事を鑑みて、妊娠中や授乳中のお客様にはヘアカラーやパーマもそれが終わるまで我慢していただき、ヘアカットでも出来るだけ店内の空気が綺麗な朝一番の時間帯に予約をお取りさせて頂いております。

美容室にとってはヘアカラーの施術をお断りする事は営業面で見るとマイナスな事なのかも知れませんが、それでも出来るだけ母子ともに安全を守っていることに少しでも役立っているなのら、それは本当に喜ばしい事なのではないかな?と私は思っております。

余談かも知れませんが、ヘアカラーやパーマと同じようにシャンプー剤など、ヘア&スキンケア商品の石油由来製品も胎児にはあまり良くないかも知れませんね。

何しろ毎日使うものだから。特にこの季節での使用頻度が高まるUVクリームは心配です。

何しろエマルジョンタイプのクリーム基材は体内吸収率や分解排除が難しいとされているため長期間の使用には問題があると専門家の指摘もたくさんあるようですから。

そのような事も考え小さなお子様から高齢者の方々なども安心してお使い頂けるようセーヌやラ・ポーデュべべも開発したのです。

赤ちゃんは本当に弱いものだし、頼りになるのはお母さんだけなのです。

だからこそ、疑わしきものは出来るだけ避けて、それをサポートする美容室がもっと増えるといいですね。

私の使い古した言葉です「妊娠した時からお母さんだから、食べるものと同じように美容も気を付けて欲しいのです」



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ママの我儘・・・

2018年06月18日 | 妊婦さんの美容施術
昨日は動物園に行きました。

そこで自動販売機の前である親子の会話を耳にしましたが、それは若いお母さんが3歳ぐらいの女の子に「何飲む?」と聞くと、その子は「リンゴジュース」と答えたのに「え~ママはオレンジが良い」と言いました。

もちろん子供は、また「リンゴジュース」と言ったのですが、それでも「オレンジにしよう」と引き下がらずに自分の好みを優先し、オレンジジュースを買いました(最後は子供が折れる形で。よく出来た子ですね)

最近はこれに良く似た話を聞きますが、これって意外と子供は「言っても無駄か・・・」と思い傷つき、大きくなると「どうせ私の意見を聞いてくれない」と思うよになるそうです。

小さい頃は誤魔化せても、大きくなると「じゃ聞かなきゃいいでしょう」ってことになりますからね

でもそんな先の事なんて想像もつかないのでママの我儘を通してしまうのでしょうね。

それとは別に、その夜に焼肉屋さんに行くと、そこで見た若いお母さんは、いかにも新生児って感じの赤ちゃんを連れて来ていました。

それも気になりましたが、もっと気になったのは、その赤ちゃんがアトピーで酷い湿疹が出ていたことです。

そんな時についつい見てしまうのは、そのお母さんの髪です。

ハイトーンの、いわゆる金髪ですが、その根元を見ると1センチぐらいが黒く、それを見ただけでも妊娠中にヘアカラーをし続けてきた事が想像できてしまいますね。

勿論、ヘアカラーと赤ちゃんのアレルギーの関係が絶対とも言えませんが「何らかの影響はある」と指摘するドクターも増えている事を思うと、妊婦さんにヘアカラーをお勧めすることは出来ません。

昔のお母さんは子供のために、自分の容姿は二の次と言う人がほとんどだったようですが、それこそが母性愛なのではないのかな?なんて思います。

良くアトピー性皮膚炎の子供たちの治療には「昔に生活をさせることが良い」と言う専門医もいるほどです。

当店では妊娠から授乳中の間まではパーマやヘアカラーは我慢してとお願いしていますが、それをちゃんと聞いて下さったお子様には今のところ先天性のアトピー性皮膚炎の赤ちゃんはいないようです。

健康な赤ちゃんが生まれてくるためには良くないと思える妊娠中の過度のダイエットや薬品を使う美容施術などを見直すことも良いと思います。

ママの我儘を少しだけ我慢してあげられたらな~なんて・・・

これも私個人の勝手な意見ですけどね。





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妊娠中のヘアカラーを検索する人へ

2018年05月25日 | 妊婦さんの美容施術
いつもブログをお読み頂きまして誠にありがとうございます。

こんなブログでも「楽しみにしております」とエールを送って下さる方々が意外にもたくさんいて下さるようなので、これからも美容師の本音を書き綴れたらと思っています。

さて、この数日の間に何故か「妊婦さんのヘアカラー」への検索数が非常に多くなりました。

おそらく妊娠中のヘアカラーについての安全性を心配しての事と思われますが、その疑問について私なりの答えを書いてみようと思います。

まず妊娠中のヘアカラー剤で最も心配される事は胎児への影響(羊水の汚れ)だと思われますが、これについては明確な答えはありません。

なぜなら、それを立証するようなデータが現時点では存在しないからです。

しかしながら薬剤が皮膚から吸収されること自体は十分に考えられ、一般に遅延型のアレルギーはそれら経皮吸収によるものと言われています。

例えば医薬品の貼付剤などの説明に対しては以下のようなものがあります。

医薬品には錠剤やカプセル剤などの経口剤、注射剤、点眼剤、貼付剤などさまざまな形態(剤形)が存在しますが、これらの医薬品は患者の病気の症状に応じた最適な方法により、有効成分を全身又は特定の患部に送り届けています。
貼付剤の剤形をしたもののなかで、貼付部位の皮膚や筋肉への局所的な作用ではなく有効成分を皮膚から血液中に吸収させて全身に送り届けることを目的とした医薬品があります。これを経皮吸収型製剤といいます。

一般的には経皮吸収型製剤は肝臓を経ることなく薬を全身へ送り届けることが可能とされているのですが、血液中に吸収されるとなるという事は肝臓や腎臓などへの影響は免れません。

また、一般に美容室の店内の空気には様々な化学薬品が浮遊しているために、それも妊婦さんにはあまり良い環境とは言えず、心配されるのは鼻からの粘膜吸収です。

これらを踏まえ、母体の臍の尾から栄養補給をしている胎児への影響が心配されるのは普通の事なのではないでしょうか?

またヘアカラー剤(ヘナでも)皮膚に直接触れる事で微量ですが経皮吸収がされている事は間違いなく、その為に体質が合わないと遅延型のアレルギー(かぶれ)を起こすのです。

人の健康な皮膚にはバリア層があり様々な物質を体内に侵入させないような防衛システムがあるはずなのに、溶解能力のある活性剤などにより、その機能は簡単に崩れ体内への侵入を防ぐことはとても難しく、今では様々なアレルギーなどのトラブルが増えています。

その意味ではシャンプー剤やスキンケア商品など、ほとんど毎日使う化学薬品を安全な物に替えるだけでも随分と防げることは当たり前のことなのかもしれませんね。

実際に先週、当店のお客様から出産時にお医者様から「こんなに綺麗な胎盤を見た事がありませんと褒められました」とお話しして下さいました。

もちろん妊娠中はヘアカラーを止めて頂ましたが、ヘア&スキンケア商品も長年にわたり当店の商品だけをお使いいただいておりまります。

その理由には、重度のアトピー性皮膚炎を若いころから患っておられたため様々な副作用で苦しんでおられたのですが、当店にお越しになり食べ物や飲み水をはじめ生活に携わる全てのことにアドバイスを送らせて頂いて来たことで、今では体質が随分変わりました。

でも、羊水が綺麗だった事の同様の意見を今月はお二人の方から伺い、お礼を言われていました。

もちろん全ての人がそうなるかどうかは分かりませんが、いずれにしても良かったです。

私の持論は「疑わしきものは避ける」と言う事であり、自分の大切なお客様にはその事を徹底しており、当店では妊娠中はカットだけをお勧めしております。

たまに、お客様からは「商売なのに売り上げ下がるけど断っていいの?」なんて言われるけど、それには母子ともに健康でいてくれる事を何よりも最優先してほしいからです。

妊婦さんのヘアカラーで検索している人の中には「妊婦でも安心していける美容室」を探している人が多いようですが、以上の事からも妊婦さんと言うよりも胎児にとって100%安全と言える美容室は無いと思います。

ご自分の大切な子供の未来(ご自身にとっても)について出来るだけの安全を願うなら、出産から断乳が終わるまでパーマやヘアカラーなどの薬品を避ける事を私はお勧めします。

長い人生の1~2年ぐらいは出産後の長い時間を一緒に過ごすことになるお子様の未来を考えたら、その位の時間は「長いようで、短い、」そんな気がします。

そして売り上げよりももっと大切なもの、それは本当の意味での「思いやり」だと思うのです。

貴方のお気に入りの美容室も、そんな思いやりのある美容室であって欲しいと願います。

もちろん、これはあくまでも私個人の意見ですが。



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子供の未来を守りたいと願うなら(妊娠中のお母様へ)

2016年05月11日 | 妊婦さんの美容施術
このブログには今も毎日のように「妊婦のヘアカラー」についてのアクセス数が増えています

きっと妊娠中にヘアカラーが不安だからだと思います

なぜなら妊婦のヘアカラーについてはお医者様でも法律でも明確に禁止されていないからです

但し、実際にはヘアカラーの説明書には妊娠中の施術を禁止するよう明記されているし、危険だと言っている研究団体もたくさんあります

勿論、何事も無く生まれてくるお子様がほとんどですが、近年の環境問題などに加え、複雑になってきた化学合成により、小さな子供の健康は間違いなく危険度が高くなっています

現役の美容師の私が言うのも変ですが、あえて「子供の未来を守りたい」と願うなら、例え「大丈夫」と言われても、それは悪魔の囁きだと思い聞き逃してくださいね

もしかすると、それが家族の幸せを守ることになるかもしれないから

そしてまた、おしゃれを楽しめる時期が戻ってくると思うから
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出産後の頭皮のピリピリ

2015年10月16日 | 妊婦さんの美容施術
本日のお客様からの相談です

「出産後2ヶ月になりますが頭痛と頭皮のピリピリ感に悩まされているのですが何が原因なんでしょうか?」と言う事です。
色々と話を聞いてみると、かなりの難産で今でも腰痛に悩まされて長時間の歩行が困難なほどだそうです

色々カウンセリングをして頭部に触ると、独特の固さがあり頭蓋の動きに制限がありました
そこで「今日、ヘアエステしてもらえますか?」とのリクエストにお答えしてハイドロセラピーをさせて頂きました

施術開始と同時にお客様から「首の付け根から背中にかけてピクピク反応してます」としばらくは喋っていましたが、5分もしない内にぐっすりと眠りにつきました

施術後は「スッキリした~」っとあくびを連発しながら話していました

このリラクゼーションこそが自律神経を整え自己免疫などにも良い影響を与えると考えられています

その結果は頭痛と頭皮のピリピリ感は消えていたようで「随分楽になりました。ありがとうございます」と喜んで頂きました

この方のように出産時に骨盤(仙骨)に負担がかかると、頭蓋骨にも固縮が見られ、脳脊髄液などの循環に不正が起こり、自律神経が乱れる事で様々な体調不良をを起こしてしまうようです



何はともあれ、症状が改善されて良かったですね
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悲しい現実…

2014年08月03日 | 妊婦さんの美容施術

最近、このブログの掲載記事のアクセスランキングを調べると(妊婦のヘアカラー・化学物質過敏症・美容師の手あれ)などいずれも化学物質による問題に対する記事が目立ちます

本来なら、これらの記事が注目される事のない、安全な世の中になってほしいのですが、実際に化学薬品に多くの人が悩まされていると言う事なんですね

ここで、私が思うことは自分の身を自分で守るためにも、少しでも危険だと思うものは避けることをお勧めします

とくに妊婦さんのヘアカラーは授乳が終わるまではヘアカラーを止める事をお勧めします

化学物質過敏症に対応している美容室は残念ながら現在では多分ないと思います。 それは美容室ではに限らず、今は化学薬品ゼロ使用と言う事が不可能だからです。

美容師の手あれはほとんどが粗悪な美容商材によるものが多いので、良くなるのも悪くなるのも、サロン経営者の考え一つです。 そこが変わらない限り回復は見込めないかもしれませんね。逆に、それが変われば軽減される可能性が高いと思います。

※あくまでも個人の意見ですけどね

いずれにしても、これらのタイトルに興味を示す人の数が少しでも減ってくれる世の中になって欲しいと私は願います

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妊婦のヘアカラーを検索する人へ

2013年11月28日 | 妊婦さんの美容施術

このところ、毎日のように「妊婦のヘアカラー」について検索する人が増えています。 これについては、あくまでも個人的な考えですが「NO」だと思います

その理由は化学薬品の体内への浸入経路や、その影響についての明確なデータが無く、それに心配しながら施術を行うこと自体が精神的に良くないとも思うからです

ましてや、多くの団体が危険性を警告している事からも、何らかの影響はあるはずだからです

例えばアレルギーも、人によって、それぞれ反応する物質が違います

特に食べ物なら安全だと思い込んでいる人もたくさんいますが、実際には食べられる物でもアナフィラキシーショックを起こすこともあるからです

つまり人間にとっては、食品(天然成分100%)も化学薬品も全ての物が毒物(攻撃性)を示す可能性があると言うことです(水道水でさへ)

もちろんパーマやヘアカラーだけではなくヘアケア商品でさえ危険な物もたくさんあります

現在、全国に20万件以上もある美容室の中には「妊娠中でも当店のヘアカラーは大丈夫」などと宣伝しているところもたくさんあるようです

しかし、もし何かあったときの責任はどうなるのでしょう?

それよりも赤ちゃんにとっても、ご家族にとっても、とても不幸な結果を招きかねません

また、ヘナについても100%安全とは言えず、私の知り合い(美容関係者)も100%天然ヘナでヘアカラーをしましたが体質に合わず入院してしましました。

本人曰く「天然物やから安全だと思い、パッチテストをしなかった」と言う過信があったようです

そう言う意味では「これなら絶対に安全」と言う物はなく、ましてやホルモンバランスが不安定な妊婦さんは免疫低下などにより、自分自身の体調不良なども考えられるからです

多くの妊婦さんが、この事について検索していると言うことは「もしかしたら大丈夫なのかな?」と思うからでしょうが、私の持論は「疑わしき物は触れるな」なので、今までもずっとそれをお客様には言い続けてきました

何よりも出産後にヘアカラーの問題ではなくても、お子様に何かがあればお母さんは自分を責めることになるかもしれないし、出来るだけそうならない事を願っているからです

長い人生の中での一年や二年、大切なお子様の未来を思い、パーマやヘアカラーを我慢する事など大したことはないと思うのは私だけなのかな?

私は妊婦さんに、その事を説明し、断る勇気がある美容室がたくさん増えて欲しいと思います

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妊婦さんの美容施術について

2013年07月24日 | 妊婦さんの美容施術
いま、このブログを読んでいる方は、もしかすると妊娠中でヘアカラーやパーマに対して不安を抱え、真実はどうなのか?を模索している方かもしれませんね 
残念ながら、今の世の中は食品も水道水も空気さへも昔に比べ汚染されているので美容室の化学薬品だけが胎児に影響を与えているとは言えませんが、そんな時代だからこそ、少しでも環境の良い母体で育てて欲しいと思うのは私だけでしょうか? 
もちろん、美容師で行われる施術により、どれほどの影響があるかを立証する事は難しいと思いますが、樹状細胞の働きにより、最近は皮膚に付着した化学薬品は経皮吸収により体内へと侵入していることがハッキリしました。
 
それを、見る限りでは妊娠中はホルモンバランスの変化により、通常とは違う免疫低下などが考えられるので、出来る限り化学薬品を遠ざける事が良いと思います
 
化学薬品の体内への侵入経路は大きく分けると(経口・吸入・経皮・粘膜)と4種類ですが、その中で美容室で関係のあるのは呼吸による「吸入」と皮膚に付着する「経皮」の2種類です。
 
そして意外と軽視されていますが呼吸による化学薬品の侵入は、かなり反応が早く化学物質化敏捷の方は、ほんの少しでもパーマ剤やカラー剤の臭いでもアレルギーを起こします。
 
そのためにクレールでは慎重に慎重を重ね、妊娠中のヘアカラーやパーマはお止めいただくように説明しさせて頂いております。
いつも同じ事を書きますが、妊娠中だけでなくアトピーやアレルギー反応を起こしている時には疑わしき物を避けてくださいね。
 
今でも「当店は妊婦さんでも安心してヘアカラーが出来る」と言っているサロンさんもあるようなので、私はそれを否定している訳ではありませんが、事故は起きてからでは遅いので、そのようなサロンではシッカリと説明を聞いたうえで、ご自分で判断してくださいね
 
わたしはお母さんやお子様の未来の健康のためには、時には断る事も大切なサービスの一つと考えています。
 
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妊婦のヘアカラーの質問が多くなりましたね

2013年06月13日 | 妊婦さんの美容施術

最近は「妊婦にヘアカラー」の検索がとても多くなりましたね。

最近では、とても若くて綺麗なお母さんが多いので、これらの質問が増えるのも当然なのかも知れません。

でも、その大半の方が安全性に何らかの疑いを持っている事も間違いありませんね。

ところで、妊婦さんへのヘアカラーの施術については施術をするサロン側も消費者側も、あくまでも個人の価値観であり禁止を強制するものではありません。

確かに、薬剤の説明書きや薬事法でも注意を促してはいるけれど、法的な拘束などはもちろん無く、あくまでも任意とされています。

しかし、これほどまでに関心が高いのは、危険なのかな?と思いながらも「ヘアカラーしたいな~」って思っている妊婦さんがたくさんいるからだと思いますが、それを選ぶのは、あくまでも本人の意思なので「ダメ」だと決め付ける事はできません。

そこで、今回は最近になって分かってきた事を書いて見たいと思います。

先日、京都大学医学部の発表により樹状細胞が表皮に付着した物質をリンパ節に運ぶ様子が映像化され、公開されました。

その映像によって抗原抗体反応(アレルギー)のシステムがハッキリわかり、単に化学薬品だけの話ではなく、花粉症の発祥にも従来の摂理だけでは説明できなかった事も分かってきました。

それは、今までの鼻の粘膜からだけではなく、顔や手などの外気に触れる表皮からも花粉が吸収され、抗体を作る事を最近になってあるドクターが発表しましたが、そのシステムと同じ事なのです。

つまり、今回の京都大学医学部の発表した樹状細胞の働きは、皮膚に付着したものは微量でも体内(循環器系)への浸入があることが立証されたわけです。

しかし、それは化学薬品だけではなく天然成分である花粉でさへも、皮膚からの吸収(経皮吸収)されてしまいアレルギー反応を起こしてしまうのです(もっとも天然成分も環境汚染により化学薬品以上に怖いものに変化していますが)

それを思うと「当店のヘアカラーは天然成分なので安全です」とか「ノンジアミンなので安全です」などの宣伝トークで妊婦さんにヘアカラーをお勧めすることは、何を持って安全性を謳っているのかと思えてしまいます。

美容師の私が、このような事を言うのは変かも知れませんが「妊娠中は疑わしき物を避けてくださいね」といつも話しています。

それは、大切なわが子への負担を少しでも減らして欲しいと願っているし、その事をお客様に伝えていく事も、私たち美容師の大切な仕事だと思っているからです。

もしも、この記事を読んで妊娠中の方々がヘアカラーを出産後まで控えてくださり、丈夫な赤ちゃんが生まれてくる事の少しでもお役立てたなら嬉しいと思います。

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