クレール美容室の独り言

近年は女性の抜け毛や薄毛が増え続けています。それらの予防にために安全な美容施術やヘアケア商品の開発を行っています。

やっと始まりましたね。様々な業界で!

2016年01月31日 | ヘアケア
今日はTV番組であるスーパーマーケットの『激安の秘密』を放送していましたが、その安さの秘密には「生産や流通を自社で賄う事で発売元や流通コストをカットしているから」と説明していました
少し前にも漁師さんが新鮮な魚を安く提供するために漁協や運送を利用せずレストランや料亭などに直接販売する事で「安くて美味しい魚を食べられるようにした」と言うのをテレビで見ました

それまでは、どの業界でも発売元や仲買いなどの中間業者により商品の流通していましたが、これからはそのようなコストを限りなくカットしていく事だと思います

それはメーカーや消費者にとっても本当に良い事だと思います

これは私が4年前にセーヌやラ・ポーデュベベを開発した時と同じ発想で、お客様により質の良い(コストを掛ける)商品をお届けするためにメーカーから美容室に直接商品を卸す事を提案したのと同じ事なんです

なぜなら商品の販売価格の半分以上が中間卸業者(ディーラー)の儲けけとされていたからです

そのため売りやすさと言う点で販売価格は抑えられ、その割りを食うように原料価格は極力抑えられているのです

そんな商品には全く魅力を感じません

スーパーでは販売価格の安さが喜ばれますが、化粧品にはより良い品質や安全性を求められるため必要以上に価格を下げる事は考えませんでした

それでも使ってみれば、いかにセーヌシリーズが優れていて、適正な価格で作られているかが分かります

それは現状のリピート率の高さが全てを証明していますね
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洗い過ぎは皮膚常在菌に影響を・・・

2016年01月27日 | 美容について
「シャンプーを毎日するとダメですか?」なんて事を聞かれる事があります。

それは頭皮や体などの表皮を守っている皮膚常在菌のバランスが崩れてしまうと言う心配があるからでしょう。
でも正しくは洗い過ぎ(回数ではなく)洗え過ぎ(脱脂力や抗菌性)の問題なのです。

皮膚常在菌とは「アレルギー」や「女性の脱毛」を守るの大切な菌で様々な菌が生存し、1人1人違うバランスを持っている事により肌質は異なります
常在菌には「善玉菌」と「悪玉菌」が存在し、例えば善玉菌よりも悪玉菌が多くなるとニキビやアトピー性皮膚炎などの原因になり、逆に善玉菌が多く生存していると余分な皮脂を食べ、皮膚のpHを保つ脂肪酸を作り、病原菌やアレルギー物質の侵入を防ぐバリア層を作ります (そのため健康な皮膚の等電点は弱酸性と言われる)

こんな大切な皮膚常在菌とは仲良く付き合いたいものですね。

では、なぜ「皮膚常在菌」のバランスが崩れるのか?
それは、合成シャンプーや化粧品などに含まれている硫酸系の合成界面活性剤・殺菌剤・防腐剤・香料などの酸化毒により、善玉常在菌が死滅するからです

例えば洗顔や入浴後、常在菌の餌となる皮脂の分泌がされるまでに最低でも2時間(アトピーや乾燥肌の人は8時間以上かかるそうです)掛かるそうですが、その皮脂を食べた常在菌が脂肪酸(皮脂膜)を作り、バリア層を作るのだそうです

そんなこんなで、今日もボディソープの被害相談をお客様より受けました(体が痒い~)
そして、合成界面活性剤の生分解性について説明していたら「そう言えば何時までもタオルを濯いでも泡が切れないね」と話していました。
それこそが「洗え過ぎ」(脱脂)の正体なんですよ。

☆皮膚常在菌の働き

1.脂肪酸などで保湿成分をつくり、肌の乾燥を防ぐ。

2.活性酸素の制御により老化を防ぐ。

3.皮膚に有害な病原菌やアレルギー物質の侵入を防ぐ。

4.皮膚のpH調整などにより免疫をあげる。

5.色素沈着を防ぐ。


こんな働き者で頼もしい皮膚常在菌も(アルカリ性の石鹸・石油系合成界面活性剤・防腐剤・香料)などにより生存が難しくなるため、アトピーや敏感肌の方は使用を避けて下さいね
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後から驚く!

2016年01月26日 | ラ・ポーデュベベ(スキンケア)
今日はラ・ポーデュべべ(スキンローション)に配合している原料の一つが海外でも認められている事を証明する書類を見せて頂きました

その原料を私が処方に選んだ時はまだそれほどでもなかったのですが、その効果の高さから今では多くの化粧品メーカーが採用しているようです

でも配合のさじ加減により、その効果は様々ですからね~

今日、製造元のニッシン化研さんとミーティングしていたら「セーヌやラ・ポーデュベベの配合原料は後から驚くほど評価されます」と言っていましたが、長年の勘とお客様への思いやりが、その独特の処方を生み出すのです


このディプロマはラ・ポーデュベベに配合した原料の一つがフランスで最優秀原料の一つに選ばれた証明書です
この賞は安全性・効果・効能などの厳正なる審査受けて、世界中で一年間に製造される膨大の数の中の化粧品原料から選ばれたのです

その他にもセーヌやラ・ポーデュベベには優れた原料がたくさん配合されています
それは、長く使えば使うほど他の物とは差が出てきます



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開発は楽しくてしかたがない

2016年01月23日 | 美容育毛
昨日もお客様より嬉しい報告がありました
それはセーヌ・オキシウォッシュを導入した施術を前回に体験され「白髪が目立ちにくかった」「髪の収まりが全然違う」「退色がほとんど無い」などの喜びの声でした(今月になってから、同じような感想を数人から聞きました
このように感じて頂いたのは、この製品が狙い通りの開発であった事を証明していますね
本当に製品化して良かったと思います
お客様は「そのうち白髪染めしなくても良くなっちゃうんじゃない?」なんて笑っていましたが、流石にそこまでは?かな
でも、いま臨床中のローションもかなりそれに近いデータが取れています
おっと、あまり詳しくは書けない
(このところセーヌに似た処方の物が良く出回っているとの情報がたくさん寄せられていますからね~)
でも、このような嬉しい報告をたくさん聞かせて頂いて本当に毎日が幸せです
これだから、開発は楽しくてしかたがない
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泡にはこだわらないでね!

2016年01月23日 | ヘアケア
最近TVのCMを見ていると「濃密な泡・クリーミーな泡・豊かな泡立ち」などのキャッチフレーズが目立ちます。
また百貨店の化粧品売り場を歩くと透明のボールにタップリの泡を立てて豊かなクリーミーな泡で洗顔を勧めているメーカーさんもあります。
現実、今でも豊かな泡は人気があるようですが、実はこれが中々の曲者です
シャンプー剤や石鹸の汚れを落とす作用には大きく分けると(溶解・分解・吸着)と3つありますが、その中で溶解作用があるのは界面活性剤であり、その他は酵素やマッド(泥)などの分解性や吸着性であります。
この溶解性がある界面活性剤の能力が高くなれば皮膚のバリア層を破壊されやすくなるのです。

一般にシャンプー剤は数種類の界面活性剤を組み合わせて作りまが「組み合わせる?」と言う事に疑問を感じる方もいると思います(シャンプーを設計した人にはわかると思いますが)界面活性剤には、それぞれ特徴があり(気泡性・泡の持続時間・刺激性緩和・消泡性(泡を消す)・補修能力)などそれぞれの特性を持つ界面活性剤を組み合わせ、理想の泡を作ります(それに添加剤を入れる)

先日もセーヌの製造元のニッシン化研さんとミーティングしている時に、ある重役の方から「今までもOEM商品の製造時に泡にこだわるなと言ってたんだけど」と話してくれました。「その点、セーヌは凄い」と驚いていました
実は、この会社には日本の界面活性剤を扱うトップシェアの会社から元研究員さんが来られていてます。そんな人でも、なかなか理想のシャンプー剤が出来なかったのは美容師のように現場で多くのお客様の髪を見て健康管理をしたことが無いからだそうです。活性剤のプロだけどシャンプーのプロではないと言う事ですね

豊かな泡には好みもあると思いますが、もしそれが安全で確実な物ならば濃密な泡の『歯磨き粉』があってもいいような・・・

最近ではアトピーや敏感肌の方が本当に多くなりましたが、そのような方に私は泡立ちの良さや持続性が良い製品などは避けてねとアドバイスをしています


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天然と合成

2016年01月21日 | ヘアケア
昨日のニュースで「近大マアジ」の試験販売開始を伝えていました
番組では天然物に比べると養殖の方が脂のバランスが良く「臭みも無い」と言う事で、天然物のブランド魚の関アジよりも価格的も高く、現時点では希少性があり、多くのお客様がオーダーしていました

ただ気になるのは天然物に比べ安全性はどうなのか?と言うことです

確かに海の汚染などが広がり、背骨の曲がった魚など生態系が崩れていることもあるため、その点では魚場を選べる養殖の方が安全性が高く、安心して食べられる日が来るのかもしれません

ところで私達の業界でも自然派化粧品や天然成分100%などと言って付加価値を上げている感じがありますが、私の経験では100%天然成分だけの化粧品は粉末以外はほとんど無くそれには防腐の問題があるからです

さらに言えば100%オーガニックの化粧品については現時点では日本の製品には法律で認められず、オーガニック原料を含むに留められています。

その理由は現在の日本でのオーガに製品は食品意外に法律で認められていないからです(詳しくはこのブログ内の「オーガニック化粧品について」をご覧下さい)
私も長年にわたり天然成分100のヘアケア商品やスキンケア商品を開発したいとメーカーの研究員と一緒に開発してきましたが、、いずれもチャレンジテスト(カビなどの検査)をクリアできず腐敗してしまします

稀に「腐らない化粧品はダメだ」と言われる人がいますが、実は製品に菌が発生してるものを塗布する事で皮膚常在菌のバランスが崩れ、皮膚のトラブルを起こしやすくなるのです

そこで、現在では多くの化粧品原料のメーカーさんが凌ぎを削り、天然成分由来を合成でありながらヒトパッチテストや粘膜検査などの厳しいテストをクリアし、製品化しています

そして生分解性や分散性などの配合のしやすさなど、様々な工夫がなされ、何よりも安心なのは各メーカーが膨大な経費をかけて安全性の試験をクリアしていることです(そうしないと製品化できない)

それを上手く組み合わせて処方した製品は安全性や効果効能が優れている事があるのです

私は商品開発で最も重要視しているのは『防腐』と『香料』ですが、それについては植物由来の物だけを組み合わせて使いますただ天然成分やオーガニックと書かれた化粧品でも絶対に安全と思い込まず、敏感なお肌の人は必ずパッチテストをしてください

それは100%ヘナ染料についても漆や蕎麦などにアレルギーがあるように植物アレルギーは重篤な症状になる事があるので過信せず、慎重に行ってくださいね

今は天然物に付加価値を感じる事がたくさんありますが、もしかしたらいずれは養殖が安心して食べられる日が来るかもしれません
少なくとも、私たちの美容業界での開発は、その方向に向かって進んでいるのです
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何時までたっても親は大変だね

2016年01月21日 | セーヌ・シリーズ(ヘアケア商品)
先程、お客様が東北に住んでいる息子さんに送るため「スカルプシャンプー3本頂戴!」と買いに来てくださいました
その息子さんはアトピー性皮膚炎のため石鹸で身体を洗うと痒みが止まらず皮膚の剥離が酷くなるのだそうですが、スカルプシャンプーで全身を洗うようになってから、ほとんど症状が改善され痒みも止まっているようです
以前にも「痒みがとまりました」と言う記事で書いたようにスカルプシャンプーは全身を洗って頂いても、とても良い結果が現れるため、乾燥肌の方にもとても人気の商品となりました
それにしても年末から年明けにかけて、随分と纏め買いをしてくださるお客様が多かったのですが、その殆どが帰省される娘さんや息子さんなどお身内の方々へのお土産にと言うものでした
そんなお客様に「皆さん本当に優しいですね~」と話したら同じように「娘が正月に帰るからシャンプー買っといてな~」って連絡があったそうです勿論、請求しても・・・・
そんな話を毎日聞いていると結婚しても親は大変だな~なんて思いました
でも、お陰様で連日のようにたくさんのスカルプシャンプーを買ってくださり、その度に喜びの声を聞かせて頂く事になり嬉しい気持ちで一杯になります

私の開発目的は、使って頂いた方々の数だけ喜びの声を聞ける事です
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やっぱりコストは重要です。

2016年01月19日 | セーヌ・シリーズ(ヘアケア商品)
今朝、東京に行かれている関先生から電話があり「ある美容室の先生がセーヌ・スカルプエッセンスを色々試しところ凄く髪が綺麗になった」と喜んでいたと報告して下さいました。
この美容師さんは、お一人で営業されているのですが、美髪へのこだわりは半端ではなく、とても大型チェーン店には出来ない(しない)であろうコストをお客様にかけています。
そのためか多くのお客様から絶大なる信頼があり、セーヌシリーズの販売数も今ではクレールに迫る勢いです。

私はいつも思うのですが「お客様にはお金を掛けてあげないと、お金を掛けて頂けない」それは私も立場が変わると消費者だから、よく分かります。
美容師の講習会では良く聞かれる事だけど「コストは幾らかかるのか?」と言う質問はその美容師さんからはありませんでした。
ただ純粋にセーヌの使い方や効果だけを質問され、後はご自分で工夫して良い結果を出しているようです。
それは純粋にお客様の髪を綺麗にしたいと言う気持ちが込められているからだと思います。

同じ時に同じ説明しても、結果の違いが現れるのは、お客様に対して我欲を捨てられるかと言う事なのでしょう。

やはり、良い結果を求めるためには、コストを掛ける事は重要だと思います。




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香りはそんなに必要?

2016年01月18日 | ヘアケア
今日は百貨店に行きましたが、シャネルの売り場で「髪の毛専用のフレグランスです」と言ってサンプルを渡してくれました。
それ自体は優しい香りで良かったけど市販のシャンプーを使っていて、あれだけ香りが残っている人にこの香りは必要なのかな?って思いました。
それよりも、これ程までに合成香料が氾濫している世の中だから、化学物質過敏症の方が増えているのも仕方がないのかも知れませんね。
でも、そんな病で苦しんでいる方々にとっては、ほんの1滴の香水でも命取りになる程の猛毒とも言える合成香料について「香りはそんなに必要なのか?」って思います。
先日も化粧品開発メーカーさんの研究員さんと合成香料の危険性について話をしていたら「合成香料は石油由来ですからね~」って言ってました。
だから、私は合成香料を開発商品に配合しないのです。
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予想通りの結果に!

2016年01月16日 | ヘアケア
昨日、お客様より「今回は本当に白髪が気にならなかった」と言われました
その方は毎月白髪染めをしてくださるのですが、前回から新製品の『オキシ・ウォッシュ』を使った事でヘアカラーの残留薬剤の適切な処理をしたことで白髪の発生が抑えられたのでしょう(これについては「ヘアカラーで白髪が増える?」の掲載記事を見てください)
その他にオキシウォッシュの優れた能力はヘアカラーの残臭の軽減やパーマの施術によるシステイン酸への変化などを防ぐ事で、独特の柔かかな手触りと美しいウェーブ形成を作りますが、何よりも違いを実感するのは施術を受けたお客様だと思います
これまでにも、○○○カラーや○○○パーマなど様々な名前を付けて付加価値を与えたりしている美容業界ですが、結局は前処理や後処理を適切に行う事で毛髪の状態は全然違うものになるのです
勿論、同じ材料を使っても、その使い方によって違いが出ますけどね~
今後はそれらの技術についても教育センターで公開できればと思います

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