今日はある美容材料屋さんから届いたパンフレットに面白いものがあったので参考にして下さい
そこにはヘアケア商品について「アナタはどっち?」シリコンVSノンシリコン
シリコン配合
メリット・・・熱・摩擦・紫外線・ツヤ・感触向上・ダメージ修復(?)
デメリット・・髪の栄養補給がしにくい・パーマ・カラーの薬品が浸透しにくい
ノンシリコン
メリット・・・自然派・低刺激・髪の健康向上・パーマ・カラーの操作に影響しない
デメリット・・コーティング能力が無い・熱・摩擦に弱い・キシム
こんな感じで書いていますが、これも全てに当てはまるとは限りません。
シリコン(シリコーン油)基本的には刺激は無いので、シリコーン油を配合しても、それにより刺激が出ることは直接的にはありません。ただ、シリコーン油のコーティング能力によ界面活性剤が頭皮に残り、さらには生分解性が悪い事で頭皮湿疹や新生毛の発毛環境を悪化させる可能性は十分考えられます。
そのため、クレールでの脱毛治療の第一歩はノンシリコンシャンプーに替えて頂きます。そうでないと発毛がしにくくなるのは事実です
ノンシリコンは「キシム」なんて話は過去のものになりました。セーヌのヘアケア商品には鉱物系の原料はもちろんシリコンも配合していませんが、シャンプーだけでも十分に軋まず濯ぐ事が出来ます。
その理由は18MEAやトウモロコシベースの天然コーティング剤を使っているからです。これらの原料の利点は生分解性が優れているために、毎日のシャンプーの度に洗い落とされ、次にシャンプーやコンディショナーやヘアエッセンスを使う度に新しい天然系の皮膜を形成し髪を守るように設計しているからです。
シリコーン油には強い皮膜形成力がありますが、水に溶けない性質のため、どんどん皮膜が厚くなり、シャンプー時にお湯をかけると、髪がキシミます(ビルドアップ現象)これが頭皮にまでコーティングされるため新生毛の発毛環境が奪われているのです。
「あなたはどっち派」と聞かれても、選ぶ基準はバラバラです。ただ、これほどまでにノンシリコンが増えている背景にはシリコンの被害が多く出てきた事には間違いありませんね。
少なくとも脱毛治療の過程においてシリコーン油が配合されていると、結果が良くない事は間違いありません。(クレールのHP内のこれも美容師の仕事です)をご覧くださいませ。
その事を考えると、どれを選ぶべきかは自ずと見えてくると思います