技術の進歩とネットの発達はプロへの道を近くした?

2005-10-31 02:05:34 | Weblog
娘の文化祭で見たショーは、なんとPCのDVD映像を舞台いっぱいに映し出したものを利用していて、なかなかすごかった。

高校生の頃、接写レンズがついた8ミリカメラで一こまずつアニメをとって、できあがったフイルムを切り貼りしながら編集した時代の自分を思い出しながら、技術の急速な進歩に驚いてしまう。

ショーのメイキングビデオときたら、プロの作品となんら変わりないできだ。フイルムが高くて、一本たった3分程度のものを大事に使っていたことを考えると、まるで夢のような安い値段で、それを素人の女の子たちがなんの苦もなく使いこなしてプロはだしの作品にしている。

そういえばネット上で公開されているフラッシュも、プロ顔負けの作品がたくさん出ているのだった。

無名のブログの文章やマンガに人気が出て、そのまま本として発売されたりもしていることを考えると、クリエイティブな仕事に参加する予備軍の裾野がどんどん広がっているのだと実感する。

ただ、ネットの発達や技術の進歩は、特殊な世界にも飛び込みやすかったり、二足のわらじを履きやすくはしたけれど、それで一生食べることを難しくしているともいえるのかなあ・・。

こうなると、どんどん育ってくる新しい感性に負けないでプロとして生き抜くのって、なかなか難儀そうですものねえ。