日本という互助組織

2004-10-28 22:29:18 | Weblog
連日の寒さでは暖房も使える我が家にいても、被災地のことが報道の画像以上に切実に思われる。
一週間たっても自宅に帰るめどもたたないで、地震の不安の次は今後の生活への不安と、心休まる暇もない生活・・・。

これだけ経済的にも政治的にも安定している日本であっても、大きな天災ともなると復興までには相当たいへんなことになる。
それが政情不安な国だったら、天災であれ人災であれ想像できない苦難となるのだろうと思う。

よく国家権力(悪い意味で)という表現を目にする。
でも、日本に階級的な意味での「権力」なんてないのでは?
「裏権力」のひとつだったらしい「はんなん」でさえ盛者必衰。
政治家などは選挙に落ちればただの人。裏献金ばれればつかまることだってある。
公務員が大もうけなんてことは犯罪でも犯さない限り聞いたことがない。

私にはむしろ、日本国家という「互助組織」なんであって、特定のだれかがもっている「権力」なんてあるんだかないんだか・・・思えるんだけれど。

「反日」とか「反権力」とか言うけれど、ときどき「親のすねかじってるのに親を罵倒している不祥の息子」を連想してしまう。(笑)
いくら不詳の息子でも、赤の他人の隣人が自分の面倒見て当然とは思わないだろうから、いわゆる「権力」という「国家互助組織」になにかと補助金要求したりするのは、結局は「自分を保護」する存在だという潜在意識が隠れてるのでと思ってしまう。

民族民族というけれど、困ったときに誰に頼るつもりなの?
その頼れる相手が実は自分の国じゃないの?

もちろん最大公約数の幸福から外れてしまう不幸もないわけじゃないだろうけれど、とにかく助け合って生きてる日本。
被災地で自分の命を危険にさらしながら救助にあたっている人が、「国家権力」の手先に見えるとしたら、そのめがね壊れてると思ったほうがいいのでは。

だれと戦ってるの?反日って。

新潟地震のニュースをみて・・

2004-10-24 22:48:20 | Weblog
明るくなったらやはりあちらこちらの被害がだんだん明らかになった。
ニュースを見ていて驚いたのは、あれだけ迅速に救援活動が動いているように見えたけれど、朝になっても食料配布がなかなか届かない人や足りないというインタビューが多かったこと。
もしこのレベルの地震が人口密集地帯に来たとしたら、非難する安全な場所もない上に、簡単には救援物資は届かなそうだと実感した。
最初の二日ぐらいの食料を日ごろ自宅に確保してあったとして、それが取り出せる状態でなければ役にたたない。
私などはどちらにせよ、全部燃えてしまうだろうという地域に住んでいるので、命からがら逃げ出せればラッキーってことになりそうだ。

こうしたニュースを見ていつも思うのは、たいへんなときほど冷静に協力しあって対応する日本人の姿だ。お孫さんをなくされた方が淡々と語る姿を見ていると日本人ってこうなんだよなって思える。怒鳴り散らす人も泣き叫ぶ人もないけれど、それだけに見ていて伝わってくるものがある。

台風が多かった年であったことが災害をひどくした可能性もあるかもしれないが、せめて大雨大雪の中での災害でなかったことはよかったと思える。夜、外ですごしている方も多そうだが、このところの気温の低さを考えるとテレビに写っている軽装で耐えられるのかと気にかかる。

地震が収まるまで、お天気が持ってくれればと祈るばかりだ。

年金見込み額通知っておもしろいかも

2004-10-24 00:48:10 | Weblog
「年金見込み額、全員通知」 社保庁長官が表明 (朝日新聞) - goo ニュース

食べ物に添加物たっぷりで育った私たちが、果たして今の老人世代みたいに、平均80で100歳も珍しくないなんてことはないかもしれないけれど、それでもたとえ10年でも無収入で生活するとなると最低でもうん千万円必要になる。ちょっとたまりそうもない・・・

払う金額の多寡もさることながら、手続きは簡単に越したことないし、自分が今どういう状態なのかすぐわかるって言うほうが便利なので、今回の改革はうれしいですねえ。
早く夫婦単位の年金もやめて、すべて個人でお願いします~~。
サラリーマンの妻っていうのでなくて、「低年齢の子供のいる女性」は保護する程度にして、3号っていうのもやめていいですから。

今になって思うと、かつて総背番号制なんていうのに反対してたのは、不法に滞在している人かよほど税金ごまかしてる人がだったのでは?

役所にある程度の自分の情報で人に知られて困るようなものなんて、普通ないでしょうに。
脱税するほど稼いでないのが平均?(かどうかは知らないけれど)スパイ防止も兼ねて、このさい国民番号ください。


不景気には教育的効果があります

2004-10-21 01:22:58 | Weblog
って断言するのもなんですが、小学生から20代くらいの若い世代の人たちと関わることが多いので、体験的にはそう思います。

非難された世代の方がお読みになったらごめんなさいね(汗)

あのバブルの終わる頃・・・偶然にしてはあまりに偶然、私が子供と関わっているふたつの場所がびっくりするほど荒れました。

好きな趣味の世界であれ、嫌いな勉強のことであれ、両方とも真剣に取り組もうとしない子供たちが急激に増えたのです。投げやりで身勝手さ大爆発でした。

それがここ2年ほど反対にびっくりするほど「りっぱな子供」が激増しているのです。(あくまで私近辺情報)
やるべきことはやるのは当たり前って雰囲気が子供の中にあるのです。
携帯電話を使ってはいけない場所ぐらい知っているようになってきたのです。

子供の学力が落ちていることが問題になっていますが、もしかすると今後数年でいくらかは好転するのではと思えるほどです。

統計でもなく単なる経験からで決め付けるのもなんですが
子供は社会のあり方に敏感に反応するものだと思わざるえません。

お金を借りて右から左に動かせばあぶく銭が稼げた、あるいはサービスが悪くてもいくらでもお客さんがくる・・そんな社会は、大人の心さえあらします。まじめに働くのが馬鹿らしい気さえしてしまいますものね。
そんな社会を子供はちゃんと見ていたらしいですね。

いまや、コンビニ店員とあなどるなかれ、都内でアルバイトひとり募集に40人の応募があったという話を聞きました。なかなか狭き門です。
それに近頃のしつけの行き届いた店員の接客にはプロらしさを感じることさえあり、好意がもてます。

厳しい社会はそれだけで人を黙ってしつけてしまう力があるのだと思いました。

逆にというか、数年前から(銀行員がねこを弓で撃ち殺した事件あたりから)、ニュースで40代の事件を多く目にするような気がしてなりません。
不惑のはずの40代。
なにか成長しないままに、年だけとってしまって社会に不適応している人もまた、増えているのかと思えたりするのだけれど、どうなんでしょう。こちらは不景気がマイナスに働くだけの年代かもしれません。


属国になるならどこがいいかなあ

2004-10-20 00:31:33 | Weblog
ネットサーフィン中に読んだ記事に、新潟と北海道と沖縄は独立国になりたいらしい・・ってのがあった。
真偽はともかく、日本から離れたほうが幸せになれるって思っている人たちもいるんだと驚いた。

私は逆に浜幸さんが、「日本はアメリカの属国だから」とたびたび言うのを聞いているうちに、それも悪くないかもと、寄らば大樹の陰を妄想してみたが・・

第一次大戦後ハワイは日本に併合されることを希望したけれど、結局アメリカに強引?に吸収されてしまった。今、ハワイの人はどちらがよかったと思っているのだろうか。独立国になりたいと思うことはあるのだろうか。

それにしてもアメリカの日本州になったら、イラクでたくさん自衛隊(アメリカの軍隊として)の人が死ぬ羽目になるんだね。
そう思うと、アメリカはある意味厳しい国だ。いつだったか、ある地域の州兵が突然イラク行きを命じられるという特集を見た。専門の兵隊さんではなくて、普段いろんな仕事についてる普通の家庭のお父さんたちだ。

日本で今、自分の子供が戦争にとられるとしたら、戦争の「大儀」があるかどうかは今よりもっと重要だと思うだろうなあ。私も「イラク反対運動」したかも・・・(けっこう身勝手)

世界中どこかに、戦争に行って戦わないでいい国ってあるのか??
せめて、人の国のトラブルに口だして軍隊送り込むことはなくて、お仲間になったらなにかと便利な国。オーストラリアだったら時差があんまりない・・・でいくまでに飛行機11時間。資源のある国は魅力だ。あんまりがつがつ働かなくても生きていけそうに見えるから。

日本が日本として独立していたほうが絶対暮らしやすいんだろうか・・

まあ、いくら大国でも中国に寄ったら、とたんに不幸になりそうに思えるのはなぜ?
そう思うと、どこの国に生まれるか自分で選べるとして、それで選ばれる国って地球上にそう多くはないねえ。日本なんかは他国から見たらいい国に見えそうだわ。



本日、珍しく民主党が普通にみえた国会

2004-10-18 23:53:40 | Weblog
去年から今春にかけては、お笑い民主党質疑の国会にはほんと笑わせてもらいました。
そのお笑いのスターが引っ込んで、ごくごくまともな方を出してきたので、
やっと国会らしくなってきてほんとよかったです。
だれだったかテレビタックルでよく見かけるお顔でしたが、保守寄せパンダの役を十二分に果たして、全部が全部あのレベルなら民主党も政権とれるのにって幻想さえ浮かびました。

小泉さんは去年の迫力に比べると、いくらか防戦に追われてるように見えてちょっと残念。
でも、ああやって拉致被害者の問題を堂々と国会で議論できるようになっただけでも、日本もだいぶまともになりつつあると思いたいです。(過去それをじゃましたのは社会党ですし、一部民主党に流れ込んでるのを私は絶対許しません)

議論がかみ合わないのも仕方ないかな。
野党のもって行きたい方向に話を進めるわけにもいかないし、本音もいえず、事実のすべてをさらすわけにもいかず・・・
国会って、ある意味むなしい議論ではありますね。

ていうか、イラク攻撃に賛成したことをいまさら愚痴愚痴いってるの時間の無駄じゃないのか??

小泉さんが首相になったばかりの頃は私はまだ橋本さんのファンでした。あんな変人になにができるのかと思ったら、なかなかやるじゃない!ってことでだんだんファンになったのだけれど、真紀子さん捨てたときはちょっと嫌いだったかな。でも、彼女は最悪だった。

マスコミが小泉さんを当初もてはやしたのは、もしかするとあんな変人なら(きっと馬鹿だし)たいしたことできないでいいって思ってたんじゃないかなと最近想像することがあるんですよね。なにしろマスコミってどこの国の利益考えてるのかちょっと怪しいとこあるもの。ところが支持率がありすぎて、今までみたいにマスコミの思うようにならないじゃない?いつもだったらスキャンダルのひとつふたつ報道しまくれば、とっくに追い出せたはずなのに。

純粋な高校生の手紙になんてひどいことを!!ってな感じでね。

ところが叩いても叩いてもなかなか支持率落ちないで、その間にも次々古い体質のよどんだ空気を壊し初めて、他の人が怖くて手をつけられなかったことに手を出して。ほんと裏でつながった怪しい人たちはあせっただろうな。手を変え品を変え、小泉落としにやっきの報道。

春の参院選ではとっても残念なことに、批判票が一部民主党に流れたために、どうやら「外国人参政権」は国民に秘密裏のうちに法案として通過してしまいそうだということ・・・ため息だわ。
民主党にはいい人もいるけれど、旧社会党を初めとして日本の利益に反するスパイもどきの人がいっぱいいること忘れたらまずいよ。

将来小泉さん並に支持率取れる首相が出てこなければ、以前みたいにマスコミのスキャンダラスな報道で簡単につぶされてしまうし、そうなれば拉致問題みたいな火中の栗をあえて拾わない首相ばかりってことも考えられる。あげくに、派閥推薦とかいうつまらないおじさんが大臣?うんざりだ。

阿部さんは期待されすぎでかえって心配。国民はわがままですからね。

今小泉さんの足引っ張っても、代わりできる人がいない以上、いいほうにいくどころか、かえって解決しないことが増えるだけだと私は思うんです。

郵便局には集めたお金を働かせて儲けるノウハウがないし(利子が稼げない)、集めれば集めるほど税金で穴埋めするような使い方になってしまうって状態はやっぱりなんとかしないとならないじゃない。あそこは利権の巣窟だもの。
すっきり壊してもらって、大掃除したほうがいいわ。(自宅の大掃除はできない私ですが・・・)

揚げ足とりばっかり

2004-10-17 16:25:51 | Weblog
小泉首相がブッシュさんに「がんばって欲しい」と言ったとか(これは、ちゃんとした前置きがあったにも関わらずそこをカットして報道)外相が「運転技術がうまい」といったとか(こんなにすごい事故なのに被害がこれですんだのはってことに対しての印象なんだろうと気持ちはわかるが)とか・・・そんなに大事な話??くだらなすぎないか??

前置きといえば、いつだったか「慣れていないので」と前置きしたら、そんなことばで最初に自分を弁護してから語るなんてもってのほかだとめちゃくちゃ叩かれたことがあった。

ああ、そんな光景の掲示板をよくみかけてたのに。こういう日本的なご挨拶表現をことさらに言葉どおりに受け取って否定して、「自分を弁護する表現から書き始める人間性のやつが言うことは間違っている」ってところに話をもっていきたいらしい。初対面の相手だから一応そういっただけだよ「ばか!」まあ、次コメントするときは、まともに話せる相手がどうかちゃんと選ぶわ。・・・って「ネット議論に『慣れてない』私の失敗でしたが。

そのあげく、コメントで一番いいたいことは、あえてスルー。
本質はおいておいて、どうでもいい表現だけを取り出して攻撃すれば、自分の問題点を見ないでいつまでも議論をかみあわさないのだから、話はずっと平行線。絶対「議論」に負けない方法ではあるんだよね。

『国を売る人びと』(PHP研究所、平成12年) (渡部昇一氏、八木秀次氏との鼎談) 「あとがき」

の文章が林道義のホームページ
にのっていた。

よりよいものを建設するために悪いものを破壊するというのではなく、破壊のための破壊である。そのような破壊衝動の背後には、ある種のコンプレックスが作用していたと思う。そのコンプレックスは反権威主義と結びついており、「なんでも反対」主義となって現象した。


という感じがぴったりだ。
よりいいものを求めて(真理を求めて)というスタンスは「日和見」として切り捨てて、ただ「叩き潰す快感」を求めて「攻撃」することだけが目的の人とは関わるだけ無駄なわけだ。

けんかしたいときは、こういう助っ人は頼もしいかも。(汗)声もでかいし。言葉も暴力的だし。
でも、少しも問題は解決しないだろうなあ。けんかが終わったらつまらないって思ってるんだから、
争いの激しさは増すばかり。本当はお互いに歩み寄れたはずなのに、この助っ人の傍若無人ぶりへの感情的なもつれのせいで理性は働かず、自滅するまで戦う羽目になるんだろうなあ。もし自分が被害者であったとしても、まともな応援者は引いてしまう。そもそも仲間さえ攻撃するしね。


いきなりけんか腰??

2004-10-15 23:35:47 | Weblog
もちろん私だって、「民主党」応援してるとか、捏造の歴史を元に反省しろとか聞いたらあるいはいくらかとげとげしくならないとも限らないのでえらそうにはいえませんが・・・

少なくともいきなり、書いてあることが気に入らないからと、初めての人に、言葉遣いもきたなくはき捨てるようなコメントを書くってことはさすがにないです。

それとも、どこかでけんかしまくってきて、その仲間に見える言葉に出会うと、反射神経のように攻撃的になってしまうのでしょうか。

「話せばわかる」とは言いいません。「主義」や「活動」が「信仰」になってしまっている人もよくみかけるし、お仕事で「あらし」ている人もいそうですので、もともと「真理」なんて求めてない人に通じる言葉はありません。

それでも、なんでそんなに「ぎすぎす」としたコメントで棘だしまくってるの?なんかリアルな生活にご不満でも??しかも名前も名乗らずに・・

なんとなく「真剣じゃない」からと言ってすぐ粛清するのがお得意なイデオロギー集団と同じスタンスに思えてしまうんですけれどねえ。






80円のメール便でも無事ついたから

2004-10-14 01:20:32 | Weblog
ハリーの世評ナナメ読み

言われてみれば郵政民営化についての知識はなかった。

集めたお金を国会審議なくかってに官僚が使えるのが問題らしい・・とか
公共施設を作るためには郵便局から銀行より高い利子のお金を借りないとだめらしい・・とか
なんだか郵便局を経営している人はうまい汁(汗)をすってるらしいとか・・・
一番は利権議員の温床になってるってところは確からしい。

例によって「らしい」ばかりだけれど、マスコミが足ひっぱるような報道してるところを見ると、きっと民営化はいいことに違いない!!!って思う私でした。
ついでに、あんなに半日マスコミが小泉たたきやってるところをみると、小泉さんってたぶん国益に沿ったことしてるんだなあと思うこのごろ(笑)

夜になってからのほうが元気に活動する私にとっては、コンビニはとっても素敵なお店です。
先日も夜中に切手を買いにでかけたところ、そこでメール便なるものを薦められました。
なんとたった80円で小包が送れるというのです。
感激です。

配達員は慣れてない人が多いから、無事つくかどうかわからないよ・・と知り合いに脅されたりしましたが(笑)、とりあえず時間がかかったとはいえ、配達されました。

郵便局の郵便事業はもうだめかも・・と実感してしまいました。
値段もそうだけれど、コンビニのいつでも送れる便利さは最高です。

で、郵便貯金どうなるんでしたっけ??
国会演説つついてないで、その辺もっと報道してくれるほうが役にたつと思うのになあ。

労働移民ってほんとに日本にとって得?

2004-10-10 02:36:03 | Weblog
時事放談
こちらでもこの問題について書いてありました。

今週号の『YmiuriWeekly』に短期連載の上として「アジアに求める介護の手」という記事があった。

>日本人の介護はアジア人の手で_。そんな時代がくるかもしれない。今、フィリピンとの間で、介護士・看護婦の日本市場の開放についてのガイドライン作りが進んでいる。

フィリピンは国内に見るべき産業もないために、主に海外の出稼ぎによって成り立っている国だ。だから、以前から日本への出稼ぎを希望している。現在、介護のなり手が不足している日本に向けて送り出すべく介護者の訓練が着々となされている。

現場が困っているという現実を先延ばしにするわけにもいかないのだろうけれど、先進国が3kの労働を他国の移民に頼った結果、後に多くの問題を抱え込んでいる様子を聞くにつけ、果たして安い労働力だからといって安易に労働移民を受け入れていいものかと疑問に思う。

なり手がない必要な仕事に国が援助してでも高いお金を払ってその人員を確保するコストと、将来住みついてしまった「保険」も「年金」もない労働移民へ日本人同等の権利と生活を保障することになるコストといったいどちらが効率的なのだろうかってことを考えてしまう。

フランス等、いわゆる単純労働を外国人に奪われた自国民が、移民に対する憎しみを募らせ暴力を・・といったニュースを過去にずいぶん聞いた覚えがある。

文化の違う民族と多様性のある国づくりは今後重要だとは思うけれど、安い労働力だからという理由では将来必ず禍根を残す。文化や生活習慣が違う労働移民に自国民と同等の権利を与える覚悟があって、なお必要な措置がどうか。トータルでは絶対低コストにはなりえないと想像してしまう。

実際、過去に移民?してきた在日外国人の参政権の問題も十分に話し合われていないで、なし崩しの様相だ。

日本で大金を稼いで、一族を養い帰国して会社を興し裕福に暮らしているというようなラッキーなお話ばかりならいいけれど、住み慣れたから日本人になる!と言われてどう扱うのかまだ明確とも思えない。(実際裁判になってるようで)
生活できない人となった場合、重い病気にかかった場合・・・だれがその負担を負うのか??
仕事のない日本人を増やしてしまって、その人たちの生活はどうするのだろう・・・?

子供の数は減ってるけれど、元気な老人はずいぶん多くなっている。労働時間をシェアーすることで体力に応じた働き方ができる方法など、まだまだできることはあると思うのだけれど・・。