歴史のことは

2007-02-27 03:14:55 | Weblog
どんなにひどい目にあったかを他者に伝えるのはなかなか難しいことだと思う。

だから、少し誇張した表現があってもそれは仕方ない。
人の苦しみを理解するのは、簡単ではないし、他人の苦しみに人はとかく鈍感になりやすいから。

被害者に対して、かわいそうな犬ほどの同情さえもたないことさえあるだろう。それどころか、自己責任と切り捨てられる場面も少ないわけではないし。

被害者のほうは、加害者を自分と同じ気持ちで憎み責めて欲しいと普通は思う。

でも、それが歴史の真実としてどうだったかとなると、そろそろ等身大の話をちゃんとした当時の歴史的な背景とセットで知りたいと思う。

慰安婦や南京の問題だけではなくて、ユダヤ人虐殺の問題も、感情を廃して、できるだけ本当のことを淡々とした事実として知りたいと思ってしまう。

元加害者が積極的に発言できないことだけに、真実が本当に伝えられるには60年ではまだ足りないのかもしれないが。





悪人がいない社会は想像できない

2007-02-26 03:04:57 | Weblog
詐欺事件の報道を見るたびに、ものすごい嫌悪感でいっぱいになる。

なんて汚い人がいるんだと。この世から消えてしまえばいいのにと。

でも、人を騙すような犯罪者のいない社会を想像してみると、なんかしっくりこない。

ありえないから想像できないのかもしれないが、その完璧さの中に別の恐怖が隠されているような不安を感じる。

しょうがないのか、最悪な人間がこの社会に生息していたとしても。
誰も騙す人がいない社会の人間の顔は、きっとどこか腑抜けてしまうだろう。
そうなったら、騙される騙されないではなくて、人類は滅びてしまいそうだもの。

善悪両方いて人間社会って気がしてきてしまった。


鈍感力

2007-02-25 17:27:06 | Weblog
良い言葉です。
本になっていたのですね。

渡辺潤一のこの本は読んでいませんが、自分の心に対しては鈍感に、相手の心に対しては敏感に、が一番だろうと思っています。

なかなかできないですけれどね。

自分が痛いから人の痛みもわかる面もありますが、自分の知らない痛みはたくさんあるので、なかなか経験のない人の痛みを想像するのは難しいです。

自分の痛みで頭がいっぱいになると、相手のことまで考える余裕がなくなりますから、自分の痛みに鈍感になれたら、相手に対しての敏感力も持てるのかもしれないですね。

私は、知らずに相手を傷つけてしまうことも多いわけで、悪意はないのだとスルーしてもらえると助かります。

しかも、人の痛みに同情することは、時に上にたったように見えることもありますから、自分の本心には注意しないとなりません。相手には見えるものですからねえ。

人間関係で気分が良いときは、相手側がそれなりの譲歩や気遣いをしてくれているものです。しかも、それを悟られないようにしてくれている人は、かなりの人間関係の達人です。気づくように気遣いするのは三流でしょうね。
気遣いを受けてる側も、さらりと受けて、「喜ばれたんだ」「やってあげてよかったなあ」と相手の心にお返しが自然にできたら素敵です。

まあ、これは庶民の生活の話で政治は違いますよね。

小泉さんは確かに鈍感力の天才でしたね。リーダーには強い心を持って欲しいものです。ちょっとやそっとぶつかっていても受け止めてもらえるというのは、安心です。相手が自分を嫌っているなんてこと歯牙にもかけないで、いつも平常心。すばらしい♪

安倍さんも弱いことはないと思うけれど、切り捨ててその恨みを一身に受ける覚悟があるかどうかは不明ですね。敏感力をときには閉じて、相手の痛みを知りつつあえての決断を望みたいですね。

でもせっかく誠実なんだから、誠実でも政治ができるとこ見せてくれたら、それはそれですごいことです。中途でつぶされないでね>安倍さん
一応応援しておきます。






支援しないのが悪いみたいな言い方なんでするの?

2007-02-15 02:54:34 | Weblog
民主党

国会での論戦を聞いていると、支援しないと明言している安倍首相に詰め寄っている民主党の議員の言い草は、まるで支援しろって言ってるみたいなんですけれど、どういうことでしょう。

孤立しようがどうしようが、「支援しない」を通すしかしょうがないでしょ?

っていうか、5万トンの支援は韓国がやるからうちはやらないってロシア、アメリカ言ってるみたいですけれど、どうなってるのかな??

あきれた北朝鮮だ!!って思っていたけれど、どうしてどうしてロシアも相変わらず食えない国ねえ。今回はアメリカも甘くはないのか。

考えてみればいつだって、支援のお金を最後にちゃんと出すの日本だけってことだったしね。
みんなで決めて日本が実行って・・ふざけるなって言いたいね。>6者協議

まったく世界の超大国3国のせこいこと・・
うそつき北朝鮮と良い勝負してるね。
まあ、今回に限り許す。>せこさ

そんでもって韓国だけが払うって笑える。でも韓国にしても、お得意の5年間の分割だったりして~~~。大口だけ叩いて実行しない手が今回通用するのかなあ?>北に対して。

きょうのテレビ楽しみだなあ。さて日本孤立化してるってまだ言うのかなあ。

こんな女にならないようにしたいなあ

2007-02-13 03:31:00 | Weblog
きょうのテレビタックルの民主党女性議員、森なんとかさん。
殺気立っていて、見ていて感じが悪い。
対する公明党は元バレリーナの女性議員。
涙目になりつつもなんとか穏やかムードを堅持。
女性議員の選び方は公明の勝ちね。まあ、雰囲気だけでなく作りでも負けてたのは気の毒かもだけれど。
男でも女でも見た目の印象は大事ですねえ。

社民党とか民主党の女性議員に、女性の代表とか言われると、それ違うでしょう?って思ってしまう。空気からなにからぜんぜん違う。
自民党の古いタイプの脂ぎった腹黒顔の議員が時代遅れだと感じるように、昔のフェミで闘争してたようなキーキーうるさいタイプの議員もなんか古いと思ってしまう。
女性だからって、女性女性と騒ぐだけが能じゃないだろうにとも思うし。
男女の対立を中心にした考えはそろそろ捨てていいのではとも思うし。

贅沢言えば、かわいい雰囲気とか、凛とした雰囲気とかの片方ぐらいは、女性議員になっても残してて欲しいなあ。
同性であっても、そういう人のほうが好きなので。

さらに、議員に限らず人の前に立つ人に大事なのはユーモアのセンス。これがない人は、リーダーではなく裏方で地味にがんばる方がいいのです。ユーモア=発想の転換ができないような堅物では今の日本は引っ張っていけないでしょうし。



まだあったんだ>全学連

2007-02-02 01:36:33 | Weblog
先週の土曜日だったか、霞ヶ関付近を車で走っていると、なにやらデモにぶつかった。

大きな旗には、全学連とか東京大学とか私大の名前とかがあって、白いヘルメットの一団がぎっしり固まって歩いていた。前後を機動隊に固められて、なにやら団子状。

まだいたんだ・・・

って、ほんとに大学生?
よもや昔を忘れられないおじさんたちじゃあないでしょうねえ?

それにしても、憲法改正反対のデモとはねえ。

いったいどういう素性の人たちなのか、ちょっと好奇心がわいた。
そんなことやってる大学生がまだいるなんてとても信じられないしねえ。