祭り製造マシーン

2005-01-29 18:22:41 | Weblog
テレビもニュース時事系はもちろんチャンネル選びます。偏向してる様子をみるといらいらしてしまうので、なるべく朝日とTBSは見ないようにしています。

でも時々、それら偏向チャンネルは本当に反日応援チャンネルなのか?と不思議に思うことあるんですよね。一時「ほめごろし」なることばが流行りましたが、胡散臭い評論家を出してうそくさい話で反日的情報を広めているのを見れば見るほど、反日勢力応援しているのか足引っ張ってるのかわからないなあって思えることが多くて・・・。実際、ただのその辺のおばさんでさえ、そういう放送に何か違和感を感じるという話が井戸端レベルででるのです。「なんかテレビ変!」って言ってるのです。

NHKの憲法改正論議で、いわゆる「香ばしい」方々がたくさん出演していました。中でも拉致で名前をはせたおたかさん・・・昔応援したりした自分が情けない。彼女が護憲を語れば語るほど、憲法改正したほうがいいように思えそうで、いったいNHKは本心どう思って番組作ってたのだろうって疑問です。

左翼の圧力に屈した振りしつつ、結果として逆の効果の番組作るってことを意識している人間はいないのだろうかなどといつもの妄想しています。イラク人質の時のように、テレビがあのおかしな3人組を前面で扱えば扱うほど、反発が大きくなったように。
娘でさえ「馬鹿にみえる」という古館さんのキャスターぶりでは、彼が応援すればするほど逆効果に思えるし。

もしや、人の「けんか」は見てるとおもしろですから、テレビがいろんなところを煽って、「けんかショー」を作り出して、視聴者の興味を惹いてるのでしょうか。時に火のないところに煙出して事実を捏造してでも。

本気で日本という国を操ろうなんて輩がマスコミにどのくらい潜入しているのかはわからないけれど、最近の報道は裏目裏目なんじゃ?ってことを考えると、プロパガンダに失敗しているのはわざとかもしれないなどと、不思議な感覚に襲われているのです。

また、人は仲間意識を持つために絶えずなにか共通の敵を持って叩いていると安心する生き物のような気がします。そのターゲットをだれにするかと考える時、「政府」とか「行政」とかいうのは実にお手ごろなものなのだと思い当たります。反政府というよりは、叩いても文句の来ないところ叩いてるのか?と。

となるとマスコミなんてただただ、年中「祭り」を製造してお客さん稼ぎたいだけかもと。
落ち目の左翼もこうなると利用されてるのか?持ち上げて落とすのは常套手段だしね。

でもね、今一番叩きたいのは、マスコミなんですけど~~!!

http://www.wafu.ne.jp/~gori/mt/mt-tb.cgi/445

↑なんとかならないんでしょうか。ここ読むと心が騒ぎます。


つらつら左的社会を想像してみる

2005-01-25 17:21:04 | Weblog
「左」ってなに?って娘に聞かれた。
ええと・・たぶんマルクス主義の流れの共産圏の・・
ってマルクスの本なんて読んだことのない私にわかるはずないし。(汗)

あちらこちらで解説を読むところによれば、左と呼ばれるのも右と呼ばれるのもそんなにうれしいことではないらしい。確かにどちらもイメージ悪い。まあ、自分としては真ん中だと思っているけれど、人からは右とか左とか呼ばれるって話ですね。

最近左翼とは何かっておもしろい解説をいくつか読む機会があって、その内在する問題点は何かわかりやすく説明されていて興奮してしまった。(心臓ばくばくするほどおもしろかったです)

またきのうは、
「なぜだかアニメオタに右翼多いな」と聞かされて、イデオロギー以前に人間のタイプと左右って関係ありそうだと思ってしまった。

左向きな人は、観念的で単純思考(善と悪にすべて分類)な傾向があって、「私が弱者を救う」というふうな社会への関わりかたをするように見える。自分以外の強者は悪なので叩く。

右向きはさっぱりわからない(汗)イメージだけで言うなら、確かに(アニメ的?)感動と陶酔感が見え隠れする。なんか発言や思いが「ドラマ」だ。

いくらか中央によっていくと、自助努力、自己責任って言葉が好きで「お互い迷惑かけないように生きようね」で、健全な競争が社会を活性化し繁栄させると思っていそうだ。視点は左よりは複眼的で現実的。

左な人の理想とする社会は実は「学校」なんだろうとも思える。その場合もちろん自分が先生。「お前たちの幸せは私が考えてあげるから、逆らうなよ」という社会でもある。独裁政権にも似ているのはそのせいか・・。生徒は平等に扱うけれど(同じものを着て同じもの食べて)、指導者である自分はいつも別待遇だったりする。
(笑)う~ん、学校に左が多いって言うのはそのせい?(謎)
そういえば本当に共産圏って「指導」「学習」「作業」ってことばよく使ってるね。

現実社会の学校化を目指していたのか!!


チャイナスクール

2005-01-23 00:37:03 | Weblog
外務省チャイナスクールの蹉跌


なんだか怪しげなものが外務省にはあるのだと思っていたけれど、その実態は知りませんでした。
詳しい成り立ちとその活動についての「悪魔のうたた寝、天子の寝言」の管理人さんの解説に感謝です。(その上無断でリンクしてましてごめんなさい)

少し前17日 趙紫陽氏が死去したことと、この方が中国において人道的で進歩的な政治家であったために政治の世界から追われたことを知りました。天安門事件の頃です。


一部解説の抜粋です。

<胡耀邦、趙紫陽の二人は、80年代の日中友好論者達の信頼すべき中国側のカウンターパートだった。>

<チャイナスクールは、日本の国益を守るためには中国と友好を保ち、発展させ、漸進的に民主化させて、国際協調をしていこうというプランを建てたのだろう。>

<そこで、ODAを出し、中曽根政権の時には胡耀邦という改革派の希望を守るために、言いがかりとも言える靖国参拝中止(1986)、教科書問題に譲歩したのだ。(鳥居民 「反日」で生きのびる中国 202P)>

<それほどに胡耀邦の見識は際だっていたのだろう。彼は反日政策を否定していたし、中国共産党によって行われていた地主・富農階級への差別も撤廃した。(同書P.197)
 だが、日本期待の星、胡耀邦は1987年に失脚した。彼は見識が高かった>



弱腰外交と揶揄される日本の中国外交は、中国の親日的な政治家を反日派から守るための後方支援するためのものだったということになります。中曽根さんがなぜ途中で靖国参拝をやめたのかという理由もそこにあったわけです。

害務省と揶揄されて久しい外務省ではあるけれど、「こんなはずではなかった」流れはあるのでしょうね(たぶん)

小泉さんが今年のお正月に靖国参拝しなかった訳として、中国現政権への援護射撃的意味合いを伝える記事も見かけますが、その真偽はまだわかりません。
でも、過去争いを避け穏便な手法での中国政策が失敗したことを思うと、小泉さんの強引さは現在プラスに働いて見えます(靖国は外交カードにならないと知らしめたし)。

本当の戦争状態を避けるために、私たちは「いじめられっこ」のごとく日々の嫌がらせに耐えることや金銭を渡すことでは問題解決しないことにやっと気がつき始めたようにも思えます。相手に攻撃を躊躇させる強さを持たなければ、いつか飲み込まれることもあるということを。

それにしても戦後60年間、武器を放棄していても平和でいられた本当の理由はいったいなんだったんでしょうか。可能なら弱腰と言われようと、それ維持したいと思ってしまう多くの日本人の気持ちと同じものも同時に持ってしまうんですよね。





一枚岩なんてないし

2005-01-22 23:24:53 | Weblog
泉幸男さんのメルマガ 国際派時事コラム「商社マンに技あり!」の1月22日号の記事がある掲示板に紹介されていた。

「朝日新聞の経営陣がバカでなければ、今回の件の収拾過程をうまく利用して、社内の社民党・共産党系急先鋒たちを処分してしまおうと密かに方針を立て直しているはずです。」

この騒動利用して、不穏分子(?)に大失態を敢えてさせて、社内的な失脚を図るっていうストーリーらしいです。おもしろいです。

どんな組織でも対立する派はあるのは当然だから、こんな発想も説得力があると思う。NHKにしても朝日にしても、反日左翼で親中ばかりがそろっているわけでもないのだろうけれど、日本の過去の状況からそういう派に牛耳られてしまった経緯は容易に想像できる。(何しろ攻撃的だし、生活への脅かしさえ辞さない相手との戦いは命がけそうだ)

中国でさえ、親日的に変化したくても(謎だけれど)それを前面に出せば足を引っ張られかねないって政治的な駆け引きの中での舵取りをしているとももれ聞く。
なんであれ、内包する敵との戦いが一番難しそうだ。

こうなったら、世論と政治とマスコミ内部の正常勢力とで、マスコミの反日的な存在を挟み撃ちできないもんだろうか。左翼であっても右翼であって日本国民にとっての幸福を考えてくれるのならいいのだけれど、工作員みたいな存在に裏で操られるような状態はがまんできない。消しさることは無理としても、せめて弱体化を図れないものだろうか。

マスコミさえもう少しまともな国益に適った報道をするようになってくれれば、日本も主体的でおもしろい外交ができる国になれるのではと夢想してしまう。

捏造報道監視して文句日記に書いて応援するので(応援になってる?)、自浄努力がんばってください!(って読んでない人に言っても仕方ないけれどね)
2年も新聞読んでないけれど、朝日とってる遅れた旦那が一名いるしね。いつ気づくのやら。



政治だったらさしずめ朝令暮改ってことに

2005-01-21 14:40:04 | Weblog
「絡まれ系キャラ」は褒め言葉と受け取っておきます。

↑プロの物書きさんのサイトで、プロの文章とblogの文章の違いなんかについても説明ありました。公の文章は定番どおり書くのが原則だそうです。昨日私が新聞のことを「型にはまったつまらない文章」と書いたのは、新聞じゃあむしろ当たり前ってことなんですねえ。
カラミニュケーションっておもしろいことばでした。ほんと、いろんな掲示板でカラミニュケーション花盛りですものね。

日本は韓国に賠償したのか

↑戦後の賠償問題については、韓国日本両国ともにけっこう間違った知識があるのがわかりました。


例によって、愛・蔵太さんのところで見つけたふたつのサイトです。
愛・蔵太さんってほんとに一人しか存在しないのか近頃不思議に思います。紹介されているサイトの多さだけでもとんでもないので。

ところで、たった二つの記事を読むだけで、私が過去に書いたいくつかの記事がまったく無意味なものになりました。韓国への「戦後賠償」の問題ひとつを読んでも、まことしやかにネットで常識のように語られてることでもあまり当てにならないことだとわかります。

「みんなが言ってること」だからって、鵜呑みにしちゃあだめだって改めて反省です。

「日本を馬鹿にする国は地球上で韓国しかない」

↑中央日報のルポの
趙英男の日本文化ルポのアドレスが紹介されていました。読むとなんとも複雑な気分になります。

<趙英男の日本文化ルポ>1.映画『ホテルビーナス』の衝撃
http://japanese.joins.com/html/2004/1101/20041101154750700.html
<趙英男の日本文化ルポ>2.富士山に差し立てた太極旗?
http://japanese.joins.com/html/2004/1104/20041104180250700.html
<趙英男の日本文化ルポ>3.「夜の文化」の韓国留学生たち
http://japanese.joins.com/html/2004/1111/20041111160810700.html
<趙英男の日本文化ルポ>4.靖国神社
http://japanese.joins.com/html/2004/1115/20041115154756700.html
<趙英男の日本文化ルポ>5.「隣の国、日本」の扉は開かれていた
http://japanese.joins.com/html/2004/1125/20041125162400700.html

なんていうか、恋愛始めの頃に起こるすれ違い感覚みたいな・・・
もっと早く素直に気持ちに答えてくれていたら、あなたのこと嫌いにならなかったのにって
(笑)

論戦のプロ、ネット戦士の情報の下克上

2005-01-21 00:35:20 | Weblog
ネット上での激しい論戦は読むたびにため息がでる。
生半可な知識ではあっという間に論破されてしまう。素人は口あけてことの推移を見守るのが精一杯だ。
最近の新聞記事をそういう目で見ると、いかに駄文であるかが際立ってきた。
ネット上ではどんな主張でも、信頼の置ける「ソース」を元に、自己の思い込みや妄想を排除して、事実を浮き彫りにしようとする努力をしているが、プロである新聞は突っ込みどころ満載の「捏造記事」を公表して、指摘された問題点を説明さえできない。文章といえば紋きりがたで、視点はいつも一方的。
事実を追求しようとする真摯な姿勢がないせいだろうなあ。独裁国家の政府よろしく、新聞社ごときが国民をプロパガンダしようなんてほんとおこがましい。

以前から新聞社の記者が取材対象について素人であることが問題になっている。狭い範囲の知識しかもたないものが、プロの仕事をしている人の記事を書けるはずもないのだ。業界新聞などで経営者をインタビューするときそれがよく露呈する。それに比べると、ネットでの日記でそれなりの読者を獲得している人は、広範囲の世界に通じていて、自分の専門を持っていて、さらに社会経験もあって文才があり・・・と何拍子もそろっているのだから、太刀打ちできないわけだ。いつまで古いイデオロギーと自社の利益と裏つながりだけの狭い社会の論理で新聞作ることを続けるのだろう。
人気BLOGサイトの管理人に原稿注文して、印刷するだけの会社になったほうがましな紙面ができるのでは。

評論家も裏情報持ってるはずだけれど、工作員にだまされてしまっては真実も見えてこないわけだ。テレビに出るためにテレビに迎合した意見だけを述べるのでは論理も破綻する。


おお!50パーセント超えてる

2005-01-17 02:27:18 | Weblog
http://www.ntv.co.jp/yoron/200501_soku.html

やっぱりファンとしては支持率が上がってくるとうれしいものです。

てきぱきスマトラ沖地震の支援を進めてるところがよかったのかな?
この勢いで安倍ちゃんの問題もいいほうに動くとおもしろくなると期待。
記事を捏造した責任はきっちりとってもらいたいものです。>朝日

それにしても、かつて学生運動をした頃から左に寄ったまま管理職になってる世代も、あと10年もすればすべて定年。安倍ちゃんが首相になろうがなるまいが、社民党とともに古い左翼体質は消える運命だろうに。
その結果、朝日にいるネット世代が自主的にまともな新聞社への体質変換できるのではって期待は甘すぎるかな?世に迎合するのは昔から朝日がお手の元らしいしね。
(ああ、「らしい」「と聞いた」はブログではご法度でしたね。)

残るとすれば成田闘争みたいな「被害者を守る」旗印の元での闘争だけれど、せっかくの弱者救済のすばらしい活動も「反政府」に利用されると台無しだわ。助けてくれる相手は選ばないと道誤まることにもなりかねないと思うのですが。



NHKまでね・・・

2005-01-13 02:57:57 | Weblog
NHK番組に中川昭・安倍氏「内容偏り」 幹部呼び指摘 - asahi.com : 社会

記事だけ読んでるとよくわからないところありますので、問題がどこかについては
http://www.wafu.ne.jp/~gori/mt/
こちらで詳しく教えていただけます。

ごみとまで言われてから久しいマスコミですが、仕事に忙殺されてるかつての「だれでも左翼」の時代の生き残りの会社の中堅さんがおもしろいこと言ってました。

偏向テレビはだれに迎合して放送内容を決めているかと言えば、
自称「平和を愛するいい人」なんだそうです。
プロ市民さんではありません。あくまで純粋に「いい人」なんです。
てっきり私はどこぞの国の工作員がやってるのかと思いこんでいましたが、少し納得しました。

「世界の平和のために善良な人は何を是とするか」って視点だけで他の国際情勢なんて一切無視すれば、「森永案」のように、武器を放棄して他国にやられたら素直に殺されましょうもありかなあと思えます。隣国とは仲良く誠意を持って付き合えばすべてうまくいくとかもね。でも、同情の余地のない犯罪者は裁かないといけないので、北朝鮮には強行な手を打てとなります。
そういうふうにマスコミは、「善良な人」が納得いくような、道徳観と人類愛あふれる報道をめざしているのです。(たぶん)

田島さんを想像してみればわかりますが、彼女はスパイでもなんでもなくても言ってることが「反日反政府」の人に近く見えます。人は武器をもったら必ず使いたくなる。だから憲法9条死守と言います。そして多くの善良な日本人もそのように考えているようです。

そして、「善良」さは時として外部の悪(利益の対立する存在)からは「利用しやすい人間」ってことでもあるような気がします。善良なだけで幸せに生きてゆけるのは、悪役を引き受けて守ってくれてる存在があったりするからってことも少なくないと思うのですが・・・

それにしてもおそろしく問題を単純化した勧善懲悪の「善良番組」大賑わいってことは、それだけ自称「善良」な日本人がとっても多いってことなんでしょうね。自分を守ってくれてる存在を「悪」だと勘違いして叩いてしまうと、いずれ自分の首しめてしまう可能性あるんですけれどねえ・・・。

ただ善良番組が胡散臭いと感じる人もだんだん増えてきています。それは、だれかがやっぱり利用しておかしな方向に無理に引っ張ってるせいではと思えますが・・・だれでしょうねえ。

嫌っているのはほんとはどっち?

2005-01-09 00:24:02 | Weblog
日本は反中国とか反韓国とかいうことを国をあげてしているわけじゃあない。
なぜかひたすら低姿勢、ご無理ごもっともで来ている。(にみえる)
あちらは、国家としてひたすら反日で、アメリカのニュース記事で「日本たたきが唯一の娯楽」とまで書かれている。

日本人は本当に中国韓国をどう思っているかというと、
戦前世代の人は戦後60年表だっては口には出してこなかったけれど、実は中国のことも韓国のことも相当軽蔑していたみたいだ。
日本のそうした気持ちを、どんなに「友好」の声でごまかそうと、あちらは皮膚感覚で感じているのかもしれないと最近思う。

戦前の日本はまだまだ身分制度みたいなものも残っている上に貧富の差も大きかった。だから日本人同士でさえ、差別的なところはあった。韓国人だから中国人だからという人種的差別だけで軽蔑していたと決め付けることはできない。それなりの地位または財産を持っている人に対しては、それなりに遇していただろうって想像できる。ただ、日本にいる多くの韓国人中国人が貧しかったのだろうから、その人たちは差別的は扱いを受けたことも確かだろうと思う。

戦後世代の私たちは、戦前世代ほどの差別的な気持ちはない。韓国や中国を悪く言う新聞もテレビもなかったのだから当然だと思う。身の回りで直接関わっている人はまた違うのかもしれないが、ネットで現実の外交の状態を知るまでは、私などはまっさらな気持ちだった。

最近の外交路線の変化は、そういう世代交代の影響が大きいかもしれない。お互いの過去の関係を体験している世代がいなくなったとき、色眼鏡なく相手を見られる可能性がでてくると思える。何もやましいことがないと感じている新日本人は遠慮なく言うべきことは言おうと思っていると思う。

ただ、古い?日本人の心の奥に隠している彼らへのなんとなくの「軽蔑」は、彼らをいまだに刺激しているのだろうって思う。

しかし、彼らもまたなんとなくの「コンプレックス」から抜け出したほうがいい。自分に自信がもてない人がそうであるように、なにかと過剰反応しすぎだ。日本は日本、韓国は韓国、中国は中国、相手を貶めることではなくて自国に自信がもてる国づくりして欲しいものだとつくづく思う。

わざとらしい「韓流」ブームも、戦後水面下でくすぶり続けてきたお互いへの不信感を払拭していい関係を作ろうと考えた人がやった仕掛けだと思えば腹も立たない。(そんな奇麗事じゃあないだろうけれど・・・)

ただ、気分は仲良くでもいいけれど、将来的な国益を考えた場合、日本にとって中国韓国はどこまでいっても近くて遠い国だろうなって思えるのも確かなんですよねえ。なんかあの「騒がしい」国民性と身勝手な外交発言がどうも受け入れがたくて、日本人と相性がいいとはとても思えないです。
距離をもってお付き合いしたほうがお互いのためかと。


性犯罪

2005-01-04 01:40:31 | Weblog
性犯罪被害の実態

奈良の小学生女児殺人事件に対して「切ってしまえば」という私の日記に関連して、紹介していただいたサイトです。短くまとめられているので、とても読みやすいです。

ここを読んでみると、自分が性犯罪とはどういうものなのか知識がなかったのがよくわかりました。このサイトによると、暴力的な性犯罪とは性的な欲望によって引き起こされるものではないようです。そういう意味では、今回の事件を「性」犯罪に分類するのは誤解される元かもしれません。
いつぞやの植松さんの事件レベルでの「性犯罪」と「殺人」にいたるものとではまったく異質なものとして考えないとならないと思えます。

ひとことで「レイプ」といっても、相手を痛めつけて命を奪うことを中心としたものは、そもそも「性犯罪」の域を超えたものとして、池田小事件と同じところに分類にされるべき犯罪だと思えてきました。

ハリぼんさんからの受け売りによりますと、こうした事件は性欲からではなくてなんらかのコンプレックスが引き起こすものなのだそうです。池田小事件でも同じように子供時代からのコンプレックスが問題にされていました。

もしそうであるならば、たとえ彼が異常なロリコン関係のビデオやら雑誌やらゲームを好んでいたにしてもそれが犯罪への引き金になっていたわけではなく、暴力を向ける相手、暴力のやり方に影響したにすぎないわけです。

しかし同時に、リアルな暴力によってエクスタシーが得られる人間であるとしたなら、仮に通常のセックスのパートナーがいたとしても、特別な刺激を求めて異常な行動に出るということはありえそうに思えるのです。それとも異常な性行動に感じる性癖を生み出した元が、コンプレックスであるということなのでしょうか。

かつて脳内革命という本の中に、爬虫類脳というものが脳の中心部にあるという説明がありました。これは本能に近い世界で、その周りに理性をつかさどる脳が発達したのが人間だというわけですが、まれにこの理性の部分が発達していない人間がいるという話もあり、それが残虐な犯罪者となるのかと想像していたことがあります。

女性もまたさまざまな形でのコンプレックスに悩まされている人は多いと思うのですが、性的暴力として大きな事件になっていないのは、男女の性差によるものなのでしょうか。

インポテンツであっても性欲があるのかどうか、性欲がなくても暴力的性の妄想が生まれるのかどうか私は知りません。暴走する性癖を持った人間を犯罪を犯す前に救う道はないのでしょうか。切り取るという意味は、そうした衝動を抑えるような薬等が今後研究処方されたらどうだろうかという意味でもあるわけです。

法律の厳罰化でも多少は本日捕まった弁護士の卵君のようなトイレの隠し撮りくらいならいくらか減らせるかもしれないけれど、殺人まで犯す人間にはそのような理性は働くわけもありません。ただエスカレートしていくということを考えると、初犯だから軽度の行為だからと見逃すことが大きな事件へと発展する可能性を持つとも言えそうです。特に幼い子供をターゲットにした人間は生涯監視されるべきで、現状ではそれしかこうした犯罪を減らす方法がないように思えます。

追伸
そういえば、せめて車の免許は持たせなければ犯罪に走りずらいかもとも思うのですが、どうなのでしょう。