リサイクルの欺瞞

2008-08-31 01:18:49 | Weblog
マイケルムーアは嫌いだった。
その映画を見る気もしなかった。
でも、たまたま古本で5年前に発刊された「アホでマヌケなアメリカ白人」と言う本を買ったらわりとおもろしい。もちろん彼の本だと気がつかないから買ったわけなのだけれど。

それにしても、10年一昔と言うけれど、5年前の本でもずいぶん時代を感じさせる。まあ、著者の予言がどの程度あたったか確認する気分で読むのはおもしろいけれど。

さて、日本の格差社会や差別問題などとオーバーラップさせる多くの内容の中で、

<リサイクルなんて教会に行くみたいなもんだと思ってる。一週間に一回顔を出しとけば、それで気分がよくなり、義務を果たした気になる。後は罪を犯し放題ってわけだ。>

という記述が目に付いた。なんかわかる。

実際リサイクル用に集められたものが、その後どうなったか驚愕する事実がいくつもあげられている。集められた後普通ごみと混ぜてしまっている現実。海外に持ち出され放置され、他国の地を汚染している実態。

そんなことを気にする人間はほとんどいない。ただ、分別しただけで責任を果たしたと思い込んでいるだけだ。

日本ではちゃんとやっているのか?リサイクルしたものが、中国に売られて、その後無造作に捨てられてるという話は聞いたことがある。

しかも「リサイクル」や「エコ」がなんだか怪しい利権と結びついているという話も漏れ聞く。

二酸化炭素の排出量の問題も、それを売買するという話が出てること事態、なにやら胡散臭いものを感じてしまう。

差別だの人権だのときれいごとを一番に掲げてのボランティア組織が、怪しい団体だったりする時代、エコだのリサイクルなんかも、よくよく注意してみないと、ただの金儲けの道具に成り果てていたりするので要注意だろうね。


黙って殺されたくないなあ

2008-08-30 13:27:08 | Weblog
朝生で香山りかが
「殺すぐらいだったら私は殺される方を選ぶ」と言った。

左側の無防備主義な方はよくこんなことを言うけれど本気なんだろうか・・。

自分の子供が殺される状況でも黙って殺されたほうがまし?
ていうか、自分が殺されるだけでなく、無垢なたくさんの命が殺される状況が戦争なわけですが・・それを見殺しにするって言う意味でもあるわけですよえねえ。

私はたとえかなわないまでも、せめて私や子供を殺す者には一矢報いたいし、むしろ幽霊になっても仕返ししたいけれどなあ。ww

それとも単なるたとえ話?
あるいは、日本は絶対攻撃されないという甘え?や前提の話??

沖縄であれ、対馬であれ、自分の土地ではないから他国に取られたって平気って意味?

それともガンジーのように、殺すのを躊躇されるほど多くの人からその命が価値あると判断されると妄想しているとか?

こんなこと人前で恥ずかしげもなく言って、自分が高度な人間であるかのように振舞う人に限って、案外自己中で往生際が悪いって言うのがベタな脚本のあり方なんだけれどねえ。

路上で何の意味もなく刺し殺される人をみても同じこと思うんだろうか。

無防備に自分を投げ出してみるって個人がするのはご勝手にって思うけれど、国家にそれを望む神経は迷惑以外の何者でもない。

番組中に、

「そういう人は早く死んでください」

と言われていたけれど私もそう思う。アフガンに行けば、外国人だという理由だけで殺してくれる人もいる。あそこでなら少なくともかわいそうな方に役立ちながら命を捧げることもできる。ぜひ誰かが代わりに守ってくれている平和な日本にいないで、いつも誰かに不当に命を狙われる世界に飛び出して行って、無防備のすばらしさを世界に広めてください。お願いします。






麻生さんが見えない

2008-08-27 01:26:52 | Weblog
麻生さんを一年前に応援し始めてた。ところが福田総理になってから余りその活動の様子が見えてこない。

今回福田政権をバックアップする形で表舞台に出て、財政出動によっての景気回復を訴えているけれど、いまいちピンとこない。

しばし、麻生応援看板おろして静観してみようと思う。

外交でも経済政策でも、もっとハッとさせてくれるような行動や言動してくれる政治家はいないものだろうか。

なに企んでるの?って思ってしまう・・・>韓国代案教科書

2008-08-26 02:55:37 | Weblog
韓国代案教科書

<日本の植民地時代にまつわる捏造事実は大別して四点に分けられるという。①農民の土地の四割が日本人に奪われた、②数十万人の女性が挺身隊に駆り出され慰安婦にされた、③毎年、収穫されるコメの半分を日本が奪った、④600万人が強制連行された。

李教授が語る。
「これらは約20年前につくられた話で、あたかも事実であるかのように教科書に載っています。若い世代は捏造事実を教えられ、悔し涙に暮れ、反日になるのです。私たちは代案教科書で、これらが事実でないことを示しました。国史学者も、これまでの通説の間違いを事実上、認めています。われわれの指摘への反論はありません」>

やっと真実に目を向けてくれたと喜ぶ気持ちより、どうでもいいから日本に近づいてこないで!って思う拒否反応の方が強くでてしまう自分がいます。

何ねらってるのかしら・・って警戒心100パーセントです。

韓国を商売にしている方たちにはご同慶の至りですが、この手の話は大抵今までぬか喜びだったような。

最近思うことはただ一点。
誰であろうと、日本が嫌いな人は日本に来るな、住むな。

60億から100億へ?

2008-08-25 00:11:22 | Weblog
地球の人口が増えているという。

ほんとかうそか、今後100億になる可能性を書いている本があった。

どうがんばっても地球が壊れそうだ。

食料も足りなそうだ。

人口減少に貢献している日本ではあるけれど、このまま自然にまかせて、国内の農業生産だけで生きていける人口にした方がいいのではと思ってしまった。

江戸時代に3000人だったって話も聞いたことがある。

世界の人間増えすぎではないだろうか・・。

世界は今、新しい中世

2008-08-22 01:54:04 | Weblog
溜池通信

の中の文章を抜粋させていただきました。日本がいくつもの企業国家に別れていて日本という国家としてのあり方が希薄に思えていましたが、その実感をうまく解説してくださっています。

そして日本は日本のようなタイプの民主国家ではなく、まったく別次元の状態の国家に囲まれているのを視覚的にわからせてもらえました。

Democratic Peace の中にある日本には戦争なんて考えられませんが、今やっと19世紀国家となったロシアや中国、ならずもの国家や失敗国家にはそれは通用しないことは知っていたほういいかもしれません。

この新中世の時代に、先進国の繁栄は今後も続くのでしょうか・・
それとも下克上のように倒されてしまうのでしょうか・・
盛者必衰の人類の歴史の中で
唯一ひとつの系統で皇室を2000年継続させてきた日本ですが、
安閑としていられるとは思えないです。

<田中明彦先生の『新しい中世』(1996 年)という本に、「現代の世界は中世に似てきた」
という指摘がありました。中世の社会は国家の権力が弱く、教会や荘園領主や都市など、
いくつもの権力主体が分かれていました。今日の世界においても国家の存在感は薄まり、
多国籍企業やNGO、あるいは国際機関などが重要な役割を担いつつある。その中で人々は、
以前に比べて多様なアイデンティティを持つようになりました。こうなると、民主主義国
同士は戦争をしない、いわゆるDemocratic Peace という状態が成立します。
しかしそれはごく一部の先進国だけの話であって、新中世圏の外側には「今頃になって
やっと19 世紀式の国民国家になった」という近代圏の国々が広がっています。中国やロシ
アが、時代遅れの領土拡大策や富国強兵路線を取り、資源の確保に血道をあげ、ときには
謀略まがいの情報戦を仕掛けてくる。こうなると、そんなことはもう卒業したつもりの新
中世圏にとってはいい迷惑ということになります。
そして近代圏の外側には混沌圏とも言うべき世界が広がっていて、Rogue States(ならず
者国家)やFailed States(失敗国家)がある。その中にはテロリストのネットワークなどが
巣食っていて、これもまた先進国の繁栄を狙っていたりする。
実はこれと同じ構造が、「経済・金融」の面でも出来上がっているわけです。つまりG7
やOECD といった先進国は、かつては貿易や投資、知財などの国際的なルールを自分たち
が中心になって作っていたわけですが、最近は新興国や産油国に気兼ねをしなければなら
なくなってきた。実際、サブプライム問題が発生したときに、米欧の金融機関が真っ先に
行ったのは、産油国や中国のSovereign Wealth Funds に出資を仰ぐことでした。>


ところで、ドバイの砂上の楼閣群をテレビで見ていると、バベルの塔のように思えてならないです。働かずして豊かな人々のための地でもありますしねえ。

中国人民にとっては今が一番幸せだったのか・・?

2008-08-18 01:07:59 | Weblog
かんべえの不規則発言

の中の

<○中国の歴史において、強力な王朝が存在した時期は必ずしも長くはない。そして、そういう時期こそが、民草にとっては得がたい幸福な時期であった。となれば、強力な権力の存在は彼らにとっては嘉すべきことであって、非難されるようなことではない。むしろ民草は、One Voiceで権力者を称えるべきである。現在の共産党政権は、功罪を斟酌してみれば、長い中国史の中でもかなりマシな方でしょう。だとしたら、彼らによる人権蹂躙や異民族の弾圧などは、さしたる大事ではない。この点で、西側の価値観とはかなりの齟齬がある。>


と言うのを読んで、そうだったのかと思った。

今の中国は長い歴史の中で庶民にとっては安定している方なのだと。

混乱状態よりましだと国民が思っているものを、他国の人間が文句つけてもしかたないか。

問題はこちらがそういう国を相手にどう対応するかと言うことなんだ。
日本人が現代の中国人と中国を知らなすぎるから問題なんであって、あちらの問題と言うより、日本人の中国に対するスタンスの問題の方がはるかに大きいのかもしれない。

武器を持ち出すよりずっと高度な頭脳戦争がとっくの昔に始まっているのに、日本人は暢気すぎたねえ。

そもそも本当の敵が誰かもはっきりわからないけれど、しっかり戦わないと、搾取されるだけの働き蜂の国に成り下がらないとも限らないよねえ。

ざまあみろと思ってしまった・・・

2008-08-15 02:14:13 | Weblog
19歳の新星体操の内村航平選手が、日の丸を肩にカメラに向かっている。
テレビで堂々と・・

NHKが荒川選手のウイニングランを放映しないで、天井写していたあの腹ただしい事件を思えば今年はなんてすばらしいんだ。

ニュースのたびにテレビで何度も何度も大きな日の丸を持った選手の姿が目に入る。

今でもネット上の記事で日の丸が軍国主義だの血の色だのと貶める怪しげな記者はいるけれど、どんなに日の丸をそして日本を貶める記事を書こうと、この輝く若き選手が誇らしげに日の丸を肩にかける姿を貶めることはできやしない。

ざまあみろと思わずにはいられない。



がせねたばかりなら

2008-08-12 23:30:07 | Weblog
ネット上では「ソース」無しに語ることは無意味なことだとされるけれど

情報のほとんどは政治的思惑によって操作されていることが多くて、騙されずに情報の意味を理解することは余りに難しい。

印象操作されてしまうことは数知れない。

自分にとって本当の敵は誰で、目指す社会の形はどうなのか、最近いろいろ考えさせられてしまう。

中国や韓国、北朝鮮はとんでも国家であるとは思うけれど、もしかするとそれを目くらましに使われて、庶民の生活を脅かしている存在が隠れてるのでは・・・?

わざとリークされた情報、大きな事件のごとく印象操作された報道、意識的な政治家の発言、トリックのある数字、藪の中にはいる真実、

それを元に何かを考えるくらいだったら、身の回りに起こっている現実をよく見て、時には目を閉じてよく感じた方が真実に近づけることもありそうだと、この頃思う。

目に見えて攻撃的な敵はわかりやすいけれど、表に出ない敵から身を守るのは簡単ではなさそうだ。アメリカは、敵なんだか味方なんだか・・どちらにせよ日本のために動いてくれるわけじゃない。利害関係がすべてを決めるだけだ。



本ならまだ読める>左翼的思考

2008-08-08 23:41:50 | Weblog
題名だけで古本をネット注文したら、そのうち3冊はアメリカでの生活体験を書いた朝日新聞記者、アメリカ人であるマイケルムーア、日本に住み着いたアメリカ人、のそれぞれの立場からアメリカ論日本論を書いたもので、どちらかといえば左翼思想だった。

ネットで読む、どこにも共感点がないどころかただの反日だろうって思える記事とちがって、愛国的左翼ってところで共感できる点は多かった。

ネットウヨと言われている人のほとんどが、テストをするとリベラルに分類されているのだから、世界標準で言えば本当は左翼的思考なんだろうと思う。

日本の場合だけが、左翼と反日がイコールになっているし、ネット上で左翼の皮をかぶっておかしなプロパガンダを流している人の目的は、日本つぶしなんだから共感できるわけがない。

つい最近、東大入試で在日の人は日本人なのに留学生枠としてまったく別の問題で試験を受けていると聞いた。東大生??と不思議に思うようなブログはそれでなのかと思い当たった。

まったく日本の大学って・・・。
わけわからん外国人教授をわざわざ国費で雇って、日本の足をひっぱらせているだけでなく、同胞まで抱え込んで日本叩きやらせてるのか。
大学生がまじめに勉強してなくてほんとによかった。ww

さて3冊の本の中の愛国左翼にとっては、マスコミは政治家と結託してお互いの私利私欲のために国を食いつぶす存在として認識されていて、立場は違うけれど、私たちと言ってることは近かったりする。

改めて、自分の本当の敵は誰なのか、考える必要を感じる3冊だった。

左翼とか民主党とか特定アジアとか最近ではアメリカも、それはそれで直接目に付くうざい存在だけれど、もっと上からみると、自分たちの生活を遠くから脅かし、物価を押し上げ、石油を高騰させている存在のほうがよほど問題なのかもと思える3冊でもあった。