集団的自衛権の続きだが、政府は後方支援で活動を展開しようとしているが、物資輸送はとても危険なものだ。今回はその話をしたい。
まず集団的自衛権を行使して日本の部隊が海外に派遣したとして、日本政府は水と食料の輸送を担う場合を考えてみよう。前方の部隊としてアメリカ軍が先に進軍しているとして、ずっと戦闘は行っていないが、進軍していると物資が少なくなり補給が必要になる。その時に武器弾薬を全く使ってなくても、水や食糧はどんどん減っていくのは子供でもわかるだろう。さて物資の輸送は政府の言う通り安全なのだろうか?仮に停戦中だとしても、ゲリラが突然戦闘を再開するかもしれない。その時、輸送中の日本の部隊に対して攻撃をしてきた場合はどうなるのか。かつ大人数で重火器で攻撃してきた場合では、政府案では部隊を中止できる事になっているが、本当に中止できるのだろうか?前方部隊には水や食料を日本が届てくれるのを待ち望んでいるのであって、それを一方的に中止してしまうのはアメリカ軍を兵糧攻めにしてしまうのだ。「日本政府は危険になったので帰ります」で済む話だろうか?普通に考えてできる話ではなく、このように正面の部隊どおしで戦闘するばかりが戦ではい。むしろ後方の補給を絶って前方を行動不能にしてしまうほうが一般的だ。事実、太平洋戦争における日本軍も多くが補給を絶たれて飢餓に苦しんだ。
後方支援は安易に中止できるはずがないのがわかる。
つづく
後方支援のことは考えたことなかったのですが、そう考えると怖いですね><