還暦過ぎの阿乱怒論

家庭菜園や工作好きの爺父が日々感じたことを綴る独り言

祭り

2010-10-11 21:44:38 | 日記
妻の故郷で行われている祭りの太鼓(神輿に小学生の子供が4人乗って中で太鼓を叩きながら神社まで練り歩く)を見に帰ってきた。

春日神社の氏子である5地区がそれぞれ太鼓を持っており、それぞれの地区の適齢期になった男の子4人がこの日のために猛練習を重ねる。
神輿をかつぐ大人もみんな子供時代に太鼓に乗った経験者がほとんどで、地区全体で伝統を受け継いで続いている。
地区全体で子供を育てるような雰囲気があり、最後には太鼓に乗っていた子供達を大人全員で胴上げして今後の成長を祈る。

妻はこの雰囲気が大好きで「こんなふうにして育った子供が悪くなるはずがない」と信じている。

都会へ出て行った若者もみんなこの日を楽しみに帰ってくるようだ。

甥っ子が乗ったのを見たのがついこの間のように思っていたが、もうその甥が指導者となって太鼓をかついでいる。
時は移ってもこの雰囲気は少しも変わらない。




大人3人だけの普段の生活から久しぶりに曾孫5人も含めて大人数が実家に集まってにぎやかだった。
小さな子供の存在が大人を和ませるようでアルツハイマーを患っている義母の顔も普段と違っておだやかであった。



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