還暦過ぎの阿乱怒論

家庭菜園や工作好きの爺父が日々感じたことを綴る独り言

石打ち刑

2010-09-08 22:25:29 | 日記
イスラム教の厳格な戒律が守られているイランで、姦通罪に問われた女性に石打ち刑による死刑が宣告されたらしい。
姦通罪を死刑にするかどうかはそれぞれの国情によるので、その是非を問うのはいらぬお節介かも知れないが、死刑の方法があまりにもむごすぎるようだ。
いかに「目には目を、歯には歯を」の国とはいえ、「被告を胸まで地中に埋めて石を投げて殺す」という石打ち刑については、目をそむけずにはおられない。
そしてそういう刑を執行できる国民性が心底恐ろしい。


死刑廃止については日本でもいろんな人たちが叫んでいるが、私は廃止には反対だ。
死刑廃止論者はかけがえのない家族や友人を殺された人の気持ちをどう思っているのだろう。
自分の家族を殺した犯人に対しても、同じように死刑反対を唱えるのだろうか?

人の命を奪った者は命で償うべきなのだ。
故意に犯した殺人は「原則死刑」と刑法で定めて、そこから殺人に至った動機や計画性の有無、その他の事情を酌量して刑を決めるのが妥当と思う。

無期懲役についても現在の無期懲役という刑は廃止して、外国のように懲役999年といったような刑にしたほうがいい。
死刑になりたくて殺人を犯したような犯人は、死刑でなく懲役999年に処するようにしたらいい。
恩赦や特赦で刑が半減されてもまだ500年の懲役だ。




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