還暦過ぎの阿乱怒論

家庭菜園や工作好きの爺父が日々感じたことを綴る独り言

自分の身は自分で守るしかないのか(放射能汚染予測)

2011-03-31 20:25:40 | 日記
まったく終わりの見えない福島第一原発ですが、
基準値以上の放射性物質が検出された福島県飯舘村(第1原発の北西約40キロ)に対してIAEAが日本政府に対して避難勧告を促した。
今こうしている間にも放射能は累積していっているというのに、なぜ国際機関から言われるまでに政府が避難指示を出さなかったのだろう。
これで本当に国民の命を守るべき政府と言えるのだろうか。
国民の命と健康を守る責務を放棄しているとしか見えない。

加えて目に見えない放射能汚染について住民が知りたいデータが公表されていない。
どうも日本人よりも外国(特にチェルノヴィリ事故の影響を受けた欧州)のほうが今回の事故に対する危機感が強いようだ。

ドイツ気象庁(http://www.dwd.de/)でも日本の放射能汚染予測を出しているし、
ノルウェイの気象研究所(http://transport.nilu.no/products/browser/fpv_fuku?fpp=conccol_I-131_;region=Japan)では時間毎のシミュレーション結果を公表している。
日本でもSPEEDIという予測システムがあるのに何故か結果を公表していない。

日本の政府も役所も国民の健康と命を守るという意識が薄いようだ。
それがわかった今となっては、もう誰にも頼らずに自分の身は自分で守るしかないようだ。

特に関東・東北地方の人は突然避難指示が出ても混乱するだけなので、よく自分で身の守り方を考えておいたほうがいいと思います。

まあ我々の年代にとっては放射能を浴びなくても寿命のほうが先に尽きるからいいけど、これからの子供達には万全の予防策を心がけたい。




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1 コメント

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Unknown (柏獅子)
2011-03-31 21:19:23
阿乱怒論さん
色々とご教授ありがとう。福島原発は大変なことになって来ましたね。
まだ、確固たる治療方針を決めないまま、あれや、これやとやっている
藪医者集団にかかっているようだ。それにしても、順調に行っても、数年を要し、廃炉にするにも20年以上かかるという。恐ろしいことだ。
海洋汚染についても、『ここの人達は、漁業権を東電に売っているから
そのへんの魚を獲ることはできないんだ』とのたまう暴言。あな恐ろしや。
非常持ち出し袋を整理しているので、買い物に行ったら、あれも、これも入れたくななってくる・・・・。よく考えると、非常持ち出しの準備時期は過ぎて
緊急引越しの準備が必要なのではないか・・・(笑い)200キロ離れた
ここがが緊急圏とは思わないが、少なくとも、政府は、100キロ圏内の
人達を数日で非難させる、交通手段をシュミレーションしておく
必要はあるとおもうのだが、当然やっているのだろうなあ。
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