還暦過ぎの阿乱怒論

家庭菜園や工作好きの爺父が日々感じたことを綴る独り言

ギャンブル

2010-07-03 17:50:39 | 日記
相撲界での賭博問題が世間を賑わしている。
賭金が世間一般と桁違いに大きいのと暴力団が関わっていることは問題だが、ゴル
フの握りとか花札や麻雀等の賭けごとまで責任を問うことについては、いささか疑
問に思う。

世間でお金を賭けずに麻雀をやっている人はほとんどいないだろう。
ギャンブルは人によっては熱くなりすぎる弊害もあるが、普通に楽しんでいる限り
は人生に潤いをもたらしてくれるものだ。

転勤でいろんな職場を経験してきたが、定年になって懐かしさと共にと思いだすの
は、みんなで一緒に旅行したり仕事をさぼって(=有給休暇で)麻雀・トランプ・
野球等を楽しんだ職場だ。

当時の同僚も多くが定年となり、最近また4~5人で麻雀を楽しんでいる。
昨年の麻雀旅行では、旅館に到着し風呂・食事が済んでから朝7時まで徹マンで
一睡もせずに大阪へ帰ってきて、鶴橋でまた雀荘を探して夜10時まで遊ぶという
若い頃でもやらなかったような無茶をしている不良じいさん達である。

麻雀は囲碁将棋と違って実力がそのまま結果につながらないところに面白みがある。
メンバーの組合せにもよるし何よりも運が大きくモノをいう遊びというのがいい。

配牌もツモも最低でどうしようもない場が続いているときでも、じっと辛抱してい
ると、ある時から突然面白いように手がよくなってくることがある。
手が悪いときに無理して上がろうとすると必ず大負けするし、逆に手がよくなって
調子に乗って無理をしていると、不思議とすぐにツキが逃げていく。
これは麻雀に限らず他のギャンブルや、ちょっと大げさに言えば人生においても同
じようなことが言えるのではないだろうか。

麻雀には絶対に確率論では証明できない不思議さがある。
これが何千回やっても飽きない理由だろう。




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