還暦過ぎの阿乱怒論

家庭菜園や工作好きの爺父が日々感じたことを綴る独り言

剪定講習会

2014-05-26 00:01:03 | 日記

近所の公園で土日と二日間「まちなみガーデンショー」が開かれ大勢の人で賑わっていた。
様々なイベントが開かれていたが、その一つ「剪定講習会」に本日参加してきた。

造園業組合のプロの方が剪定ばさみや脚立の使い方から実際の剪定方法までを教えて下さった。
剪定については全く何の知識もなく、ただ単に大きくなった枝を切り落とすだけだったが、いかにいい加減なものだったかをあらためて痛感した。
どんな事でもプロの方の蘊蓄を聞くと底の深さを思い知らされたり、目から鱗を落とすような事があり、大変勉強になります。

今回、興味を持たされたのは、次の二つの事でした。

強剪定で枝の葉を落とし過ぎると、根が全ての葉が無くなったと判断して養分を枝の方へ送らなくなる。

元気な木は花が余り付かないので、根切りをしたり水不足にしたりして樹勢を弱めてやる。
なんでもこれは、自分が弱ってくると本能的に子孫を多く残そうとするからだそうです。
そう言えば前年の夏に雨が少なかったりすると、杉花粉の飛散量が増えるというのも同じ事なのでしょう。
獅子唐の栽培において、収穫の終期に葉を採ってから(この葉を炊いたものは大変美味で大好きです)急に収穫量が増えた経験がありますが、これも同じ事だったのでしょう。
スイカの親ズルを途中で切落すのも同じなのでしょうか?

植物も動物も生物は全て、厳しい条件になればなる程、子孫を増やそうと努力するのが生理なのでしょう。

生活が豊かになった日本の出生率が低いのも自然の摂理なのでしょうか?
安倍首相が戦争が出来る国になろうと必死になっているのも、ひょっとしたら少子化対策の面からも厳しい状況を作り出そうとしていると言うのはうがち過ぎた見方でしょうか。
思わずそんな事を思い浮かべたくなる自然の摂理です。



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