還暦過ぎの阿乱怒論

家庭菜園や工作好きの爺父が日々感じたことを綴る独り言

清水(三保)灯台(静岡県)

2014-11-26 22:22:38 | 灯台巡り
しみず灯台
2014年4月26日(0730-0800)訪問

明治45年(1912) 3月 1日 初点灯 
平成 7年(1995) 3月    改築

初点プレート 
静岡県静岡市清水区三保
(35.00.38N  138.31.50E)
高さ  地上~塔頂:17.7m  水面~灯火:21.0m
白色塔型(八角形)鉄筋コンクリート造り

風見鶏は天女像となっています。
第6等フレネルレンズ
灯質  群閃白光 毎20秒に白光を2閃光
光度 5万カンデラ
光達距離 14海里(約26km)

富士山が美しく見える景勝地・三保ノ松原の北端にあり清水港へ入港する船舶の目印となっている灯台です。

この方向に富士山が間近に見える筈なんですが、この日は春霞で全く見えず残念でした。

日本で最初の鉄筋コンクリート造りの灯台で、歴史的な価値が高くAランクの保存灯台と近代化産業遺産・土木遺産に登録されています。
地元では三保灯台と呼ばれていて燈光会の看板にも清水灯台(愛称・三保灯台)と記載されていました。
R150から三保ノ松原方面へ県道199号を進み、「灯台入口」信号を右折すると三保園ホテルの先に建っています。

灯台のすぐ先に無料駐車場があります。

駐車場の端に鳩を抱いた「甲飛予科練の像」が建てられていました。

当地で若き純真な日々を過ごした元予科練生の方々が、痛切な平和への願いを込めて建立されたようです。

戦争への危険な兆候が感じられる昨今の世相を思う時、悲劇が再び繰り返されることのないように切に願いたい。

海岸沿いには「太平洋岸自転車道」が整備されており、ここから清水真崎灯台までは北へ2㎞、羽衣ノ松までは南へ1.6㎞なので歩いても30分程度です。