還暦過ぎの阿乱怒論

家庭菜園や工作好きの爺父が日々感じたことを綴る独り言

民主党の裏切り(起きるか逆なだれ)

2010-07-10 00:20:46 | 日記
昨年の衆院選で民主党を支持した人は今の民主党を見て裏切られたという思いを
抱いている人が多いだろう。

「生活が第一」という言葉には自民党の企業よりの政治から、国民中心の政治へ
変えてくれるだろうという期待感を抱いて民主党を支持したはずだ。

それが一年もたたないうちに、社員の首を切って利益を上げ内部留保を増やして
いる企業の法人税は減らし、低所得者ほど負担が大きくなる消費税を上げたいと
は何ということだ。
4年間は徹底的に無駄を洗い出し、役人の人件費も減らすと言ったのではなかった
のか。

「高速道路の無料化」や「子供手当」もできれば実現してほしいが、財源がない
のならば無理に全額実現しろとは思っていないはずだ。
無駄を徹底的に洗い出してその中からできるだけの手当を出せばいいのだ。
その営みをやったうえで、どうしても財源がないのであれば国民に正直に話し、
謝ればいいのだ。
誰も借金を増やしてまで全額公約どおりに出せとは思ってない。

財務大臣をやって菅さんは役人に丸めこまれてしまったようだ。
官僚を完全に無視してはやっていけないのだろうが、政治主導で役人を使い
こなすと言っていたのではなかったのか。

昨年みんなが期待した民主党の民主党らしさが全て失われてしまったような
気がして、せっかく応援してきたのに裏切られた思いだ。


官僚やアメリカの意に沿わない政治家は徹底的に叩くのがマスコミの実情だ。
マスコミによって作られた世論ばかりを気にしていたのでは駄目だ。

本当に政治を変えようと思えばマスコミに叩かれる政治家に頑張ってもらわ
なければ無理だろう。

従来の権力者が一番恐れている政治家はマスコミに叩かれている政治家だろう。

我々はマスコミの尻馬に乗るのではなく、本当の独立国日本のためになる人は
誰なのかということをよく考えねばならない。

11日の選挙では民主党が40議席を割るようなことが起きるかも知れない。