夢中人

sura@cosmic_a

留无留无

2014年07月09日 | Weblog
万葉集1737 
大滝を過ぎて夏実に近く居て清き川瀬を見るがさやけさ
(大滝を過ぎて菜摘の近くにいて、清い川瀬を見る心のすがすがしさよ)

菜摘というのは、早春に女子達が食用の野草を摘み取ることだと思うのですが、
この歌は、滝の流れに乗せて自分の恋心の心情を歌っているのだろうなと思ってみた。

突然現れたのですよ。滝のごとく。ドウドウと動と突然。ほら、アイドルの歌みたいな感じで
突然現れたの~~みたいな感じで、キターみたいな衝撃的ぃみたいなそんな感じ。
出会い、それが大滝。
で、うまくいって菜摘という女子の側にいるわけでしょ。再びアイドルの歌みたいにですよ、
あなたを手に入れたの~の、ノリでしょうか。
滝のように力強い喜びw

で、やってきました清い川瀬。それは、まさに静。やすらぎって感じでしょうか
あなたの側にいるだけで~いい感じなの~

あ、そうですか、るんるんな感じなのですね。留无留无

秋保大滝を見て、この歌に出合ったのですが、そんな解釈となりました。
作者は男性でしょうね。「作者、兵部川原は未詳」としかありません。
万葉人 兵部川原はるんるんを歌にした。アイドルみたい

ふっふ~ん
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