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CANNONDALE SYNAPSE HI-MOD RED DISC 2015

2016-01-10 23:57:51 | ROAD
昨日GENさんに納車されたバイクは

CANNONDALE SYNAPSE HI-MOD RED DISC 2015


ロードフレームは、GENさん念願のハイモジュールカーボン、剛性や強度はスタンダードカーボンとは比べるまでもなく、私のRoubaixと同じでParis-Roubaixの石畳に対応すべく開発されたもの・・・ってGENさんはMTBでは既に乗っていられるので判っておられたようですが・・・
ハイモジュールは当たり前ですが、硬く丈夫になったフレームに路面からの縦振動を和らげるチェーン&シートステイの「SAVE PLUS」というマイクロサスペンション・システムを採用し、路面振動を低減させ 追従性をよくしているそうです。
(これはRoubaixのZERTZと同じ効果を出してくれるもの)
気になる重量はペダル含んで7.55kg、自分のRoubaixは7.35kg(ペダル含)なのでディスクブレーキを考えても素晴らしく超軽量である。

昨年辺りからUCIレースでもテストされ始めた、油圧ブレーキシステムを採用。
(今年のレースから正式使用が許可になるディスクブレーキシステム)
上体を起こしたリラックスな姿勢で乗ることができるポジションにジオメトリーがセットされている+過度な握力を必要とさせない油圧ブレーキシステムを備えていてしかも軽量、ロングライドやブルベには最適なバイクだと思います。

ボトムブラケットはSYNAPSE CARBONにしか採用されていないBB30A(73x42mm)という規格なのが、キャノンデールらしいと思いました。

シートポストは撓って振動を去なすSAVEシートポストは採用されていなかったのにはビックリでしたが、カラーレスシートクランプにより従来以上の柔軟性が向上しているとのことで採用されていなかったようです。

コンポーネントは、仲間内初のSRAM RED 22のフルセット(クランク以外)
唯一セットでないクランクは、CANNONDALE HOLLOWGRAM SI SL2という左右クランク+スピンドルで480gしかないという超軽量クランク。
それに装着されるチェーンリングは、アウターインナー一体削り出しの超軽量!
タイヤもグラベルロードを走れる、28cを採用し従来のエンデュランスロード域よりもハードなみ舗装路の走行も可能で、この点はスペシャのDIVERGEのような走行域もカバーしている。
シクロクロスバイクに乗り心地+ロングライド性能をプラスしたような存在のバイクと言えると思います。

ちょっと試乗させてもらったのですが、ハイモジュール採用による漕ぎ出しの軽さとMTBのようなディスクブレーキ性能には目に鱗でした。
幅にもよるかと思いますが、ステアリング感覚はクイックには感じました。
スタンダードのSYNAPSEには何度か試乗させてもらったことがありますが、走行性能や乗り心地の次元が違いましたね~!
気になったのは慣れないSRAMのダブルタップ操作とハンドル幅くらいかな?
440mmを使用している自分には400mmのハンドル幅は狭く息苦しい感じがしましたが個人的な問題です、ダブルタップは慣れれば問題ないし、それ以外はかなり満点に近いバイクだと思いました。
これからロードバイクはこういう選択肢も増えていくのだろうな~と実感しました。