○筒井 康隆 『現代語裏辞典』 (文藝春秋)
筒井さんの、作家生活50周年記念出版だけあって、装丁から何から凝った作りになっていて、流石であります。ただし、内容はいつもどおりの毒舌全開。(苦笑)しかし、辞典は凄いなぁ~、八年もかかるはずだわ~と思っていたら、お仲間の助けがあったようで、納得。
★筒井康隆「現代語裏辞典」、ツイッターデビュー: ホットコーナーの舞台裏より引用
筒井さんがアイデアに困ったとき、ASAHIネットのtti/salon(筒井康隆会議室)で、みんなに「お助け」を頼んで、出てきたいろんなアイデアを筒井さんが洗練させた部分も多くあります。
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筒井作品大好きな長男が、嬉々として読み進めているんですが、どうやらいままでの筒井作品を読んでいないと判らないネタが数々あるようです。長男は、まだ3つしか見つけていないそうですが、そのうち筒井作品ファンが作る「解読サイト」ができるかもしれませんね。
上記リンク先にある、筒井さんのツイッターで辞典の一部分を読むことができます。
>「さいあく【最悪】すぐにこう言う奴には、すぐにもっと悪いことがやってくる。」
なんて、ニヤリとさせられますね。
○京極 夏彦 『冥談』 (メディアファクトリー)
う~ん、『死ねばいいのに』を読んだ後なので、あれよりはちょっと落ちると感じました。内容は・・恐いかなぁ?よくある話し、じゃないでしょうか。
○京極 夏彦 『対談集 妖怪大談義』 (角川書店)
2005年発行なので、ちと古いんですが、笑った笑った。なにせ、高名な大学教授から人気作家から、とにかく15人全員が真摯に京極さんと妖怪話をみっしりなさっているんですよ。ここまで徹底されると、もう微笑ましくなるもんですね。
手塚眞さん(手塚治虫さんのご子息)の、妖怪好きな眞さんが書いた(描いた?)絵やお話を、手塚治虫さんが借りて~という話と、『多重人格探偵サイコ』の原案・大塚英志さんとの話、昔よくあった「妖怪大百科」等で、きゃっきゃっと盛り上がる京極さんの様子が、面白かったです。
○イアン・サムソン 『蔵書まるごと消失事件 移動図書館貸出記録 1』 (創元推理文庫)
やっと読めました~(嬉)本好きな方なら、タイトルだけで、わくわくさせられませんか?(笑)解説によると、もう四作まで刊行されているそうなんで、順調に翻訳されて発刊されることを切に願います。
肝心の内容ですが、例えるなら「東京育ちのお坊ちゃま(しかもベジタリアン)が、青森の住人と風習に翻弄され打ちのめされつつもなんとか馴染み、ついでに謎を解く」感じです。青森人には怒られるかもしれないけど、「イギリス・ロンドンから北アイルランドに行く」ってイメージ、ばっちり重なるでしょ?
謎は、うん、あるな。というものですが、アイルランドの風習や食事や言葉が目新しいのと、悪戦苦闘する主人公が微笑ましいキャラクターなので、続刊も予想がついちゃうけど、気にならな~い♪という稀有なお話でした。
筒井さんの、作家生活50周年記念出版だけあって、装丁から何から凝った作りになっていて、流石であります。ただし、内容はいつもどおりの毒舌全開。(苦笑)しかし、辞典は凄いなぁ~、八年もかかるはずだわ~と思っていたら、お仲間の助けがあったようで、納得。
★筒井康隆「現代語裏辞典」、ツイッターデビュー: ホットコーナーの舞台裏より引用
筒井さんがアイデアに困ったとき、ASAHIネットのtti/salon(筒井康隆会議室)で、みんなに「お助け」を頼んで、出てきたいろんなアイデアを筒井さんが洗練させた部分も多くあります。
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筒井作品大好きな長男が、嬉々として読み進めているんですが、どうやらいままでの筒井作品を読んでいないと判らないネタが数々あるようです。長男は、まだ3つしか見つけていないそうですが、そのうち筒井作品ファンが作る「解読サイト」ができるかもしれませんね。
上記リンク先にある、筒井さんのツイッターで辞典の一部分を読むことができます。
>「さいあく【最悪】すぐにこう言う奴には、すぐにもっと悪いことがやってくる。」
なんて、ニヤリとさせられますね。
○京極 夏彦 『冥談』 (メディアファクトリー)
う~ん、『死ねばいいのに』を読んだ後なので、あれよりはちょっと落ちると感じました。内容は・・恐いかなぁ?よくある話し、じゃないでしょうか。
○京極 夏彦 『対談集 妖怪大談義』 (角川書店)
2005年発行なので、ちと古いんですが、笑った笑った。なにせ、高名な大学教授から人気作家から、とにかく15人全員が真摯に京極さんと妖怪話をみっしりなさっているんですよ。ここまで徹底されると、もう微笑ましくなるもんですね。
手塚眞さん(手塚治虫さんのご子息)の、妖怪好きな眞さんが書いた(描いた?)絵やお話を、手塚治虫さんが借りて~という話と、『多重人格探偵サイコ』の原案・大塚英志さんとの話、昔よくあった「妖怪大百科」等で、きゃっきゃっと盛り上がる京極さんの様子が、面白かったです。
○イアン・サムソン 『蔵書まるごと消失事件 移動図書館貸出記録 1』 (創元推理文庫)
やっと読めました~(嬉)本好きな方なら、タイトルだけで、わくわくさせられませんか?(笑)解説によると、もう四作まで刊行されているそうなんで、順調に翻訳されて発刊されることを切に願います。
肝心の内容ですが、例えるなら「東京育ちのお坊ちゃま(しかもベジタリアン)が、青森の住人と風習に翻弄され打ちのめされつつもなんとか馴染み、ついでに謎を解く」感じです。青森人には怒られるかもしれないけど、「イギリス・ロンドンから北アイルランドに行く」ってイメージ、ばっちり重なるでしょ?
謎は、うん、あるな。というものですが、アイルランドの風習や食事や言葉が目新しいのと、悪戦苦闘する主人公が微笑ましいキャラクターなので、続刊も予想がついちゃうけど、気にならな~い♪という稀有なお話でした。
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