What A Wonderful World

毎日の暮らしの中で、心惹かれたことを語ります。

東日本大震災がおこってから、四年がたちました。

2015年03月11日 09時01分48秒 | 日常
 今朝は、こちらではうっすらと雪が積もりましたが、朝日と共にほぼ溶けてしまいました。その有様が、震災から四年たった今の毎日そのままに見えます。

降り積もった雪が溶けて、いつかまた水となって戻ってくるかもしれませんが、穏やかな毎日を過ごせている事、その事になにより感謝の気持ちでいっぱいです。家の再建、日々の暮らしの再建、気持ちのあり方等々、名前も顔も知らない多くの皆さんの励ましや義援金で、ここまで戻ってくることができました。

いまでも、あの当時の映像を観るのは嫌ですし、足を踏み入れられない土地もありますが、またあの地震と津波がくるかもしれない、怖くてたまらないという怯えの気持ちは、こころの底の方に沈んで、表に出てくるのは減りました。

あの震災から「まだ四年しかたっていない」というのも本当の気持ち。ですが、「この四年でここまで戻ってきた」というのも本当の気持ちです。

皆さんから受けた恩義を、どうやって返せばいいのかずっと考えているのですが、なるたけ”善き人”であるよう心掛けるのが、一番の近道なのかと思っています。たくさんのご支援をありがとうございました。これからも、どうぞ見守っていて下さい。

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6 コメント

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何か言いたい。 (トミー。)
2015-03-11 11:02:22
でも言葉が見つからない自分がいます。
でも、お互いを少しですが知っています。
時折どうしているかなと思い出しています。
ブログを読んで、ああ元気にしてらっしゃるなと安心します。
毎回コメントを書くわけでは有りません。
今後もこんなお付き合いしか出来ないかも知れませんが、よろしくお願いします。
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そうですね (たれぞ~)
2015-03-11 12:03:45
被災地から離れた私たちにとって過ぎていく1日は何気ない1日であっても被災された方々からすると、忘れられない苦労の連続の日々だったと思います。

あの日の恐怖を思い出したくないと思います。
だからこそ代わりに私たちが覚えていなくては・・・とも思うのです。
どう手助けしたらよいか判らないまま、今日の日を迎えましたが、今日の気持ちを忘れずに日々を過ごしたいと思っています。

まだ復興半ばですものね。
全ての人が医職住に不自由しなくなる事を日がくると良いですよね。
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当時の事は… (せっちゃん)
2015-03-11 17:46:07
震災前は、 仙台に越して来て色々楽しかった事を
ブログに書いて、沢山のコメントを頂いていました。

震災後、仮設住宅に移ってブログを更新しても
コメントは入らなくなり孤立感を感じたものでした
そうですよねぇ~
私が書く文章が変わったので、どのように絡んだら良いのか分からなかったのだと思います

確かに沢山の支援や激励の言葉を頂きましたが、
今のような素直な気持ちで感謝していたかも分かりません。
きっと、失礼な言葉で返していたのでは無いかと思います。
あの当時の孤立感は、自分でも理解の出来ない閉塞感でした。
支援を頂いた沢山の方々に私のできる事は、
若い人たちに語り継いでゆく事だと思っていますよ
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トミー。様へ (すず)
2015-03-11 21:53:51
 名実ともに人生のお手本なトミー。様を(真に勝手ながら)親しいお友達のように想っております。頂くお言葉に、何度となく励まされ、温かい気持ちになったことでしょう。

いつまで、このブログを続けられるかはわかりませんが、幾久しくよろしくお願いいたします。
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たれぞ~様へ (すず)
2015-03-11 22:00:17
 温かいお言葉をありがとうございます。

 震災当時、義父の薬がきれる事が本当に怖くて、病院の受付に何時間も並んで、数日分の薬を貰った事を思い出しました。(のちに、結果としてそこまで必死になって貰った薬が、義父が震災のショックで妄想が起きて、そこに拍車をかけるような処方だったのは、だいぶガッカリさせられました)

「医職住」 大事で好い言葉ですね。これから使わせて頂きます。

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せっちゃんへ (すず)
2015-03-11 22:07:39
 震災後しばらくは、非常識なハイテンションな文章を書いていたなぁと、こっぱずかしい気持ちになります(苦笑)

いまでも、少しでも世の中の役に立つのなら、なんでもやろうという気持ちがあります。どうか、私たち被災地民のような目に遭わずに済むように、備えて頂きたいと願ってやみません。
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