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ナツノの日常のことを書いています。
しばらくの間コメントお休みさせてくださいね…by ナツノ

かえりみち

2017-01-16 | 音楽

午後の太陽がやさしいかえりみち、

今日はどんな自分だったろうと思います。

 

あたたかなバスに揺られて

ぼんやりと

隣に並んだトラックのタイヤをながめ

会話にうまく答えられたかなとか

自然な笑顔ができたかなとか…

 

みなさん、自分の毎日を

しっかり歩かれていて、すごいなぁと思いつつ、

なんだか

取り残された気持ちになったりもするのですが

 

自分は…

そんな人たちの姿に

元気をもらっています。

呼吸とともに

何かを吸い込んでいるようで

 

そのあとの自分は

少しだけ変われているのかもしれない と思い

また、頑張ろうと思います。

バス停で降りたら

まだ固いつぼみの桜の木の並ぶ

川沿いを歩いて帰ろう、と思います。

              

 

 

 


夕暮れの子どもたち

2015-10-21 | 音楽

秋の夕方は急ぎ足ですぎてゆきます。

犬を連れての散歩道、自然とせかせか歩きになり

中学校の校庭沿いに差し掛かると…

放課後の部活動の声がにぎやかに聞こえてきます。

ボールを追ったり、声を掛け合ったり、

オレンジ色の光の中、若さがキラキラして感じました。

 

そんな中、

トンタタ トトトトン、タタッタ タタタ、ドラムの音です、

音は繰り返し、気持ちさそうに続いていました。

吹奏楽部でしょう、ピー、プー、楽器の音も響いてきます。

学校でなら、

どれだけいくら大きな音を出しても大丈夫ですネ、

心置きなく過ごせます。

もっともっと

心ゆくまで叩いてほしいな、と、ふと思いました。

私は中学高校の頃は合唱部で毎日思い切り歌いました。

もちろん色々ありましたが、今となってはそれらは

思い出のかけらとなりました。

今のそしてこれからの子供たちの

心の欲する方向へ、

できれば扉が開いてほしい、

そういう機会の多く用意された世の中であってほしい…。

いつまでも続くドラムの音を聞きながら

子供たちの誰もに

いま、夢中になれるものが

あればいいなと思い歩きました。   

 

 

 

 


ココロに流れている曲は

2012-07-05 | 音楽

 【 画像 / ペンステモンというお花 朝の光の中で。 】

母の訪問看護の方が増えました。
発声の先生がみえるようになりました。

上半身をマッサージして、発声の練習をして下さいます。
その時間内に、歌も歌います。

父は歌が好きでしたが、
母に関しては…

私が幼い頃に、いつも歌を口ずさんでいたという印象は、あまりありません。

昔のことを順ぐりに思い出しても、
母と洋裁ならスグにわかりますが、歌にはさほど興味がなかったような…?

 
【 画像 / ペンステモンの鉢にオステオスペルマムを挿しておきました… ^^ 】

母の発声リハビリの時は、
私が同席していると…

母が歌うのを恥ずかしがるかも、と思い、席を外しています。
終わって何を歌ったか聞くと、昔の唱歌のようです。

そういえば…
思い出しました、母は唱歌が好きでしたっけ!

唱歌では… 「夏は来ぬ」 が好きでした、
そうそうそおいえば、うのはなの…と~  歌ってくれました!

 
【 画像 / キラキラと、アガパンサスが咲いています。 】

それから…
みずばしょおーの~、と、 「夏の思い出」 も歌ってくれましたっけ。 
子供の頃のこと、思い出しました!

母の心の奥には、
女学校の頃にお友達と歌った歌や…
その頃に過ごした日々の思い出が、きっと残っているのでしょうね。 ^^

 
【 画像 / 7月2日の、美しい夕焼け空… 】

母は単なる発音練習では、
大きな声が出るのですが  (私の部屋まで聞こえてきますので… ^^)
歌声は少し小さめです。 ^^;

でも言語の先生と、一緒に歌を歌う時間は、
母にとってたぶん楽しい時間なのではないか、と思います。 ^^

私のココロの奥に流れているのは何でしょう、

しっくりと長い間、寄り添っているのは…
思春期にに聴いたカーペンターズや、ジャニスイアンの曲でしょうか。

 
【 画像 / 白いほうのオステオスペルマム 刈り込んだら再び花が咲きました ^^ 】

それから幼い頃に、父が観ていた懐かしのメロディ…。
私は藤山一郎さんの声がスキでした。

よく父とテレビの前に座って、昭和の歌謡番組を見たのを覚えています。

誰でも心の中に、思い出をいろどる、
いつまでも記憶に寄り添う歌が、きっとあるのですよね…    

 

 

 

 


さくらまやちゃん

2011-03-28 | 音楽

大震災のあと… まだまだ医薬品も、人の手も、食料も足りないと…
今朝もテレビで、流れています。

テレビのキャスターさんは、
「安心できるのですか、安心していいのですか?」 と… 放射能の専門家の先生に聞いています。

テレビをつけっ放しにしてはいけない、と思いつつも、被災地の報道を見ては、
祈るような気持ちでいます。

毎日の暮しに追われる中でも、 
被災された方々が、いまもご苦労されているのだということを、忘れてはいけないと思っています。



多くの歌手の方々が、励ましの歌を歌っています、メッセージを送っています。

アイロンは電力を使うなぁ、と思いながらも… ワイシャツを広げて、テレビを見ていたら
応援歌を歌う歌手の人たちが、紹介されていました。

フト、涙が出てしまったのは…  「さくらまやちゃん」 の歌声でした。
「上を向いて歩こう」 を歌っていました。

まやちゃんの素直でキレイな声が…

すうっと自分のココロの中に入ってきたのかな、と思いました。 

子供たちの歌声というのは、ホントにココロを癒すものだなぁ、と改めて感じます。



放射能のことも… どうなってゆくのでしょうか、
そして、
災害弱者と呼ばれる方々のことも…

原発から避難されている方々のことも…

少しでも早く、良い方向へと行くように、願っています。
そして、
自分の日々のことを、しっかりと、ひきしめて… 一日ずつ、暮らしていかなくては、と思います。 vv





 

 


りんごさん

2009-05-30 | 音楽

椎名さんのことは、本当に、あまりよく知りません。

けれど 「ありあまる富」 を聴いて、
歌詞に感動しました。

忘れちゃいけない、ことが、
確かにそこに、書かれている、と思いました。

特別でない、普通のコトバ達なのに…

その詩からは、
たくさんのことが伝わってきます。

コトバが集められ、伝えることは、こんなに大きくて、大切なこと。

…すごいです。

時に、言葉にはウソがある、
けれど
やっぱり言葉には、チカラがあるんだなぁと、思います。

この曲の MV も、観ました。

投げ出された 「富」 たち。
スローモーションで、舞ってゆきます。

アコースティックギターの音も、
りんごさんの声も、メロディも… 心にひびきました。

《 画像/ヤマアジサイ 》


琴線に触れる曲

2009-03-27 | 音楽

何度聴いても…あぁいいなぁ、と思うメロディがありますネ。
いつもは、忘れていても…

偶然、耳にしたとたん、
懐かしいような、忘れていた大切なものを、思い出したような…

深い安らぎに包まれるような。

色々ありますが、先日は 「魔女の宅急便」 の 「風の丘」 を
フトしたことで、耳にしました。

はじめのメロディを聴いただけで、じんわりと…
暖かなものが、ココロに広がります。

もしジブリ映画で、スキな順位をつけるなら…
イチバンに 「魔女の宅急便」 を挙げます。

舞台である街の風景の美しさ、
ホウキで空を飛べること、キキの成長していく姿… どれも本当にステキです。

ついでに…2位は 「猫の恩返し」 です。

「猫の恩返し」 は… 映画の美しさという事ではなく、
平凡な女子高校生の姿を、上手に描いているなぁ、と思っているからです。

ナウシカや、ラピュタはもう… 殿堂入り、というか…! ^^

≪ 満開のクリスマスローズ ≫

「虹色バス」

2008-11-03 | 音楽

今頃になって、ずっと気になっていたアルバムを借りました。

宇多田ヒカル 「 HEART STATION 」

いいです…とても。 ぐっと引き付けられて、何度もリピートして聴いています。

メロディも、歌詞も… 彼女の曲には、なぜかいつも、物悲しさを感じます。

歌詞は、簡潔で、どこか乾いた風が…吹いているような。
大人びていて、子供っぽくて。 突き放すようでいて、寂しがり屋で。

…そんな印象です。

どの曲も好きですが、イチバンは、 「虹色バス」 です。

トントン、トントン、と、始まりのリズムからどこか、懐かしいような…
可愛らしい曲ですが、やっぱり最後は、 「一人ぼっち」 を感じて…さみしいです。

ここからどこかへ…
夢の世界に行ってしまいたいような、連れて行って欲しいと、願っているかのような…、歌に思えます。

ONCE ダブリンの街角で 

2007-12-16 | 音楽

「ONCE ダブリンの街角で」 アイルランドの映画です。
遠い国で作られたお話なのに、見終わったあと不思議な懐かしさを感じました。
もちろん行ったことなどない場所ですが、そこで出会った二人の話をすぐそばで見守っていたような…

舞台はアイルランドの首都ダブリン。
その街角でギターを弾く主人公と、人の行き交う中で雑誌を売るチェコからの移民の女性が出会います。

主演はアイルランドの「ザ・フレイムス」というバンドの中心人物である、グレン・ハンサード。お相手はマルケタというチェコ在住のシンガーソングライターです。お二人とも俳優ではありません。

物語を綴るのは、グレンの歌う歌です。
監督さんが書かれているように「音楽を使ったシンプル」で「現実的」な映画。

誰もがどうしようもない現実を背負って生きている。でもその毎日を生きている。
勉強不足で詳しいことは書けませんが、アイルランドの現在の姿を背景に描いている、とのことです。

グレンの力強いギターと、時に切ない彼の歌声に引き込まれます。また、マルケタの歌声は、美しい中に、たくましさをも感じます。
アイルランドは生活の中に音楽が根ざしている、とのこと。
この映画で歌われた歌詞からも、生きるうえでのココロの呟きや叫びが、ひしひしと伝わってきます。

あっという間の1時間半でした。

暖かなキャロルキングの声

2007-12-06 | 音楽

少し前、ずっと曲を選ぶポイントはなぜか…励ましてくれる歌でした。

歌詞より、曲のアレンジやメロディを優先する、という場合も多いと思いますし、
洋楽なら、私は歌詞をすぐ理解することは出来ないので、どうしてもアレンジやメロディ優先となります。

が、邦楽の場合、初めに書いたように…励ましてくれる歌詞。それもすごく直接的に。
しばらくそんな日々で…。

自分の気持ちの中で、もうお腹いっぱいになったのか…
季節や生活の中からにじみ出て来るような、優しくしみじみした曲を、このところ自然と選んで聴くようになり…

そして…今日、キャロルキングを久しぶりに聞いたら、胸に染み入りました。

優しくて、暖かな彼女の声…安心感があります。
やっぱりいいなぁ…ここが戻って来る場所のよう、包まれている気持ちになれます。



星の数ほどのメロディと言葉たち

2007-11-20 | 音楽

いつもは眠っている楽曲、作品たち…星の数ほどの。

ひとり(一組)のアーティストのために作られる作品。例えばアルバムに12曲入っていたとして…アルバム5枚出したら単純計算で60曲。そのほかにシングルやボーナストラックなど入れたりすれば…。

たった一組のアーティストでそれだけの曲数。世の中にどれだけの枚数のアルバムがあるでしょうか。

きっとどの作品のどの歌詞も、作者が思いを伝えるべく…ココロをこめて、ひと言ずつを選び、綴られた言葉たちに違いありません。
そして集まった言葉たちは、じっくり何度も練られたメロディと合体し、一つの作品として完成します。

数え切れない作品たちの一曲ごとに、作者のココロがたっぷりと込められています。
それらはCDに収められ、誰かが手に取り、スタートボタンを押すか、クリックされるまでじっと待っています。

どこかの誰かが、ある日。
流れるメロディに耳をかたむけ、メロディにのせて、その歌詞に想いをめぐらせるとき…
その作品は、内面に秘めていた輝きをここぞとばかりに…外界へと放つことが出来るのでしょう。

歌詞を作った見知らぬ人。
久しぶりに歌詞カードをながめながら曲を聴きました。歌詞が曲にのってココロに響いてきました、その人の想いを感じた気がしました。

世の中にそれこそ、星の数ほどある作品たち、いつか誰かがCDを手に取り、聞いてもらえるその時を、ケースの中でずっと待っているのかな、ナンテ思いました。



こころ動かすもの

2007-10-13 | 音楽

こころ動かすものって…色々ありますが…

時に、音楽だったり。それも、メロディのほんの一部分、例えば、繰り返されるサビの中にでも、最後にたった一度だけ入る(何の楽器なのかはわかりませんが)ギュギュンとかピューとかポロロンとか…そんな一瞬の音にこころ動かされたりします。

その音が聴きたくて、何度も同じ曲を繰り返して聴いたりします。
なんというか…そおいう、一曲の中に、一度だけ使われる音って、例えばスパイスのような、小さなアクセントのような、見過ごしてしまう可能性も充分あるだろうけれど、一度気がつけば忘れられなくなるような…。

もしかすると曲をアレンジする人の「こだわり」の音なのかな…?なんて思います。
もちろんこの音が入っていなくても素晴らしい曲だけれど、何度かやってくるサビの中で、たった一度だけのこだわりのアクセント音に、ある種の気持ちよさ、というかそんな魅力を感じ、ますますその曲が好きになったりします。


好きな曲は繰り返し聞きたい…

2007-09-25 | 音楽

BS2の関口知宏氏が、中国の鉄道を旅する番組…見ています。画面を見て旅ができる…楽しい番組です。関口さんの時にかったるそうな…(笑)表情も楽しみです。

その中で「中国はなんでも暖かい」という話がありました。いつか書いた温かなビールのことも、その話の中でチョットだけ触れていたようです。
…ということでやっぱり冷やしていないビールってアリかな…と思いつつ、ビールを開けました。

オーブンでパウンドケーキを焼いています。香ばしくて甘い香りがPCの周りにも流れてきます。今回のレシピ(by/cookpad.com)には、「流し込んだタネの上にグラニュー糖をまいてから焼くと、カリカリっと美味しい」とありましたが、最後に忘れて焼いてしまいました。

ちょうど、近所の教会の5時の鐘がなりました。
MONKEY MAJIK「空はまるで」が流れています。好きな曲で最近、よく聴きます。シャンシャカ…というギターの音がたまりません。歌詞も、歌声もよいですね^^
横浜タイヤのCM曲です。以前、Def Techの「My Way」も同じ横浜タイヤのCM曲でした、こちらも何度も繰り返して聞きました。

昔、大流行した「いとしのエリー」だけを、カセットテープに何回も入れていた友人が居ました。なんで?と驚く私に彼女は「だって何度も聴きたいの。巻き戻すの、めんどうでしょ」と言っていました。そのキモチ、今は解る気がします…^^


『CASA』

2007-09-14 | 音楽

曇っていた空も、昼前には晴れて青い空。日差しは暑くても日陰の風は、涼しく感じました。

帰ってきて夕飯の買い物や、洗濯物などを終わらせて椅子に座り音楽をかけます。
2002年ごろに衝動買いしてから、ずっとスキなままのCDです。

~『CASA』
坂本龍一氏のボサノバのアルバムで、アントニオカルロスジョビンの曲を坂本龍一氏が弾きます。氏のピアノの響き、そして切ないチェロ、ボーカルの女性の声、それぞれが柔らかくからまってステキです。

じいっと聴いていると、音が自分の内側へとしみこんで行きます。

心の色んなものを優しく包んでくれるような…
音と共にキモチが風にとけてゆきそうな、そんなアルバムです。


安らかに…

2007-05-29 | 音楽

ZARDの坂井さんがなくなられたとの事。残念です…昨日は命について考え…
ベッドに入っても、心はぐるぐる回っていました。

年齢が低い子供達でも「コナンの歌の…」と言えばすぐ分かるくらいでしょうし、その曲たちは、テレビや街でも良く耳にします。広く親しまれていたかただと思います…

病気をされていたとの事…お辛かっただろうとお察しします。
ご冥福をお祈り致します。

image6へ…

2007-05-21 | 音楽

先日、東京国際フォーラムにて行われた「image6」コンサートに行きました。アルバムimageの参加メンバーが交代で数曲ずつ演奏する、というとても贅沢なコンサートでした。

紫の衣装にて、ピアノの羽毛田丈史さん。CDで何度も聞かせてもらっています、そして実際に拝見すると、真面目そうなスマートな雰囲気のかた。今日の進行役でもあります。

次はバイオリンの古澤巌氏。研ぎ澄まされた鋭角のバイオリンの音に引き込まれます。ステキな帽子を目深にかぶり、ダンディでもう格好良すぎます…笑

ジェイクシマブクロさん。アロハ~♪と登場されました。息を呑むようなウクレレの見事な弾き方、しかしご本人はそれとは対照的な可愛らしいかたに見えました。

加古隆さん。CDで何度繰り返し曲を聴いたことか…感動です。静かな中に情熱を感じる語りと演奏に、ただただひたすら耳を傾けました…。

休憩を挟んで、明るいゴンチチのお二人。軽妙なおしゃべり。しみじみ笑いました^^。ジェイクさん再登場で、三人で楽しそうに演奏されました。

次はバンドネオン奏者の小松亮太氏。バンドネオンの哀愁ただよう音色が胸に響き、なぜか懐かしさを感じました。アコーディオンではありません、と繰り返し話されていました笑。

そして数々の映画音楽を作られている、若くて才能あふれるピアノの松谷卓さん、おしゃれでカッコイイ、ピアノにむかったらまたステキです。

最後は葉加瀬太郎さん。「お待たせしました~ッ♪」と登場。舞台は一気に盛り上がり…。本当に華やかなかたですネ。そして古澤巌氏が再登場で、二本のバイオリンでゴージャスな演奏を。…最後はジェイクさん、小松さんと「情熱大陸」を。

そしてアンコールへ。休憩を挟んで、合計で3時間以上のステージでした。特に葉加瀬さん登場からアンコールは、舞台の皆さん楽しそうで、観客の人たちもノリノリでした。もちろん私も久しぶりに音のシャワーを浴びて、至福の時を過ごすことが出来ました。