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ナツノの日常のことを書いています。
しばらくの間コメントお休みさせてくださいね…by ナツノ

花ぐもりの空の日に

2008-03-30 | 季節

花ぐもり、という言葉が好きです。

花ぐもりの日、には、たくさんの思い出があるような気がします…

節目、ふしめや、それ以外にも、ちょっとした事を…幼い時からの…

幼い頃にはこんな日を、花ぐもりと呼ぶとは知りもせずいましたが。

母との久しぶりのお出かけ、どこかの大きな博物館のようなところ…そこへ向かう坂道を、登りきった植え込みに咲いていた「こぶし」の花か、「白木蓮」。

母はどっちだろう、と独り言を言っていたと思います。そしてはっきりと耳に残る言葉。
「曇り空のほうが、あの花は似合うね。白が浮き出るよう」

あの言葉は、幼い私に対してつぶやいたのだと思います。
そして私は、その言葉のとおりだと、今でも思っています。


ヒヨドリが犯人…

2008-03-25 | 植物

毎年パンジーなどを寄せ植えにして、6月あたりまで玄関先で楽しみますが、今年もアリッサム、ストックなどと寄せ植えを作ってあります。

ストックは…昨年から一重のストックにしています。八重のストックも華やかですが、一重のストックは素朴な感じで…花も小さめで可愛らしくて好きです。

先日、ポストへ郵便を取りに行ったら…ストックの花がありません。蕾はあるのですが、咲いていた花びらがひとつも…。その数日後、やっぱりおかしい、と思いよく見ると、周りにフンが落ちていました。

ははぁ…、これはカラスかな。

昨年、追い払ったカラスに(たぶん同じカラスだと…)庭先のビオラをツンツンつついて、鉢から掘り起こすイタズラをされました。
カラスって賢いから、ちゃーんと追い払われたことを覚えていて、そんなイタズラをすると…ネットのどこかで読んだ覚えがあります…。

数日前、ふと、窓の外を見ると、トネリコの枝の下のほうまで、ヒヨドリがやってきています。おかしいなぁ、あんなに下のほうまで…と見ていたら、
チョコンとストックの鉢のふちに止まり、お花をつつき始めました。

ヒヨドリさん…あなたでしたか。
椿や梅のお花をつついているヒヨドリを良く見かけますが、考えたら、ストックだって良い訳ですものね…。
お花を食べているのでしょうか、花の蜜を食べているのでしょうか…それともその、両方なのかな?


早春桜(?)とかモチーフ編みとか…

2008-03-19 | 暮らし

午前中、雨が降る前にとワンの散歩に行きました。曇り空で気温は低いようですが、20℃近い暖かな日が続いた後ですので、空気の中に、春を感じました。

この香りは…沈丁花でしょうか。公園には、濃い紅色の花桃が満開です。
サクラの蕾も少しふっくらとしてきたようです。

帰り道、毎年、咲くのを楽しみにしている、濃いピンク色の「早春桜(?)」(名前が分からず、似たようなサクラをネットで探した結果、一重であるし、花径が小さいことなど、そうではないかと…)が咲いていました。

…もしかして、カンヒザクラ系の「おかめ桜」かもしれません。ネットで再び探しましたら、良く似ています。

ネットでは、萼や花びらの特徴も書かれていたので、次に通りかかった際には、もっと良く観察してこようと思っています。この木は本当に可愛らしくて…よそのお宅の玄関先なのですが、今年はデジカメで撮らせてもらおうかなぁ…なんて…。

さて、ひと月ほど前から、モチーフ編みをはじめました。
棒針編みは昔から好きでしたが、かぎ針は初めてです…。自分で出来るだろう、と始めてみたら、ぜんぜん…! 難しくて…! 編み図も理解できません。

困り果てて、母に聞くと…目を悪くしてからもう何年もかぎ針を持っていないのに、頭が急にシャン! となって、裁縫箱から自分のかぎ針を出してきて、テキパキと教え始めました。

突然の、娘へのかぎ針講座は、母の良い刺激にもなったようです…。^^
昔の母が一瞬戻ってきたかのようでした。

まずはあや取りのヒモ(くさり編み)から…、それが出来たら次に、細編みで…と、キビシく教えてくれました。
ちょっとチェックが厳しすぎて…特に持ち方に厳しくて(私が自己流で針を持つので…)、閉口しましたが…。
でも2時間ほどみてもらうと、私もどうやら簡単な四角モチーフが編めるようになりました。

それからコツコツ40枚ほどモチーフを作り貯めています…。えんじの毛糸がなくなったら、別の毛糸も買ってきて…ひざ掛けでも作ろうかと思っています。でも、一年越しの長期計画になりそうです。^^

《 画像・ヒメエニシダ 》

簡単、美味しいカレーチキン

2008-03-12 | 暮らし

昨日は関東は18℃にもなりましたが、今日はまた気温が下がり、冷たい風でした。
空気の冷たさが、余計に鼻をくすぐり…花粉症にとっては、ツライ一日でした。太陽が出ているのに、外に洗濯物も干せず、お天気なのが恨めしいみたいで…。
ミントティでも飲んだら少しはスッキリするでしょうか…。^^

◎◎◎ 簡単、美味しいカレーチキン(4人分) ◎◎◎

・トリ胸肉 450g程度を、皮を下にしてフライパンで4分程度焼く。
・皮が良い色に色づいたら、反対にして、フタをして火が通るまで焼く。

・焼いている間に合わせ調味料とサラダを準備
☆合わせ調味料…酒大4 砂糖大2~3 しょう油大1~2 カレー粉大1 ニンニクおろし少々 片栗粉少々
☆サラダ…キャベツやレタスの千切り、オニオンスライスなど何でもOK

・トリに火が通ったら、合わせ調味料の半分を加え、強めの火加減で裏、表ともからめる。
・からまったら、次に残りの調味料を加え、再び良くからめる。

・サラダをのせた皿に、人数分に切り分けたトリをのせ、マヨネーズをかける。

…最後にマヨネーズをかけると、甘辛カレー味にこってりとマッチします。^^

《 画像/3年目のクリスマスローズの花 》

「ひととき」より

2008-03-04 | 暮らし

2/24朝日新聞「ひととき」より
…病院の壁にかかっている素晴らしい風景画のことを医師に話したら、そのお医者さんの作だったとのこと。
それがご縁で、風景画をパソコンで絵葉書にしたものをいただいたそう。それを闘病中の友人に送ったら、病気が癒されるととても喜ばれたそうです。

筆者から、その話を聞いたお医者さんは、今度は直接、そのお友達宛に別の絵葉書を送ってくださったそう。

お友達は…お医者さんにお礼を書くつもりだが、男性だと思うとラブレターみたいでドキドキする…と。
筆者は、息子達のような年齢の先生だし、ドキドキすれば病気もびっくりして、おとなしくなるかも。 と言い、二人で笑いあったとの事です。

その後…お友達は帰らぬ人となりました。旅行好きだったお友達は、贈られた絵葉書に描かれた場所を訪ねたかもしれない…。絵葉書は一人暮らしの彼女の気持ちを、どれだけ明るくしただろうかと…。

お医者さんは、ご自分の「父や弟が病気の時、周囲の方に親切にしてもらったので、少しでも筆者のお友達を慰めることが出来たら、と思った」…と、目をしばたたかせてくださったそうです。

多忙なお医者さんは、事務的な診察になってしまうことが多く、なかなかお医者さんの人間的な温かみを感じる機会は少ないのでは…、と思いますが、このお医者さんは、心優しい方ですね…。
そして、筆者の方とお友達の間のやりとりに、また涙してしまいました。

私の父が死んだ時、父はこの肉体での一生を終え、病に苦しむこの肉体から離れ、自由に好きなところへ飛んでゆけるのではないかな、と思いました。
そして、今は抜け殻となってしまった父の肉体と、たましいと、それぞれにご苦労様でした。と思いました。
このお友達も…今頃は違う世界で、安らかに、過ごされていることをお祈りします…。