12がつのうた 2017-11-21 | 短歌 朝日さす駅へと続く坂道をそれぞれのことそれぞれのひと 木枯らしに背中押されて昨年のままのにおいのマフラーを巻く 幼子が風がいるよと指を指す先の梢がそこだけ揺れる 色あせた薄紫のランドセル制服に袖通す日近く #短歌 « 秋のうたろく | トップ |