とても久しぶりに映画館で映画を見ました。このところ自分のために映画を見るなんて、生活のずうっと遠くにあったことだったのですが、そんな私を誘い出してくれたお友達と一緒に…。
「美しい人」という映画でした。現実に立ち向う女性達の九つの短編集。九つのストーリーそれぞれに、「今を生きるひとりの女性の姿」が描かれていました。どのお話も決して軽くはなく…心にずんずん突き刺さるものや、揺さぶるものばり。
お話はどれも結末はなく途中で終わります。
しかし、それぞれの短編の最後に映る彼女達の姿から「その先に続く道」を感じ取ることが出来ました。
それが「希望」なのか「戦い」なのか…。どちらにしても映画が終わった時点で終わりではない、むしろ始まったのです。
彼女達はエンドロールが流れた後も「その先」をきっと生きてゆくのでしょう…。女性として強く、たくましく、しなやかに。
そのことは映画を見終わった私に強い確信として残りました。そして何より彼女達の姿は、私に勇気を与えてくれました。
「美しい人公式HP」
http://www.elephant-picture.jp/utsukusii/index.html