leaf*

ナツノの日常のことを書いています。
しばらくの間コメントお休みさせてくださいね…by ナツノ

風にのって

2006-04-26 | 暮らし

ぱたぱた…
お布団をはたいていると(そんなに良いお天気ではなかったのですが)
小学校の方からわいわいと声が聞こえてきます。のどかなひとときです。

ちょうどお昼休みなのでしょうか、にぎやかなたくさんの声。
近くにあるので、風向きによっては子供達の声が流れてきます。
運動会の時など、「ピー!」という先生の笛の音も聞こえてきます。

最近、念願かなって、お台所にテレビを置きました。
薄型テレビ、というのがとっても安く出ていたので、即決となりました。
13型でちいさなものです。

朝、最近は早起きでお弁当を作っているので、眠気覚ましになり、助かります。
夕方は、ニュースを流しながらだと、何となく誰も居なくても淋しくありません。
ワタシ的にはわりと遠慮していたのですが…
思い切って買ってよかったとホント、思っています♪

夜風に吹かれて

2006-04-20 | 暮らし

午前中は悪天候、雨も風もぶんぶん、びゅうびゅう大荒れで台風のようでした。
お昼過ぎに雨雲も去り、すると乾いた風が吹いてきて、草木はシャワーを浴びた後のように、気持ち良さそうに風に枝を揺らしています…夕方の太陽に照らされ、初夏を感じさせる心地よい午後となりました。

夜風も気持ちよく、少し開けた窓からは、ほろりとさせるような風が吹き込み…今日は、野菜をたくさん入れたカレー炊きです。作りながら、暮れてゆく外を見てうーん。やっぱり、もういくかな。プシュ。今の私のお気に入りは甘ったるさのないサント○ーチューハイ「DRY」という青い缶です(^0^) ここ数ヶ月ずっとこれですが、ちょっと飲めない時期もあったので、飲める事はシアワセだなぁと、もうほとんど闇になった外を眺めて思います。

おじいちゃんが最後に入院して、死ぬまで面倒を見てくれた病院が閉まりました。街の病院です。子供の骨折から盲腸から…街の老若男女が親しんでいました。耳を疑いました。入院しているおじいちゃんおばあちゃん達、どうするんだろ…!聞けば年明けから順次、他の病院へと転院していったそう。何だかむなしいです。

街の病院が消えるなんて…! …跡地は何になるのでしょう??いま巷で流行の、超高級介護施設とかだったら、ナンカますますむなしいなぁ…。


小さな写真

2006-04-11 | 季節

午前中は今にも降り出しそうな雲り空。
昨日、散歩しなかったのでストレスのたまり気味のワンを連れて急いで外へ出る。
部屋の中から見ていたより外は明るく、ほんわりした空気、薄いもやが流れてる。

この季節になると、毎年のように思い出す。「春の雨は恵みの雨だ、降れ降れ。」
父のつぶやき。
熱い紅茶を入れる間、満足したワンは、ピチャピチャ水入れに首を突っ込んでる。

小さな写真が食器棚からのぞいている。夫の父母、私の父母の4人で写った写真。
20年も前のこと。成田空港へ夫を送りに行った帰り、成田山で私が写した。
春の初めの頃だった。母はやや太って、はつらつとしていた。
夫の母は、私の母が送ったマフラーを、ちゃんと身に着けて会いに来きてくれる、
そんなさりげない心遣いの出来る人だった。

夫の母も父も逝き、私の父が逝った。今は私の母だけが残る。
小さな写真に何か語りかけようかと思ったが、言葉が浮かばない。
ただ、にこやかに並んでいる4人をかわるがわる見つめた。

写真の中にあの時が切り取られ、そのまま残っている。みんな笑顔だ。

私たちの人生には数々の扉があり、その扉をくぐりぬけては前に進んでゆく。
でも扉は、誰もが自由に開くことは出来ない。その時が来るまで。
ワンがソファで小さな寝息を立てている。
いつの間にか外は小雨で煙っている、若緑のモミジの葉をぬらして。


優しい人

2006-04-03 | 季節

今日は本当に風が強い。わんと私…風に挑む1匹とおばさん~という感じ。
お散歩中、容赦なく吹き付ける風にえいえいと歩きます。小さな橋から見た川の水…
上流から桜の花びらがたくさん流れてきます。 春が過ぎ行くのですね。

今日の風は、花散らす風となりました…途中、遠回りして桜の木のある道へ。
冷たくすんだ強い風で空は真っ青。桜ははらはら風に揺れています。
優しい人を思い出しました。母と私と二人とも好きな人。それは看護婦さん。

週に一度の病院で、最後に母に注射をする、ほんのひと時だけの会話ですが
笑顔と優しい態度に、母から話は聞いていましたが、私もファンになりました♪

にこやかでおっとりして、ちょっぴりふくよかで…先日は注射をしながら、
「誰だって今の季節はそうよね。 木の芽時っていうのかしら?
この季節は芽吹きの為にエネルギーが要るのよ…いつもより眠たいし、疲れるし…
そう、気持ちも、疲れるね。でもそういう訳だから、だいじょうぶよ。ウフフ」

私も母もその「ウフフ」がすきなのかな…? いい看護婦さんです。