なんとなくクラシテル

獣医という仕事をしている人間の生活の例の一。
ほとんどが(多分)しょーもない話。

岩合光昭

2019年04月07日 | 
さんの写真展「ネコライオン」を、今狭山市博物館でやっている。病院にこの写真展のチラシ&ポスターがいきなり送られてきたときはちょっとびっくりしましたけど。
 とはいえ、せっかくのお知らせ、無駄にするのもやなので、ポスターは待合室に貼り、チラシは患者さんに配り、そうしてるなら、一回見に行った方がいいなあってことで、今日行ってみた。なにしろ、入場料がたったの¥300って安すぎません???

 予想よりか、はるかにハードな写真展でした。猫とライオンを比較して、似たようなアクションを起こしてるとこを撮影した写真を並べて展示しているのだが、ライオンの写真は、やっぱり野生動物で、しゃれにならない写真が多い。雄ライオン同士の殺し合いの写真が特に印象強かったが、殺された側の属していた群れを勝った奴がのっとるのだ。で、その雄ライオンが次に何するかというと、前の雄の子供である子ライオンを皆殺しにする。で、自分の子孫を群れのメスどもに作らせる、というわけ。これは、トラもやる手口で、実は、雄ライオンってその程度しか仕事をしない。狩にもほぼ参加せず、群れに侵入しようとする他の雄ライオンを追っ払う、またはぶち殺す、くらい。雌ライオンは、食事の手配等々、ほぼワンオペ。うーむ、どっかでよく聞く話ですなあ。

 妻側の連れ子を次の亭主が虐待する、という話をよく聞くが、これはもう、いかにも動物ならやりかねん、という話なわけ。つまりまあ、虐待する男ってのは、人間じゃないということね。動物レベルなんだから、そんな奴とはとっとと縁切りするべきなんですよね。というか、そんな男に引っかかっちゃダメです。そういうのに引っかかる女ってのは「男運がない」。以前、同居男に殺されかけた人にも言ったのだが「男運がいい・悪いじゃない。あんたには男運が ない んだから、男に二度と近づくな」ってことですよ。

 狭山博物館の常設展示も観たが、かなりしっかりした展示で、これは入間市の博物館は負けてるなあと。別に勝ち負けじゃないけどさ。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする