なんとなくクラシテル

獣医という仕事をしている人間の生活の例の一。
ほとんどが(多分)しょーもない話。

KYT講習会

2016年02月17日 | 仕事
に参加。主催はあんしん財団。ここに加入して随分になる。紆余曲折を経て(なんかコンプライアンスがどうこうとか、もめてたこともありましたっけ)保険業を主とする財団法人ということに現在はなってるんだけど、保険業の他にもこういう労働関係の講習会やDVDの貸し出しやら、安全管理機器購入にちょこっと補助金をくれたり、なんてこともしてくれる。使いでがあるのでどうもやめられない。

 今回の講習会は厚木でやったのだが、圏央道開通のおかげで厚木がやたら近くなったので、埼玉県の自分も参加しちゃおうというわけです。参加して正解でした。

 この講習会は以前入間市の商工会が開催してくれて、その時も1日がかりの講習だったのだが、今回も盛り沢山の内容。テキストもビデオも以前より洗練されてる。講師がオジイサン軍団だったのにはややビックリしたんだけど、おそらく、この方たちはお勤めになってた頃から安全管理担当者で、引退後もその道一筋、筋金が入ってるんでしょう、ビシビシしごかれてしまった。

 とはいえ、KYT講習は楽しむのが基本でして、以前もそう思ったのだが、普段全く会うことがない製造業関連の方が多く参加するもんだから、安全に対する意識がやはり厳し目だし視点も違うので、つくづく面白いんです。

 KYTの話し合いは、原則ブレーンストーミングの方法を使う。フラットに意見を述べ合わないと、問題の本質があぶり出されない。刺激的です、ホントに。

 で、こういう話し合いの仕方を嫌うのが医者だの獣医だの、あと馬関係者。へいこらするかされるか、という関係下の話しかできない。ホント、「センセイ」業ってのはしょうもない。

 今回の講習会はなかなか豪華で、崎陽軒のお弁当までついて受講料がタダ。参加者の皆さんはKYTが初めて、という方が大半で、最初は緊張もするしぎごちなかったんですけど、そのうち調子が出てきて、声も出るようになる。「なんとかかんとか~~、ヨシ!!」って大声でやるのは最初はこっぱずかしいもんですし。でも、慣れとは恐ろしいもんで、普通に出来るようになるんですよね。

 講習は少人数の班に分かれて話し合いをするのだが、仕切りをするリーダー役も持ち回りということで、参加者がまんべんなく技能を伸ばせるように工夫されてる。講習法も以前より進歩してる感あり。忘れてたことも色々思い出すし、ヒヤリハットの事例も改めて思い出してヒヤッとしたり、うーん、ためになりました。

 安全管理にはゴールはない、ので、今後も取り組みましょう。KYTはチーム作業の職場では特に威力を発揮する方法だと思う。オススメです。
 
コメント
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