なんとなくクラシテル

獣医という仕事をしている人間の生活の例の一。
ほとんどが(多分)しょーもない話。

「鶴の恩返し」

2010年11月10日 | 
というお話には、色んなご教訓がありますが(と思ってますが)。

1)「見るな見るな」と言われるほどに見たくなる。これ、人間の情けない性の1ですわね。で、見てなあ~~~~んだ!ってがっかりするのもね。
 尖閣諸島のビデオ、その辺が見え隠れした展開だなあ。
 ぶつかってるとこしか見てないけど(ニュースではそこばっかり流れるからさ)、感想は。これじゃー船長逮捕して当然ではないの、という事。領海侵犯以前の話だよ、安全に航行すべし、100%の船が守るべき原則を完全に無視してるんだもん。ヘタしたらどちらも沈没だったでしょ。
 見た方、大半がそんな感想を持ったんじゃないかしら。国を挙げて大騒ぎするような内容、というより、こいつ海賊とちゃうか?というような。そういう意味でのがっかり感というか。

2)鶴は見られて実はホッとした、という説がある。見られない限り、延々と身を削って機織り、そのままだったら死んでたはずだ。でも、これで大手を振ってやめられる、あーセイセイしたあ!!!!ってね。これ、かなり信憑性がありそう・・・・・・。

 このお話、摂食障害の方や、なんらかの依存症の方が読むと、恩返しの終了事情が我が事のように思われて、内容全体が全然違う意味に置き換えられてしまうそうだ。そこら辺をひも解いて、鶴の恩返しの話を構成し直してドラマや舞台にしたら、面白いんじゃないか、ずうっと思ってるんですけどね。
コメント
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