なんとなくクラシテル

獣医という仕事をしている人間の生活の例の一。
ほとんどが(多分)しょーもない話。

馬場サーキット

2008年07月22日 | 
の結果。大体45%。ああ、馬場馬術ってのは採点競技なんですよ。決まった運動を順番にやるんだけど、各項目について採点されて、その合計で順位を決めるわけだ。各項目は10点満点。だけど、まず満点は付かない。5点が「可」だそうで、まあ、この点が取れれば「可」だそうで。時々6点が付く。「かなり良い」だそうで。んで、4点は「不可ギリギリ」だそうで(だったっけ?)、3点以下は全然ダメなんだそうで。で、各得点を合計して最高点に対する割合を求めて、それでもって順位を決める、んだそうだ。なーんか曖昧だけどなあ。
 今回は気合入ってたんだがな。ようやくパートナーのお買い得品馬を見つけて、奴とあれこれ打ち合わせして臨んだんだし。もちっといけると思ったんだがなあ~~~。

 馬っ子はジャングルパワー君。神経質でよく喰い付く。あっしの腕には2年も前に奴に喰い付かれた痕がまだ残ってるのだ、まったくう。乗るとどうか、というと、ハミをガチャガチャ、頸をブンブン、落ち着かないのだな。というわけで、「乗りにくい馬」と思われちゃってるのか、人気がない。でも、本当にダメ馬なのか?以前からそんなこともないんじゃないか、と思ってたんだよね。マジメ、練習熱心という、美点を持ってる人だ。一回経路練習で当った時はゼンゼンだったんだけど、かつて感じた奴の美点は相変わらずで、とりあえず一回きちんと専用馬に取って一緒に練習してみよう、となったわけよ。
 で、練習してみたら。あーら、どんどん良くなるじゃあありませんか。でねえ、「ハミガチャコン病」には原因があって、結局乗り手が悪いから。乗り手のバランスが悪いから歩きづらい、走りづらい、どうにかしなくちゃってんで頸をブンブンしたりハミをガチャガチャするんだ、って「乗馬ライフ」なる雑誌に書いてあったんですよ。ので、とにかくバランスに注意して乗る、ハミをいじくり回さない、つう自分の目下の課題だったとこを徹底してチェックできるようになったのね。
 奴の課題は。体が硬いとこ。これはですね、ストレッチすりゃいいんだ。そういう乗り方があるのだ。というわけで、よしよしと思ってたんだが。

 当日、準備運動中、なんか、やけに体が柔らかいなあ、と不思議だったんだけど。さて、実技を始めた途端、いきなり走り出そうとする!!しょっぱなからつまづいてしもうた。速歩のパートはほぼしょうもない状態。あーあ、と思いつつ、駈歩パートへ。その辺りからようやく落ち着いてきたかな?2回目の反対駈歩(あーこの辺は説明しませんです、めんどくさいので)が妙に上手だなあ、と思いつつ終了。

 で、採点表を見てビックリ!!駈歩パートの最初、延々と反対駈歩をしてたそうな。ゼーンゼン気付きませんでしたよー ハハハ。で、その辺は全部「3」が付いちゃいまして、ますます点が下がってもうた。なるほどね、だから、後半の反対駈歩が上手かったわけね。
 で、奴の体が変に柔らかかった&バタバタ大慌てしてた理由。馬場サーキットの前の時間にジムカーナサーキットってのがあって、ジャングル君大活躍の巻、だったんだって。ジムカーナっていうのは、馬がやる犬のアジリティーみたいな競技。スラロームくねくねとか、ちょこまかグルグル回ったりとか、あーそこでストレッチができてたんだなー、でもって、その時のハイテンションが続いてたんだろうな。なるほどね。
 とまあ色々ありましたが。そうね、デキるエリート馬と組むより遥かにためになりますな。馬場1級合格基準点までもうちょっとだし。ま、がんばってみましょう。もうしばらくよろしく頼むぜ
コメント
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