なんとなくクラシテル

獣医という仕事をしている人間の生活の例の一。
ほとんどが(多分)しょーもない話。

環境省

2004年08月28日 | 
は「省」になってから、なかなかパワーアップして結構なことだと思う。自信を持ってリーダーシップを取り始めているような気がする、最近は。当初はおっかなびっくりぽかったけどね。
 で、昨日のゴミ話の続きですが。
 プラスチック系のゴミは基本的に焼却処分する方針にするそうな。そうだろーなー。
 このプラスチックってそもそも石油からできている。「樹脂」とはよく言ったもので、やっぱり「油」なんですわね、考えてみると。だから、やっぱり焼却するのが一番筋が通ってるような気がしてるんですよ。

 ところで、動物の体臭や料理の臭い等々、有機系の臭いって、こういうプラスチックにすごーくこびり付きやすいの、ご存知ですか?どうも、有機系同士、引き合うところがあるらしい。
 プラスチックのバケツやゴミ箱にゴミを捨てて置いとくと、バケツそのものに強烈な臭いが!!いくら洗っても何してもその臭いって取れやしない、そんで結局バケツもポイしなくちゃならなくなる事に気付いて、引越しを期にゴミバケツをブリキ製に変えた。そしたら、まあ、臭いが全然付かないんだよな~~。これは、本当に有難いのだ、今現在も。ちょっとまずいな、と思ったら、塩素のハイターで拭くと、あらら、キレイに臭いが消えるの。

 家の臭いって独特で、だから消臭剤がたくさんあるけど、多分そういう臭いって、ビニール壁紙やビニール製のクッションフロアとかに沁み込んでるケースが多いんではないかな?そうなると、消臭剤みたいな小手先の対策では何も解決しないよなあ。
 だから、そういう意味でも、家からビニール製の壁紙を追放するのはよいことだと思うんだが。ビニールって、そうでなくても空気を密閉しちゃうし、静電気でもって勝手に汚れるし、いいことが何もない。多分臭いも静電気で引きつけてると思うんだ。

 ちなみに、病院はそんなわけで、なるべくビニールを追放した。壁の上半分は珪藻土の土壁だし。床はリノリウムだし。そのせいだけじゃないけど、当院は空気がいいんだわ~~。これは「自慢」です。臭い動物病院って多いもんね。そういうの、当たり前と思ったらいけませんぞ。

コメント
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