<コンサート情報>
~小山実稚恵デビュー25周年記念 協奏曲の夕べ~
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番/第2番
大学祝典序曲
ピアノ:小山実稚恵
指揮:大野和士
管弦楽:東京都交響楽団
会場:サントリーホール
日時:2010年9月3日(金) 午後7時
ピアノの小山実稚恵は、1959年、仙台市に生まれる。東京芸術大学卒、同大学院修了。1982年チャイコフスキー国際コンクール第3位、1985年ショパンピアノ国際コンクール第4位と、二大国際コンクールに初めて入賞した日本人。1986年第12回ショパン協会賞受賞、1994年飛騨古川音楽奨励賞受賞、2005年文化庁芸術祭音楽部門大賞受賞、2005年第7回ホテルオークラ音楽賞受賞など数多くの受賞歴を有し、現在日本を代表するピアニストの一人。国際コンクールの審査員の経験も多く、これまで1994年第10回チャイコフスキー国際コンクール審査員、2004年ロン=ティボー国際コンクール審査員などを務めてきたが、2010年10月には第16回ショパン国際ピアノコンクールの審査員として参加する。
指揮の大野和士は、1960年東京都生まれ。東京芸術大学卒業後、ヨーロッパに渡る。1987年にアルトゥーロ・トスカニーニ国際指揮者コンクールで優勝。2002年から2008年までベルギー王立歌劇場(モネ劇場)の音楽監督を務め、2008年からはフランス国立リヨン歌劇場の首席指揮者に就任。2011年にはバイエルン州立歌劇場への客演も決まっている。これまで2008年紫綬褒章受章、2009年フランス批評家大賞・ヨーロッパ大賞受賞、同年第39回エクソンモービル音楽賞受賞、2010年日本芸術院賞・恩賜賞受賞、同年サントリー音楽賞受賞など多くの受賞歴を有している。