2010年2月8日(土)-10日(月)
秋田 男鹿半島「なまはげ柴灯(せど)まつり」&山形 「銀山温泉泊」の旅。
数年前の2月に男鹿半島には行っているが、なまはげ祭りは見ていない。
是非ともみちのく五大雪まつりの一つである「なまはげ柴灯まつり」を堪能したい!
そして、雪の銀山温泉に泊ろう!って、事で今回 行って参りました。
集合時間&集合場所は、渋谷109前 24時半。
この時間の集合は、寝るのが早い私にとって一番魔の時間帯。
以前、寝過ごしてしまって、待ち合わせ時間に間に合わなく遅刻、
ご迷惑を掛けてしまった経験上、今回は、集合場所に行くまで大緊張。
今回は、ちゃんと間に合いました。
深夜東北自動車道を北にガンガン走り、途中幾つかのSAで休憩をとり、
北に進むにつれ寒さは厳しく、米沢SAで車から降りると寒さで頭は冴え、一瞬で目が覚めました。
早朝山形、角館に到着。
長い道のり、ここまで来るまで色々ありましたが、時間的に早いので角館散策。
まだ観光客も少なく、静かに散策が出来ました。
角館は枝垂れ桜が有名で次回は是非、桜の季節にまた来訪したいと思います。
秋田県に入ると、雪が深く辺りは真っ白で静寂な世界でした。
今年の冬は暖冬と言われ、この場所も例年に比べれば雪は少ないのであろう。
太陽が雪に反射してとても眩しかったが、東京・横浜から来ている我々には、一面の雪景色に大興奮。
この後は・・・。
温泉に入って冷えた体を温め、お昼は秋田の郷土料理「きりたんぽ鍋」でほっこり。
男鹿半島に入ると、突如出現した「なまはげ」。 デカイ!踏みつぶされそうですよ。
なまはげ祭りへ。
雪は降ったり止んだりと、かなり冷えているので持参した防寒着をすべて着用。
一回り以上体が膨張し、さらに雪が降って来たので合羽も着用。
沢山着過ぎて動きが鈍いです。
なまはげ祭りまで時間があったので、会場近くの「なまはげ館」へ。
色々な顔のなまはげが居ます。
地域によって、なまはげの顔が違うそうです。
強面からユニークな顔まで色々なお面があり楽しいです。
そこで!
我々も、数速でなまはげに変身しました。 アハッ(*^^)v
「泣く子はいねがー、親の言うこど聞がね子はいねがー」と、その気になりそう。
しかし優しそうななまはげに変身できました。あっれ、ホントかぁー?
18時から祭りが始まるので、会場へ。
協賛金1000円支払って、木で作ってある出刃包丁型の入場券をもらいます。
会場は真上神社の境内。山門を潜って境内に入ると、既に祭りの準備は完了していました。
ここでお祓いをして・・・。
祭りが始まるまで、寒くて寒くて・・・。
やっと神事が始まりました。湯立神事という珍しいやつ。
本来、なまはげ行事は大みそかの夜に行われますが、これは観光客向けに行われるお祭りになります。
釜に湯を立てて、舞を踊ります。
山からなまはげを降ろす青年たちが来ました。入魂をした後、
神主からお面をもらいナマハゲになりまして、山に一度帰ります。
なまはげ太鼓なんかを挟み、山からなまはげが下りてきました。
松明を持ったなまはげが「ウォーッ ウォーッ」と、叫びながら境内へ乱入し境内を練り歩きます。
泣き叫ぶ子がいたり、境内は騒然かつ幻想的で、皆寒さを忘れて目が輝き迫力が伝わってきます。
境内乱入中。
人影でなまはげ見えません。松明だけが夜空に燃え上がってます。
なまはげもみくちゃです。
なまはげさんも寒いらしく、途中 お神酒を頂いたりしておりました。
かなりブレてます。
なまはげ、お山に帰るところです。
この後、献餅(けんぺい)や護摩餅配り・記念撮影会等、行事は続きましたが、
雪が雨の様に降りだし、もう寒くて限界!なまはげ館に戻り、熱燗呑んで皆が来るまで待機。
極寒でかなり辛い見物でしたけど、体を張って見学した「なまはげ祭り」は、一生の思い出となるでしょう。
とにかく寒い!特につま先。
ブーツの底にホカロン2つ入れてましたが、それでもつま先が痺れてきました。
「みちのく五大まつり」に行かれる方は、万全の防寒対策が必要です。