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いもりんのヒルズ的生活+貧乏昔話

教師から起業家へ。無一文の外国人夫との超ビンボーな暮しから脱出、奮闘の末つかんだ、ちょこリッチな生活をおバカ調で公開。

言語が100%完全ではない環境で暮らすと

2009年05月15日 07時57分32秒 | 糟糠の夫:season1(過去の話など)
私は「鈍感」で、昨今流行した「鈍感力」を持っている、と思ってた。

一方夫は、感受性が鋭く、傷つきやすく、複雑な家庭で育ったこともあり、情緒不安定なところもある。
私の容赦ない言葉で大喧嘩になって泣かれた日には、
「Fragile/Handle with Care 壊れもの/取扱注意」という札を書いて、顔に貼っ付けたこともある。

ところで外国人と長く暮らしていて、思わぬ副産物が生じた。
それは「人が何を考えているのか、言葉に出さずとも分かるようになった」という点。

英語という第二言語で会話をしていると、言語が完全ではないので、
相手の表情や会話のトーンなどで、意味を押しはかろうとする癖がついたからである。
だから日本人同士の会話で、例え初対面の相手でも、言わなくても分かることがよくある。

また別の、好都合な点。

例えば以前、夫の母と継父が3ヶ月弱滞在したことがあった。
(入国は観光目的なので、不法滞在ぎりぎりで帰ってくれた。ホッ)

その際、姑にイビられたが(向こうはそのつもり)、
自分に都合よく日本語に訳して、事なきを得た。(自分の英語力の足りなさに感謝してみたり)

私がもし日本人と結婚していたら、相手の言った一字一句を深く考え、重く受け止めていたに違いない。
(こんなに長く続いていないかも)
国際結婚は悪いことばかりではない。

庭で夫が育てた野菜(ハーブ)たち。

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