いもりんのヒルズ的生活+貧乏昔話

教師から起業家へ。無一文の外国人夫との超ビンボーな暮しから脱出、奮闘の末つかんだ、ちょこリッチな生活をおバカ調で公開。

留学生をやめて、プータローになる:後編

2008年10月29日 10時02分30秒 | 糟糠の夫:season1(過去の話など)
研究生としての期間が切れる前に、私は大学院の入試を勧めた。
院生になれば身分もあるし、研究室内での地位もあいまいな研究生よりいいだろうと。彼は勉強が好きだしね。

そんな私の厚意を無視し(すごい自分勝手な発想だったと今は反省)、彼は受験勉強を全くしなかった。
準備もせずにどう合格するつもりなんだと、イライラは募った。
私がこのまま一生、生活を支えていくのか?(別にいいけど)

そして、私の仕事のストレスが頂点に達した頃、彼に向かって、言ってはならないことを言った。
「留学生を辞めて、プータローになるの」と。
すると、烈火の如く、顔全体を赤鬼のようにして怒った。

※彼は落ち込むと、顔が青くなる。私は歩く「リトマス試験紙」と呼んでいる。

この一言は後々まで尾を引くことになり、今でもケンカの度に
「君は15年前、プータローと言って傷つけた」とわめかれることになるのだ。(彼は記憶力がいいので、激しく後悔・・・)

果たして、大学院には受かったのだったが・・・苦難は続く。いずれ書きます。

写真は脱ぎ捨てられた、シルクのガウン・・・じゃなくて、イモリが脱皮した皮。
あまりにキレイなので(・・・そうか?)。イモリサイズの手ぶくろ付きの商品です。

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