それでは、今日はこれで失礼します。
行ってきます。
お休みなさい。
また、明日。
「あー」
「うー」
低い声を出して、ゾンビ達が生徒に襲いかかる。
「うわ、こっち来んな」
「あっち、行って、ってあれ?」
ゾンビ達に襲いかかられて逃げようとする生徒達だったが、当たった筈の攻撃は、身体をすり抜けてしまった。
人体には全くの無害だった。
しいて難をあげるなら、映像によって混乱した者がどこかにぶつけたりして怪我をするくらいのものだった。
つまり、このゾンビ達も夕愛と同じ、ヴァーチャル・データだった。
知ってしまえば、怖くも何ともなかった。
生徒達はその状況を知ると、逆に面白がった。
続く。
「おいおい、どうなってんだよ、一体」
「何?何なの、これ」
「面白れー」
「うわぁ……」
授業を受けていた生徒達が騒ぎ出す。
無理もなかった。
見慣れた教室の風景が突然、廃墟の様な場面に変わったのだから。
そして、ビルの隙間から、ゾロゾロとゾンビが出てくる。
ゲームの中が実際の世界に映し出されているのだ。
それはネット上の移動なので、あっという間に着いた。
丁度、彼方達は授業でパソコンの勉強をしていた。
「うわっ、何だ?」
「どうかしましたか、彼方さん?……これは――」
突如、彼方のノートパソコンからやってもいないオンラインゲームが立ち上がった。
彼は真面目に授業を受けていたので、デスクトップ上には教材のソフトを立ち上げていたのだが、それが強制終了しての事だった。
ゲームの名前は【ゾンビ☆ゾンビ★ゾンビ】。
文字通り、ゾンビが出まくるというオンラインゲームだった。
モニターが光り出したかと思うと画面の外にゲームのタイトルが映し出される。
サブタイトルには【夕愛、殺す】の文字が。
明らかに何者かに書き換えられているのが見て取れた。
一方、彼方の生きている時代に到着した奈朝は――
「出会いは私のもの……出会いは私のもの……」
一日の予言通り、ウイルスに冒されていた。
夕愛に対して、良くない感情が次々に湧いてきて本当は争いたくないという気持ちとの狭間で彼女は苦しんだ。
奈朝の中のウイルスは力をつける媒体を探し回った。
各地を転々と探し、それを見つけ出した。
ウイルスが目をつけたのはオンラインゲームだった。
デジタルデータである奈朝毎、ネットの中に入り、次々とゲームを浸食して行った。
後から到着した未来の世界のワクチンが浸食を食い止めにかかったが、三つのゲームが間に合わず、浸食を許してしまった。
オンラインゲームの力を得たウイルス奈朝が夕愛の元に向かった。
「許さない夕愛……」
元々は同じ、一日だった、VRP同士の悲しい戦いが始まろうとしていた。
最近発表された事例によると孤独者の癒しの象徴たるVRPに対するウイルスを開発したという報告を受けていた。
正直、真は対岸の火事くらいにしか思っていなかった。
が、一日の夢を肯定するなら、タイムマシンの打ち上げの時、人工火星人の乗った、UFOが接触し、奈朝の入ったユニットにウイルスが侵入したという事になるのだ。
ウイルスは奈朝と共に、過去へと渡り、他のVRPに対して、敵対心を持つ様にプログラミングされているらしい。
幸い、過去の地球に対する効果はあまり大きいとは言えないウイルスらしいが、VRPにとってはかなりの脅威となりうるウイルスとなっている。
データを書き換えるという事はVRPがVRPで無くなるという事なのだから、彼女達にとっては死活問題となるのだ。
また、奈朝は彼方との出会いを司るVRPである。
その出会いは、夕愛に取られてしまった。
そのショックは彼女にとって大きなものでもある。
その心の隙間につけ込んで、ウイルスは浸食し、彼女に負の感情を抱かせるようになっているらしい。
真達はワクチンの開発を急ピッチで仕上げ、過去へと送った。
さて、それでは、今日も【よったろー屋本舗】三号店の【復活の森】の中の小説を【プレイバック】として、毎日更新の代わりに記事として載せさせていただきます。
【バーチャルリアルパートナーテイク2(プレイバック)】の15日目です。
5回更新という事でお願いします。
続きです。
度重なる外出などの影響で、番組が溜まりすぎていますので、それの消化も優先させたいと思っています。
という予定で考えています。
以上です。
続きです。
という訳で、こっそり制作は優先させて、作業はしますが、通常の制作は出来たなりになると思います。
とにかく、今日、帰って、スマホの練習をしてみて、上手く出来そうなら、その後、制作しますが、駄目なら他の日にもまた練習すると言うことになります。
続きます。
続きです。
次のターンから、【クエスト・ガイド~冒険案内人】の作業が終わり、【新説 パンドラ】と【プハンタシア・クアンティタース】の作業が始まるので、僕としては【読み切り小説】は25番目まで作るのがきりがよいのです。
という訳で、僕は今年中に25番目の【読み切り小説】のメモまで取りたいと思っています。
続きます。
続きです。
作業のローテーション的に考えると25番目まで作ると、【ファーブラ・フィクタ】は第002-13話(クアンスティータ・リステミュウム編)の終わりまで、【クエスト・ガイド~冒険案内人】の【クエスト・ガイド~冒険案内人】も【ホームページ更新】も全13話まで出来ると言う事になります。
続きます。
続きです。
【読み切り小説】の構想は28番目までありますが、26番目の【僕達のルーツ】、27番目の【全てはあのお方の笑顔のため】、28番目の【お助け天使 マスコットドール】の一太郎へのメモは来年で良いと考えていますので、何とかこっそり制作を増やして、メモを取ろうと考えています。
そのため、正規の制作が遅くなってしまいますが、【読み切り小説】を作りたいと言う欲求の方が勝っていますね。
続きます。
続きです。
頭の中では22番目の【まいなぁくらぶ】と23番目の【不思議倶楽部(ふしぎくらぶ)】のイメージは60数ページ分くらいはあるのです。
バイト先でやっている紙のメモでは既に24番目の【読み切り小説】の【七色のファム・ファタル】に入っています。
なので、後はその【七色のファム・ファタル】と25番目の【読み切り小説】の【ディスペア・モンスター】を一太郎にメモを取れれば今年のこっそり制作のメモノルマは達成すると考えています。
続きます。
続きです。
頭の中のイメージでは次の23番目の【読み切り小説】の【不思議倶楽部(ふしぎくらぶ)】もあるので、25日の日曜日と31日の土曜日、11月1日の日曜日がお休みなのでその早朝に起きて作業をして、これも60数ページ目までメモを取りたいと思っています。
と言いますのも、出来れば今年中に25番目の【読み切り小説】までメモを取りたいと思っているのです。
続きます。