それでは、今日はこれで失礼します。
お休みなさい。
また、明日。
「夕愛は確か、【夕方に告白を受けました】だったな。でも、君は僕に出会ってしまった」
「何を言っているんですか、彼方さん……」
「夕愛、そして、奈朝、これは交換だ。【出会い】は奈朝から夕愛に、【告白】は夕愛から奈朝に。これでおあいこだ。どうだ、文句あるか!」
「ない――無いよ、彼方。大好きだ、私も」
「ちょ、ちょっと、告白は私ですよ」
「だからだ、夕愛。告白は奈朝に譲ってくれ。それで痛み分けだ」
「そんなぁ、彼方さぁん」
「夕愛、お前の悔しい気持ちを奈朝もずっと感じてたんだ。それをウイルスにつけ込まれたんだ。だけど、もう大丈夫、夕愛、奈朝を癒してやってくれ」
「は、はい……」
彼方に促され、夕愛はレクイエムを奏でた。
奈朝の中のウイルスは浄化され、彼女の表情から棘が取れた。
続く。
「すぅ――」
彼方は息を大きく吸い込んだ。
そして――
「好きだぁ~奈朝ぁ~!」
大声で叫んだ。
「え?」
「な……」
戦っていた夕愛と奈朝は動きを止めた。
何が起きたのか理解出来なかったからだ。
「もう、朝だ。二人ともやめてくれ」
彼方は叫んだが、戦いに夢中の二人に声は届いてないようだった。
「許さない、許さない……」
「彼方さんのために負けられません」
「私の出会いを奪ったんだ、私の出会いを」
二人が戦いながら、しゃべっていた。
夕愛は彼方のためにと。
奈朝は出会いを奪われたという事をひたすらつぶやいていた。
(出会いを奪った?……そうか!)
改めて、奈朝の恨み節を聞いた彼方は思いついた。
そして、都合良く、今は朝。
奈朝の司る時間帯だ。
奈朝が次々と異形のモンスターを生み出し、けしかける。
夕愛は音珠の連鎖を作り出し、それに対抗していく。
ウイルスとワクチンの戦いが始まったのだ。
激闘は何時間にも及んだ。
勝負は互角――とはいかなかった。
力ではほぼ互角なのだが、それまでに連戦をこなしてきた。夕愛にはかなりの疲労がたまっていた。
このまま戦い続ければ、先にへばるのは夕愛なのは明白だった。
現に、段々、夕愛が押されて来ていた。
何とか、攻撃をかわしているが、それでもチクチクと小さなダメージが蓄積されているのが、わかる。
夕愛だけでは負ける。
それだけは確実だった。
夜通し戦いは続き、ついに朝になってしまった。
未来の真は夕愛が基点になると言っていた。
だから、夕愛を守らねば、彼女達に明日は無い。
だけど、今、夕愛を応援すれば、奈朝は激昂するだろう。
だから、表立って夕愛の応援は出来ない。
それに、奈朝にだって負けて欲しくない。
彼方は悲しい気持ちになった。
どちらが勝っても虚しい結果になるような戦いだからだ。
何とか良い落としどころを探さなくては――
そう思うのだが、何にも良いアイディアは思いつかなかった。
つくづく無力だという事を思い知らされる彼方だった。
そんな彼方の苦しみを余所に夕愛と奈朝の戦いは始まった。
さて、それでは、今日も【よったろー屋本舗】三号店の【復活の森】の中の小説を【プレイバック】として、毎日更新の代わりに記事として載せさせていただきます。
【バーチャルリアルパートナーテイク2(プレイバック)】の29日目です。
5回更新という事でお願いします。
今日の予定ですが、番組を見ます。
明日の予定ですが、午前中はバイト、午後は番組を見ます。
番組が溜まって居る状態が続いていますので、これを何とかしたいと思っています。
制作再開は来週の火曜日になる予定です。
その時は、【毎日更新】のストックを作る予定です。
続きです。
審査して貰えるのは基本的に出版するつもりのある人に限定されるので、僕の場合は無理だという事で断られたという話をしました。
それと、【集英社】さんからアンケートが来たので、今は漫画じゃなくて、小説に力を入れているので、漫画の原作なんかの賞があったら、応募しやすいと言うことなどを書いたという話をしましたね。
まぁ、漫画の賞のアンケートなので、採用される事は無い可能性の方が高いですけどね。
という様な話をしました。
ただいまです。
今日もよろしくお願いします。
こんにちは。
今日もやっぱりバイトでした。
いつも通りでしたね。
定位置でのお仕事でした。
今日の話題は昨日話した人達に【幻冬舎】さんに原稿を送る件が駄目になったという話をしましたね。
ただ、話が長引いて、昨日、話をした全員には言えませんでしたので、明日も言わなければならないですね。
続きます。