それでは、今日はこれで失礼します。
お休みなさい。
また、明日。
以上が、【ユメミテ ゆめみめ／るうざ外伝】になります。
今回は【午前７時の夢の世界】に居た頃の出来事を書いて見ました。
【夢見女】達のそれぞれの思惑などを【るうざ】の視点で描いてみましたがどうでしたでしょうか？
【ユメミテ ゆめみめ】のストーリーの追加エピソードという感じに仕上がっていると思います。
今回は比較的上手く行った様な気がします。
と言う訳で以上となりますね。
こういう更新は作業時間を食ってしまうので、今日がラストにさせていただきます。
続きです。
【るうざ】にとって【よりか】と【ひなも】は倒せなくても、【なほ】ならば倒せると言う確信があった。
だから、【るうざ】は【なほ】の城を攻めずに彼女を生かしていた。
全ては自分が勝ち残るために。
だが、最近、なんだこいつ？と思う奴がいた。
【ゆうさ】だ。
こいつも不気味だなと思うようになった。
そいつも含めて暴走機関車っぽい【なほ】に何とかして欲しい。
そう、願う【るうざ】なのだった。
以上です。
続きです。
【るうざ】はこの【なほ】にはある意味、期待している。
彼女なら【よりか】と【ひなも】を倒してくれるんじゃないかと。
【るうざ】が最後の１人になるには、【よりか】と【ひなも】の存在が邪魔だ。
だけど、彼女では２人は倒せない。
いくらやっても駄目だとどこかで諦めている。
だから、【なほ】に２人を倒してもらいたいと思っている。
他力本願だけど、【なほ】ならやってくれると期待している。
続きます。
続きです。
また、負けてしまった。
正直悔しい。
だけど、【なほ】に負けを認めたくないので、嘘をついたのだ。
【なほ】も【おっちゃん】の事を【おじん】と呼んで蔑んでいるのに、【おっちゃん】が来るって情報が入るといの一番で、【離れ小島】に来る。
嫌いだとか言っているけど、本当は好きなんじゃないか？と【るうざ】は思っている。
まぁ、素直じゃないのはお互い様ではあるが。
続きます。
続きです。
【なほ】は、
「また、私の勝ちね、【るうざ】。
一番乗りは私のものよ」
と言った。
【るうざ】は、
「別に。
一番なんて狙ってないし」
と言った。
強がりである。
本当は一番を狙っていた。
続きます。
続きです。
【るうざ】は、【離れ小島】に着いた。
そこには、【なほ】が待っていた。
【なほ】は何でも一番じゃないと気が済まない性格だ。
【るうざ】も【離れ小島】に着くのは一番を狙っているのだが、いつも彼女に先を越される。
続きます。
続きです。
この様に、【おっちゃん】の【ルール改正】は、【戦闘】に直結する場合も多く、有利に働くよりかは不利に働く方が多かった。
だから、【ルール改正】を苦手としていたのだった。
【おっちゃん】が【離れ小島】に来る以上、何らかの【話】か、【ルール改正】などがあるはずだ。
出来れば、【ルール改正】じゃなくて、楽しい情報であって欲しいと彼女は思うのだった。
続きます。
続きです。
だが、【おっちゃん】は、【対戦指名籤】を使って、【夢見女】全員に籤を引かせ、当たりが出た【夢見女】が【対戦相手】を【指名】すると、その場合、【指名】された【夢見女】は優先的に【指名】した【夢見女】と戦わなければならない。
【夢見女】同士は得手不得手の相手が居る。
【るうざ】も苦手とする【夢見女】が居て、その【夢見女】との戦闘を避けていたが、【対戦指名制度】を使われて、戦う事になり、【城】をいくつか失ったと言う苦い思い出があった。
続きます。
続きです。
【おっちゃん】もふるい落とすために、【ルール変更】を行っているのだから、それは仕方ない事なのだが、【ルール変更】がある度に【るうざ】は対応に追われる事になる。
今までの【ルール変更】で嫌だったのは、【対戦指名制度】だ。
【夢見女】同士は１対１が基本だったため、戦いたくない相手が居た場合、別の【敵】と交戦状態になった場合、その間は戦わなくて良いと言う【ルール】があった。
続きます。
続きです。
【るうざ】は、
「今日は何の話になるんかな？
また、変なルール改正があるかも知れへんな。
いややなぁ～」
とつぶやいた。
【おっちゃん】の【ルール変更】。
それがあると【夢見女】が脱落する可能性が増えるのだ。
続きます。
続きです。
それが【るうざ】には不思議でならないのだが、どこかで納得している自分も居た。
あの２人は最後まで残る。
そう、思っていた。
それが何故なのかは解らない。
他人の才能を認められる程、彼女はまだ成熟していないのだから。
だから、よくわからないと言う気持ちだった。
続きます。
続きです。
今は、【夢見女】の数も大分減った。
ほとんど、【なほ】が倒したのだが、【メインキャッスル】を落とされ、３０人以上居た【夢見女】達も今は、８名を残すのみだ。
【るうざ】と【まいる】と【はいそ】と【まけね】。
それに、【なほ】と【ゆうさ】と【ひなも】と【よりか】だ。
そう。
あの【よりか】と【ひなも】もまだ残って居るのだ。
続きます。
続きです。
そんな【るうざ】だったが、今日は、たまにある【おっちゃん】が離れ小島にやって来る日だ。
【玉虫色】の変な海にぽつんとある【小島】。
ハンモックはあるが後はほとんど何もない殺風景な【島】に【おっちゃん】は【夢見女】達に大事な事を話にやってくる。
最後の１人に残るため、【るうざ】は【おっちゃん】の話を聞き漏らさない様に毎回、彼が来る時は彼女も【小島】を訪れるのだ。
続きます。