それでは、今日もこれで失礼します。
行ってきます。
お休みなさい。
また、明日。
「そうかい。
それで良いと思うよ。
あたしは【ちえり】じゃない。
だから【ちえり】の真似は出来ない。
だけど、あたしはあたしなりに旦那のサポートをしていくよ。
それだけは誓える」
「これからよろしく」
「あぁ、そうだね。
よろしく」
と話した。
こうして、絆を少し深めたのだった。
【ふたば】との冒険は始まったばかり。
これからどうするかだ。
続く。
「感謝の言葉を言える内に言う。
そうする事にした。
言えなくなって後で後悔しないために」
「【ちえり】の事かい?
辛かったね」
「そうだね。
だけど、彼女達の死を無駄にはしない。
そのために前に進む。
そう決めたんだ」
「意地悪したって事かい?」
「違うよ。
優しく見守ってくれた。
それが僕にはわかる。
だから、ありがとう。
本当に助かった」
「な、なに言ってんのさ、急に」
「当たり前じゃないのさ。
あたしは旦那の護衛だよ」
「当たり前なんかじゃないよ。
君の意思だ。
君の意思が助けてくれている。
だから感謝している。
正直、【ちえり】さんが居なくなって不安だった。
絶望した。
だけど、そんな僕に発破かけてくれた。
優しくされたら駄目だった。
立ち直るためにはきついことをする必要があった。
それを君はしてくれた」
「うそうそ。
ホントに美味しい料理だからさ。
食べて見てよ。
疲れも取れるよ」
「――ありがとうね」
「何がさ?」
「僕を強くしてくれてるんだろ。
だからさ」
おはようございます。
朝早く失礼します。
ちょっと都立夢異世界部活学校の第18章の冒頭部分のもの凄い内容を倍の密度とんでもない内容に増やしていました。
第17章の終わりの部分と第18章の冒頭部分は似ているので、内容で明確に違う部分を出しましたね。
今日は1月31日ですので今日もあっさり更新となります。
明日からは、新27作目から新31作目の投稿小説はどんな作品にするかを考えて行きますのでよろしくお願いします。
それでは今日もよろしくお願いします。
最後に漫画家の芦原先生のご冥福をお祈りします。
セクシー田中さんのドラマは録画して見ていました。
原作の改変問題、辛かったと思います。
僕も納得の行く改変は認めますけど、自分の作品が自分の思っていない様に勝手に改変されるのは嫌です。
心中お察しします。
それでは、今日もこれで失礼します。
行ってきます。
お休みなさい。
また、明日。
「ホント?
そりゃ楽しみだ」
「空腹は最高の調味料ってね。
だから、どんなの作ったって喰えりゃ最高の料理ってわけさ」
「何だよ、それはっ」
続く。
だから、体力を回復させてからと思っていたが、【さくま】は休みもせず、続けて【剣】を引き抜いたのだ。
【さくま】は、
「もう、ぺこぺこだよ。
何かないかな?」
と言ってほほえんだ。
【ふたば】は思わずポッとなる。
そして、
「――あ~……はいはい。
お疲れ様。
ちょっと待っててねぇ。
今、絶品料理を作るからさ」
と言った。
が、食材を探している間に、
「ぬ、抜けた。
抜けたよ、【ふたば】さん。
抜けたよ」
と言って【さくま】は、【ふたば】を呼んだ。
【ふたば】は、
「ちょっ……
大丈夫?」
と言って駆け戻ってきた。
無茶はさせるが無理はさせない。
【さくま】ならやり遂げると。
それを信じて、【さくま】の特訓を見守った。
そして、見守り続けて約4日。
へとへとになりながらも【さくま】は岩を動かした。
後は本番。
まずは、体力をつけてからと思って、【ふたば】は食事を用意する事にした。
失敗すれば必ず手痛いしっぺ返しが来る。
その事を身をもって学ばなければならなかった。
今はその時期。
だから、【ふたば】は困難な選択をさせる。
心を鬼にして【鬼軍曹】を演じる事に決めていた。
今回の試練は序の口。
【ナマクーラ】の【剣】くらい簡単に抜ける様になってもらわないと行けない。
だから、アドバイスはするが決して手は貸さない。
【ふたば】が手を貸し、二人で【剣】を抜けば簡単に取得出来るのに、それをやらない。
自分で出来る事は自分でさせる。
それが【ふたば】なりの守り方だ。
【ふたば】は信じている。