つれづれ日記

チェリスト秋津のつれづれな日記です。

あれから一年が経ちました

2012年03月13日 09時00分00秒 | 戯言
先日の11日は、あの大震災からちょうど一年目の日でした。

不覚にも、その何日か前にそのことを自覚したことへの何というか、不甲斐なさのようなものさえ覚えたのでした。

家族には、「もっと早くに気が付いていたら、何かお寺でやれたのに。どうして何も考え付かなかったんだろう。」と、今からでも追悼のお勤めか演奏か、何人かに声をかけてみようかなあ?と思案をしているうちに、当日になってしましました。

その日はまた、親父が所用で出かけているのに、午前中はお参りのあと、お寺での法事があり、夕方はお通夜に出かけたような忙しい一日でしたが、昼食のあと僕は子守をしながら境内にいたとき、嫁が買い物先から電話をかけてきました。
「もうすぐその時刻になったら、一斉にスーパーで黙とうをすることが、政府からお達しがあったみたいよ!」との連絡が入りました。

お寺でも、原爆投下の日には、その時刻に鐘楼を打つわけだし、今日も打っていんじゃない? との提案に、何の躊躇もなく「そうだ! それしか今出来ることはないから」ということで、静かに?10回ほど鐘を打ちました。

行事でもないのにどうして鐘を打つのか?ということに対し説明をしたら、すぐに理解したのか、娘は手を合わせて黙とうしてくれました。

そのあとすぐ、嫁が帰ってきて開口一番。
「道路を走っている車が一斉にハザード出して止まっていたよ!」とのこと。

それを聞き、日本人もまだ捨てたもんじゃないなあ! と思えたのでした。

出来ることから、なんでもいいから行動をすこと。
これが、必要ですよね。

ではまた




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