先日、何とか無事にお庭コンサートが終わりました。
とにかく、今回は天気が一番の心配事でした。予報の時点で当日は雨のちくもりだったのです。そこで、予報どおり雨だった時のバージョンと、晴れ(雨以外)のお庭の中でのバージョンを考えました。
元来、僕はいわゆる「雨男」でしたが、昨年のNHKのBSの収録の時より、少しずつ汚名返上しつつありましたので、今回もその運が本物かどうか試されるようでもありました。
が、しかし、予報よりも雨が降り始めるのが遅く、夜半に降っているはずが、朝起きた時はまだ降りそうにもなく、ようやく降りだしたのが10時頃だったので、もう殆ど外での演奏は諦めていました。
ところが! 演奏を始めてしばらくした頃から雨も上がり、段々空が明るくなってきました。
皆さんにも相談してみましたが、自分が決めればいいことなんで、まず木の下に入り、松の木の幹を叩いて雨しずくが落ちてこないことを確かめてから、後半の演奏に入りました。
多少湿気が残ったものの、それまでが余りにも乾燥していたので、むしろ楽器の鳴りはしっとりといい感じでした。ときおり吹く風や鳥の鳴き声に包まれながら、演奏を続けました。
演奏曲目ですが、
バッハ 無伴奏組曲 第2番より「プレリュード」「アルマンド」「サラバンド」
ブリテン 無伴奏ソナタより 「ラメント」「セレナータ」
黛敏郎 「文楽」
休憩
コダーイ 無伴奏ソナタより 「第2楽章」
レーガー 無伴奏組曲より 第2番 「第1楽章」「第3楽章」
ちょっとNHKの収録ではやれなかった「こだわり」で構成しました。
西洋から東洋へ、また西洋へという流れを感じてみようという試みを、一緒に聴いて下さったわけですが、いかがでしょうか?
演奏中は、曲間で「あれ、これで終わりなの?」という感じの空気があったので、ちょっとどうかな?という心配もありましたが、あとで懇親会をした時には、僕の思いを汲み取って聴いて下さった方もおられましたので、まずは好しとすることにしますかね?
同業者のかたにも意見を頂けたら幸いです。
では
とにかく、今回は天気が一番の心配事でした。予報の時点で当日は雨のちくもりだったのです。そこで、予報どおり雨だった時のバージョンと、晴れ(雨以外)のお庭の中でのバージョンを考えました。
元来、僕はいわゆる「雨男」でしたが、昨年のNHKのBSの収録の時より、少しずつ汚名返上しつつありましたので、今回もその運が本物かどうか試されるようでもありました。
が、しかし、予報よりも雨が降り始めるのが遅く、夜半に降っているはずが、朝起きた時はまだ降りそうにもなく、ようやく降りだしたのが10時頃だったので、もう殆ど外での演奏は諦めていました。
ところが! 演奏を始めてしばらくした頃から雨も上がり、段々空が明るくなってきました。
皆さんにも相談してみましたが、自分が決めればいいことなんで、まず木の下に入り、松の木の幹を叩いて雨しずくが落ちてこないことを確かめてから、後半の演奏に入りました。
多少湿気が残ったものの、それまでが余りにも乾燥していたので、むしろ楽器の鳴りはしっとりといい感じでした。ときおり吹く風や鳥の鳴き声に包まれながら、演奏を続けました。
演奏曲目ですが、
バッハ 無伴奏組曲 第2番より「プレリュード」「アルマンド」「サラバンド」
ブリテン 無伴奏ソナタより 「ラメント」「セレナータ」
黛敏郎 「文楽」
休憩
コダーイ 無伴奏ソナタより 「第2楽章」
レーガー 無伴奏組曲より 第2番 「第1楽章」「第3楽章」
ちょっとNHKの収録ではやれなかった「こだわり」で構成しました。
西洋から東洋へ、また西洋へという流れを感じてみようという試みを、一緒に聴いて下さったわけですが、いかがでしょうか?
演奏中は、曲間で「あれ、これで終わりなの?」という感じの空気があったので、ちょっとどうかな?という心配もありましたが、あとで懇親会をした時には、僕の思いを汲み取って聴いて下さった方もおられましたので、まずは好しとすることにしますかね?
同業者のかたにも意見を頂けたら幸いです。
では
思わず溜息が出てしまいました
娘も「わぁ~凄いっ」と…
チェロとお庭の和の風景の
何とも言えない調和に、
先生の素敵な旋律の響きを
聴いてみたかったです
バッハとコダーイ、想像してみます
久しぶりに、所用で五日間家を離れていたもので、お返事が遅くなりごめんなさい。
さて、この度のお庭コンサート、お近くならご案内出来たかというと、実は広島の方も限定でご招待になりました。
会場が会場なだけに、限定20名様という申し訳ない事情がありました。
次は、複数回のコンサートにしたほうが良いかも知れないなあ?と、思っていますが、どうなりますやら・・・?
考えただけで身震いするプログラムです。さすがと言っては失礼ですが、誇りである僕の師匠!といったプログラムです。
西洋から東洋、そして西洋、それもチェロ一本での勝負にやはり身震いします。それに先生が選んだ曲の楽章が「さすが」だと思いました。
西洋、東洋もそうですが、過去、近代、現代、そして再び近代とすべてを網羅するプログラムは考えはしても、それをコンサートで実行する事が師匠ならではです。
いつも必ず先を歩いて頂いていて、そこを目指して歩いてるのに、差が開く一方です。ちょっと立ち止まって頂けたらと思っています。
久々のコメントありがとう。
こちら、このところ大した本番もないので、自分の企画するコンサートくらいは、せいぜいこだわりまくってます。
このコンサートが、ひろやすさんの言うほどのものだったのかはさておき、ロケーションを有意義に使わさせてもらえ、また天候も味方につけれるようになれたこと、数々の運に恵まれていた、いや、そうである自分の現在の置かれている環境に甘んじることなく、全てに感謝しつつ、あくなき自己への追求を続けていこうと思います。
あ、ちょっと固いくだりになってしまいましたね。
また、いつかゆっくり話が出来たらその時に!
では
素敵なコンサートで、演奏された曲目にしびれました。選択もそうですが、構成も練りに練られたものとお見受けしました。黛敏郎の「文楽」やレーガーの無伴奏組曲は、私にとって初めての曲でしたが、音楽の美しさもさることながら、チェロってこんな雰囲気を醸し出せるのかと感動しました。
後半のお庭での演奏は、正直驚きでした。昨年のNHKの収録を拝見しておりましたが、直接聴かせていただくと、映像で感じたイメージは全く異なり、楽器はもちろんですが、空気そのものが響いているような音で、胸がいっぱいになりました。前半の室内での音とのギャップで、秋津さんが「ぜひ庭で」とおっしゃられた言葉の意味がよく分かりました。お庭に面したL字型の建物の構造も演奏にはよいのかもしれませんね。
堪能させていただきました。また機会があれば、ぜひうかがわせてください。
お礼のコメントが遅くなり、ゴメンなさい。
あれから、もう一ヶ月が経ちますが、あの時、お庭にあまり花が咲いてなかったと、記憶されていると思います。
でも、本来はサツキが一杯の中演奏するつもりでしたのに、どういうわけか全然咲いていませんでした。あの2週間あとくらいが見頃になりました。
来年、また演奏すると思いますが、時期を上手く調整したいと思います。
それはさておき、細かくあの日の演奏の感想をいただき、感謝しております。
是非、今後の参考にさせていただきます。
では